どうして私がこんなきつい山に登らなければならないの?と聞きたくなってしまった。
5月2日、連休の狭間の平日、お天気の予報もよく、久々に日本の山を歩こうということになりました。
実際はず~っと曇りで展望全くなしでしたが。
夫の選んだコースは北高尾山稜縦走路。高尾山という響きは私には易しい!でも甘かった。
本来の北高尾山稜縦走路は霊園前からスタート、富士見台~杉沢の頭~狐塚峠~堂所山~陣馬高原下バス停まで。
約20,8キロ、累積標高差1300m!
私に歩けるはずがなく、最初からかなりの短縮コースを選んだけれど、それでもきつかった~。
歩いたコースは摺差バス停~富士見台~杉沢の頭~板当山~狐塚峠~杉の丸~黒ドッケ~夕焼け小焼けふれあいの里。
休息を含めて5時間半のコースです。
歩き始めていきなり急登、それでも最初は”これぞ日本の山”と嬉しささえ覚える余裕がありましたが・・・・・。
次第にこれでもかこれでもいうほどの登っては下り、下っては登りのアップダウンに根を上げました。
そして翌日は筋肉痛!
夫が私をトレーニングだと言って連れ出したのにはちょっとした訳があります。
夏に迎える古希を前に60台最後の冒険をしようと、ある計画を立てています。
大したことではないのですが、私にとっては勇気ある決断です。今は秘密!
さて8時半に摺差バス停をスタート、JR中央線と中央高速架橋を潜り、登山口に。
グングン標高を上げて富士見台に到着(9時55分)。名前の如く富士山の絶景が仰ぎ見られるはずでしたがご覧のとおり。
心眼で秀麗富士が見えますでしょうか。
折角登ったのに、また下るの、いやいやまた登るの?こんな事の繰り返しです。
それでも時折射す陽に新緑が映え、心癒されます。日本の緑は海外の緑と少し違い、繊細で透明感があるような気がします。
杉沢の頭を10:18分に通り過ぎ、12:30分に杉の丸の到着。この間でカップラーメンの昼食を摂りました。
幾つかの小さなピークを過ぎるも、あまり明確な道標がなくどこがピークかよく分りません。
分岐点には標識があるので、道に迷うことはありません。
杉の丸から夕焼け小焼けの道コースの分岐まで15分、黒ドッゲで左に道をとると本来の北高尾山稜縦走コースの堂所山へ。
私たちは、そこから右の道へ。夕焼け小焼けのふれあいの里まで一気に下ります。
この山道はとてもよく整備され、スニーカーでも歩ける快適な道でした。
14:00 夕焼け小焼けふれあいの里に到着。
折しも「新緑祭り」をやっていて、子どもたちの賑やかな声が園内に響いていました。
山道で見かけたお花です。名前には全て?をつけました。自信ありません。
間違っていましたら、遠慮なく訂正を!
<稚児ゆり?>
<ノリウツギ?>
<~ウツギ?>
<八重のヤマブキ?>
連休も今日で終わり!山の遭難も多く 、それぞれに悲喜こもごものゴールデンウィーク。
私は29日のドイツ時代からのお友達3家族とのお食事会、2日の山以外は何処へも出かけず、
誰とも会わず、ブログを書いたり、写真を整理したり、衣替えをしたり、家の片づけをしたり・・・・。
孫息子はパパと山三昧、孫娘たちは部活に塾に友達とお出かけにと大忙し。
ジジババに出番はありません。寂しいような、ホッとしたような。
静かな、じみ~な連休でした(苦笑)。
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