敬愛する児童精神科医・佐々木正美先生の教えより。
「子どもの頃に十分に勉強したとはいえなくても、健全な社会人になって、立派に人生を全うしたと言える人は、数限りなくいます。
しかし子ども時代に、友だちと十分に遊ぶ経験をもたないまま大人になってしまって、健全な社会人になることができず、ひきこもりのようになって苦しんでいる人は、非常に多くいます。
これまでに診療や相談で、そういう人やそのご家族にどれほど出合ってきたのかは、とても一言では言い表せません。
そして私は、そういう人たちに出会うたび、ゆっくりと時間を掛けた話合いのなかで、子ども時代の「友だち」との「遊び」が不足していた事実を、教えられてきました。
私たち人間は、日々、人と交わりながら生きることを運命づけれた存在です。
子どもたちは、まず家族、そして友だちや先生たちと、家庭、地域、学校などで、豊かな交流を繰り返して生きていくことが大切です。
そのために、周囲の大人たちは熱心に、かつ本気で考えることが、今日のわが国では求められているのです。」
幼児8人 小学生11人 中学生3人 青年9人 子ども31人 大人15人 計46人
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