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Genius
早いもので 昨年Vol.1が発売されて以来、ほぼ毎月1枚というハイペースですでに Vol.7に到達。発売開始当時からある程度の音源が確保されているだろうとは思っていたが、何とオープンリールで20個分、約600曲といから驚きだ。
何しろVol.7でまだ1978年度の制作作品を公開している状況なのだから。
Vol.1ではとにかく十代のタケのボイス、しっかりとした録音状態でお兄さんのサポートがあったからこそあそこまでの形のものが残せたのだと思う、タケのご一家って小さい頃から音楽と自然と接する環境にあったからこそ、ひとつの才能がその時代にこの世に育ったのだろう。
それにしてもタケの曲は心に余韻を残すものが少なくない。CDを聴いたあと、自然と
曲のフレーズが頭の中で何回も演奏を奏でる。そのフレーズが心地よく体全体に響き渡り、ふと気がつくと口ずさみそうになる自分に気がつく。
VoL.1 では Genius.
I am Genius….から始まるフレーズが心に響きわたる、歌詞は吟味したわけではないが、
天才の悩み、嘆きのような気持ちがヒシヒシと心に伝わってくる。
このホームレコーデイングデモシリーズを通じて数々の名曲が世に出てくることなく、わすれさられようとしてたなんて信じられないことであるが、またそれが現実でもあった。
そんなタケの心の葛藤も同時にこの曲にその想いを自然と入れてしまいそうだ。
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