2004年からの「ゆめ・まち・ねっと」の活動が詰まった書籍を出版しました。
「子どもたちへのまなざし 心情を想像し合い 積み重ねてきた日常 切れ目のない関係性」
生きづらさを抱えた子どもたちとの出会いと重ねてきた何気ない日常。
この本ではそんな子どもたちと共にしてきた日々を中心に綴りました。
生きづらさを抱えた子ども・若者の声や思いを代弁したいという思いを文字にしてみました。
教育や保育、あるいは児童福祉、若者支援に携わる大人やそうした職業を志す学生に届くといいなと思います。
愛妻・みっきぃを相棒にしての二人三脚の日々は、まさに運動会種目のように躓いたり、転んだり、立ち止まったり。
こんな二人三脚の実践だからこそ、居場所づくりをされている方や遊び場づくりに取り組もうとされている方、こども食堂を立ち上げようとされている方などに参考にしていただけるのではないかと思っています。
高名な児童精神科医・田中康雄先生が表紙帯文を寄せてくださいました。
ここにあるのは幻想でなく希望である
ここには生まれてきてよかったという思いと、この子らに出会えてよかったという、双方の思いがあふれている。
必要な関わりはとことん続けながら、余計なことは決してしない。
来る者は護り続け、去る者を責めることはしない。
そして再会を信じ続ける。
関わり続けることで生まれる真のお互い様の関係性を、支援とは呼ばせない。
――田中康雄(児童精神科医)
【目次】
第1章 今の子どもたちに何が必要なのか
第2章 NPO 法人ゆめ・まち・ねっと
第3章 積み重ねてきた子どもたちとの日常
第4章 二人三脚での歩み
第5章 子どもたちと関わるあなたへ そして僕へ