冒険遊び場(プレーパーク)『たごっこパーク』

心が折れるより、骨が折れるほうがましだ。富士山麓の麓、田子浦港近くの公園と川ではちゃめちゃに遊ぶ子どもたちの日常。

【通算 1236回目 2024年12月29日(日) 『プレーリーダーを募集しない理由』】

2024年12月29日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和6年度
 
 
常設的に運営している冒険遊び場・プレーパークには、プレーリーダーと呼ばれる大人がいることが多いです。
なので、講演会などで「プレーリーダーは何人いますか?」と聞かれたりします。
「0人ですし、募集もしていません」とお答えしています。
その理由をこんな風にお伝えしています。
小学生の時から来ていて、今は若者になっているようなかつての常連がプレーリーダーのような役割をしてくれるからです、と。
小学3年生から来ている若者は、創作焚き火料理をしてくれて、現役小学生たちは興味津々。
小学4年生から来ている若者は、落ち葉プールをせっせと作ってくれて、幼児たちは大はしゃぎ。
きっと、料理を食べた子たちも若者になったら、作って振る舞う側になることでしょう。
落ち葉プールに大はしゃぎをした子たちは、小学校高学年になる頃には、整える側になることでしょう。
 
幼児10人 小学生12人 青年8人  子ども30人 大人17人 合計47人
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【通算 1235回目 2024年12月28日(土) 『発達凸凹あるある』】

2024年12月28日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和6年度
 
発達凸凹くんが自転車でやってきましたが、なぜ、これで走ってきたというほどのパンク。
パンク修理の腕があるみっきぃが直してあげようと、タイヤを外してチューブを取り出す。
手伝いをしてくれている二人はどちらも当の発達デコボコくんではなく、お友だち。
発達デコボコくんはというと、作業が始まった頃にはドッジボールを始めていました。
そのあと、パンク箇所がわかり、修復を始めたときも、友だち二人は興味津々、みっきぃの作業を手伝いながら見守る。
発達デコボコくんはというと、「たっちゃん、ジュースとカップラーメンって、もう買える?」
みっきぃもお友だち二人もそんな発達凸凹くんをよーーーくわかっているので、「ねぇねぇ、凸凹くんの自転車を直してるんだよ」なんて、咎めたりしない。
よき大人、よき友だちにめぐり逢い、発達凸凹くんは発達凸凹のままで生き生きと遊び過ごしていられるのですね。
 
幼児9人 小学生15人 中学生1人 青年5人  子ども30人 大人13人 合計43人
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【通算 1234回目 2024年12月27日(金) 『20年前も今も』】

2024年12月27日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和6年度
 
 
2004年12月26日に始まった「たごっこパーク」は、20周年を迎え、なんと通算1234回。
そんな「たごっこパーク」に第1回から遊びに来続けてくれているサーモンオオシャケキスタンチン(だったかなぁ?)が登場。
別に何の20周年記念イベントもやらない「たごっこパーク」。
そのことの意味を再確認させてくれる怪人登場でした。
 
幼児6人 小学生7人 高校生3人 青年5人  子ども21人 大人9人 合計30人
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【通算 1231回目 2024年12月1日(日) 『うちの子、幼児なんですけど、遊べますか?』】

2024年12月01日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和6年度
 
 
よくお問い合わせをいただくのが……
「うちの子、まだ2歳と5歳なんですけど、遊べますか?」
といったもの。
このお問い合わせを寄せてくださるママは、
「遊びイベントがありますか?」
「歌のおねえさんや運動のおにいさんがいたりしますか?」
という意味合いで聞いてらっしゃるんだなと感じます。
遊びイベントはありません。そうしたおねえさん・おにいさんもいません。
そもそも、遊びイベントというよりは、「遊ばせイベント」だと思っていますが。
牛乳パックリサイクル工作とか光る泥団子づくりとか宝探しとか、大人企画・大人運営な遊びイベントは、子どもから主体性を奪うのと引き換えに、でも、笑顔を作らせるから、ママも満足する「遊ばせイベント」。
歌のおねえさんや運動のおにいさんも同じ意味合いで、大人主導で子どもを楽しませているだけ。
「うちの子、まだ2歳と5歳なんですけど、遊べますか?」
その問いにはこうお返事をしています。
「イベントとかないですし、子どもの遊び相手をする大人もいませんけど、幼児ならほっとけば遊びますよ」
たごっこパークの公園は、残念ながら大自然の真っただ中というところではありませんが、それでも、木々があり、草が生え、土があり。
そこに落ち葉があったり、枯れ枝があったり、虫がいたり、どんぐりが落ちていたり、雨水が溜まったり…。
そうした環境の中で幼児たちは、大きな丸太をゴロゴロ転がし続けて遊んでいたり、落ち葉の中に潜り込んで遊んでいたり。
あぁ、こういうのが本来の遊びなんだなと親御さんが思えたら、そして、それを見守れたら、幼児は飽きることなく遊んでいると思います。
もし、こんな風に遊んでいる子どもたちがたくさんいる場に連れてきても、遊び出さないとするなら、若干数歳にして、感が動くスイッチがかオフにされてしまっているのかもしれません。
子どもたちの感動スイッチを入れに、冒険遊び場たごっこパークへお越しください。
ちなみに、冒険遊び場は全国各地に約500箇所ありますよ。
 
幼児10人 小学生10人 中学生2人 青年8人  子ども30人 大人15人 合計45人
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