中国は10月1日から国慶節で大型連休中
「そうです実は雨の中の日比谷野外コンサートに行ってきました」
と言いたいところだが
まだ家内が8月にこちらに来たばかりだし、
自分一人だけ東京に飛ぶなんてしたりしたら
大ひんしゅくを買うのは目にみえているので、
5月2日から4日間、敦煌への旅に行って参りました。
そうですいよいよシルクロードへの足を踏み込みました。
また、ちょうど家内の誕生日もこの旅行期間中だったので
いい誕生日プレゼントにもなりました。
敦煌行きの飛行機の中であることを発見
機内で何気なく天井を眺めていると
ハエが一匹おとなしく留まっている。
機内の気圧が低いためだろうか、ほとんど動かない
西安の空港から我々と一緒に乗り込んでこたのだろうか?
それとも別のルートから?
そして我々と一緒に敦煌で降りて
空港の外に飛び出して行くのだろうか?
これってすごいジャニーだね。
ハエ自身は全く何もわかってないのだけれど
ハエになれれば本当世界1周も
夢ではなくなるかもしれないネ。
敦煌に着くと飛行機は広場のど真ん中、
タラップもなし、ターミナルビルの
小さな建物まで歩いていかなければならない、
きっとあの一匹のハエも
この空間に飛び出して行ったことだろう。
空港の遥かかなたには砂漠の岩山や、砂山が見える
この風景って昔どこかでみたような記憶、
そうかアリゾナの景色に似ているんだ、
同じような気候だからね、
それにしても風景が中国らしくなく
それが嬉しい。
天気は快晴、
空気が乾燥しているから日陰では肌寒い、
動いていても暑いのか、寒いのか
良くわからない状態のまま、まずはホテルへ移動。
あんなに人が多い中国なのに、人影が通りにほとんどない、
夕刻には人が出てきますよとのガイドさんの説明だったが、
街も小奇麗にしてあり
西安と全く雰囲気が違う。ヨシヨシ
ホテルでしばらく休息後、
街の郊外にある鳴沙山と月牙泉へ。
ここで砂山の鳴沙山にのぼり
山頂から月牙泉を見下ろすと砂山に囲まれた
全景が見えてきて
ガイドブックの写真で見た風景と画像が重なってきた。
やはり実物は迫力があっていいね。
砂の山には折りたたみはしごが伸ばして敷いてあり
わりと登りやすかったのだが、
となりで奥さんはかなり疲れた様子で
ゼイゼイ言っている。
「脱水症状になりそうやわ」
と大げさなことをぼやきながら
しっかり時間を稼いでいる。
そのあと山の峯をしばらく歩き
今度は何にもないところを砂下り、
スキーのようなスケートのような
下手すると足が砂の中に埋もってしまいそうになるが
ふうわり砂の上に浮いている感覚が心地よい、
その辺は工夫しながら
急勾配でもそんなに恐怖感もなく
下につくと靴の中にはこれでもかというくらいに
砂でパンパンだ、砂の圧力で足が痛い程なので
靴を脱ぎ、砂を出す、これがまた難しい。(笑)
童心に戻って楽しめました。
ゴダイゴの音楽を聴く間もなく
ゴダイゴのことも頭から
消えてしまったひとときでした。
ただそのあと月牙泉に向かう時にはImage of mysteryを
一人口ずさみながら悦に入っていたけどね。
そして最後に躊躇したあげく「らくだ」に乗ってみることに、
さすがに乗ってみるとキャラバンサライでも
聴きたい気分でしたが
手を離すと危険とのことから、
手すりにしがみつく状態に、
股を変な角度でひろげた格好でまたがってたので
短い距離でしたが結構疲れました。
ホテルに戻り、夕食をとりに夜の敦煌の街へ
日本では大阪ビルボードが昨日から始まっている、
そろそろセットリストがわかるかも。
ホテルに戻ってきたらチェックしよう。
続く
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