心が尾を引いている。父の七七日で皆さんが集まってくださり法要も滞りなく終了しました。今日は旧暦の9月1日・・・この新月の闇の中に、はてしなく高く、父の魂が遠ざかると思うと、また涙があふれてくる。
何といっても発見が遅すぎたのだ・・・もう手遅れだったんだ。あとせめて一月早かったらNK細胞療法は効いたに違いない。それほど点滴の次の日は調子がよかった。その顔が忘れられない。そして何回も言っていた。「これが(点滴)一週間に2回打てるようにならんか?」そうだね そう出来たらよかったね。「ほんとやね でも普通は2週間に一回なんやと。それを縮めて1週間に一回にしてもらっとるんやよ。」「そおかぁ・・・・」あきらめが心をかけめぐり、また絶望の淵に一歩近づいたであろう・・・ごめんね。私もいろいろ悔やむことばかり浮かんでくる。他に治療はなかったのか。病院でもあれだけ不調を訴えていたのに、父は本当に無念であっただろう。
この日まではよく泣いた・・・。でも思い直して気持ちを強くと心がけている。今よりさらに前向きに生きるため。逃避するには十分すぎる忙しさだが、自分は自分で作るものということを言い聞かせている。涙ともさよならしなければいけない。