夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

大飯食らいのカメラ用に電源BOX改良

2019-01-12 21:39:14 | Weblog
昨日HL-95の試し撮りでBP90ではとても電力がまかなえないことがわかったので前から使っている電源BOXを改良しました。
これはアルミのカメラケースに軽自動車用A19を入れてXLR4Pコネクタを取り付けたものです。
依頼されて高校のバスケットを業務用カメラで収録するために準備して重宝しました。コネクタはカメラとモニターと予備で3個付けてあります。昨日これを使ったとき、VFにバッテリーの電圧が表示されるんですが、フルチャージしたのに11Vでした。どこかでロスがあるようです。11Vでもカメラは問題なく動作しますがどうもすっきりしません。


今回の改良は内部配線のコードを一回り太くし、以前外付けで使った昇圧DC/DCコンバータを内臓させる2点です。コードは今まで0.75sqでしたが電圧降下を防ぐため1.25sqの並行コードを購入。必要な物はこれだけです。


悪戦苦闘の図です。作業は明日にしようかと思ったんですが始めたらそのまま最後までやっちゃえ。


DC/DCコンバータは昔秋月から取り寄せて作ったキットで直流を昇圧するという便利な物です。(今は廃番みたいです)


配線が終わったら電圧の調整です。コンバータの半固定抵抗をアジャストして15Vにしました。13Vでも14Vでもいいんですがこんなところが妥当でしょう。


調整が済んだのでケースに入れます。


それを電源BOXに収納。


3個のコネクタのうちコンバータ経由の15Vはひとつだけです。とりあえず丸いシールを貼っておきました。これは後で何かもっともらしく表示しましょう。


出来上がりました。


夜が更けてきたのでベーカム一体のHL-95を繋いでのテストは明日にします。
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