夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

HL-79E 再生計画 ちょっと一休みして

2019-01-21 15:44:20 | Weblog
部品取りの79から中身を取り出して本題のジャンク79Eを移植する予定で昨日作業を始めて残りはメイン基板及びワイヤーハーネスとそこに付随するスイッチ、コネクタも取り出して全部空っぽにするつもりでしたが、ここで考えました。
ジャンクの79はスイッチやコネクタもくたびれています。外装だけを使う予定の方はそのあたりがしっかりしているんです。これ以上バラすよりこの状態をベースにして移植したほうがいいかも。
問題は両機の中身が全く同じなのかどうかです。前に2台目を組み上げたときはスイッチを入れたらPOWERユニットから煙が上がってダメにしました。原因は不明ですが当時は製造期によって設計変更で回路が違うのだろうと結論を出しましたがそれがトラウマになっていてユニットの組み換えは怖くてできません。
今回、中身を全部移植しようというのはケースが変わるだけなら問題はなかろうと思ったのですが、なんとか手抜きをしたくなりました。そのためにはメイン基板とそれに付属する部品関係の回路が同じかどうか確かめる必要があります。私は幸い正規のHL-79E INSTRUCTION MANUALを持っていてその中には詳しい回路図も入っています。ドンガラにしようとしていた方は当面これ以上分解するのはストップです。

でもここで作業自体を休む気にはなれないので移植先の79を分解中に気が付いた塗装の剥げをタッチアップしました。
このカメラは外装の程度が最高ですが、角は何箇所か塗装が剥げています。










乗りかかった舟です。この79Eは新品同様に再生しましょう。ここで缶スプレーの出番です。ホームセンターで缶入りの小さいのを探したのですがほんの少量あれば足りるので使い残りの安物のアクリルラッカースプレーを使いました。


これをキャップの中に少量吹き付けて綿棒に付けて、車のタッチアップのやり方で剥げたところにチョンチョンと塗料を置いていきます。


こんな具合に。決して塗ってはいけません。元が梨地みたいな塗装なので綿棒だと小さな凸凹になってもっともらしくなります。綿棒はセリアのメイク用で、これは片側が尖った形状なのでカメラいじりには何かと便利です。ついでに自分の眉毛もチョンチョンと、やりませんよ。


角は置くときや運搬でどうしてもこうなります。


どうですか、一見わからない程度に仕上がりました。ちょっと艶がありすぎるけど、いいか。ついでにグリップハンドルもやりました。


工程を写真に撮りながらついでにアワーメーターもそれぞれ記録。左は部品を外した79E、右は再生する79E。左のアワーメーターは振り切っているのか全く上がっていないのか判断できません。右は水銀が途切れていますがそれを見込んで2500hです。まだまだ使えそう、かな。


では、これから分厚いINSTRUCTION MANUALをつまみにして晩酌です。
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