<ホテルの部屋からの夜景>
先日の日経新聞に「遠出ダメならホカンスへ」という記事がありました。
「ホカンス」という言葉に釣られて読んでみると、こういうことです。
遠出ができない夏であっても思い出作りに、
近場のホテルで安全な範囲で、バカンス気分を味わおうということ。
ホテルとバカンスを組み合わせた「ホカンス」という造語です。
ホテル側もお客を呼び寄せるため、いろいろなプランをたて、思い出作りを手伝ってくれます。
新聞には「椿山荘」、「ザ・プリンスパークタワー東京」の特別プランが紹介されていました。
都内に住む母親である私と、隣の県に住む娘、1泊2日、二人でこのホカンスを楽しんできました。
緊急事態宣言が発令されるかなり前から予約していましたが、様子を見ながらのどうする?どうしよう?
一時はキャンセルも考えましたが、ステイホームに代わってステイホテル。
二人とも、2回のワクチン接種は終えています。だからと言って安心はできませんが。
夕食も朝食もルームサービス。夕食のルームサービスは娘からの私へのお誕生日プレゼント。
往復の電車以外は見事なほどのホテル籠り、籠宿です。こういうことは娘としかできません。
夫とは無理。とてもじっとしていられないお人ですから、彼は退屈するだけ。
このコロナ禍、どこへも出かけず朝から晩まで顔を突き合わせている夫とは、
もう話すことなど何もありません。夫はお留守番です。
正直、夫から、家事から、おさんどから解放されるのが最高の喜びでした。
地下鉄日本橋三越駅直結、マンダリンオリエンタルホテル!
このホテルの36階のお部屋に泊まりました。正面にスカイツリー絶景でした。
何から何まで娘が準備してくれてありがとう。
本来ならシーズン的に最も高い時期で私たち庶民の手の届かないい料金ですが、
ホテルもコロナ禍で苦労しているのでしょう。逆に通常料金より安い設定になっています。
こんな時でなければ泊まれない都心の高級ホテルです。ちょっぴり贅沢をしてきました。
少し後ろめたさはありますが、十分我慢してきました。これからも自粛を続けます。
お叱りを受けるのは重々承知。このあたりでちょっと息抜き、お許してくださいね。
<後1週間で75歳になる母と、後1ヶ月で50歳になる娘>