勤勉性。
社会の中で生き生きと生きていくために必要なもの。
そして、この学童期に獲得したいもの。
大人たちは、そんな勤勉性が宿題をちゃんとやれば、掃除をちゃんとやれば、言いつけをちゃんとこなせば、身に付くと勘違いしている。
勤勉性は、自分で課題設定をして、それに向けて努力したり、工夫したり、試行錯誤しながら取り組むことで培われる。
しかもそれが、他者のためになることであれば、なおさらだ。
そんなことが最も可能になる場所は、学校でも塾・習い事でもなく、遊び場だ。
みんなも入って楽しむドラム缶風呂をせっせと沸かす男の子。
こんなことの積み重ねでこそ、勤勉性が培われるということに大人たちは気づいてほしい。
遊び場を奪っておいて、最近の若者はすぐに離職するって批判するのは、お門違いってことですぜ。
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幼児5人 小学生11人 中学生1人 高校生3人 青年4人
子ども24人 大人11人 計35人