幽玄洞ブログ

岩手県一関市東山町からローカルな情報を発信していきます。

「岩手の地学」第41号に鱗木の報告ー七田清氏ー

2011年06月29日 | 化石

岩手地学教育研究会会員の七田清氏は今月、「岩手の地学」第41号に日本最古の植物化石「鱗木(リンボク)」を報告し、掲載されました。
七田氏は鱗木を数十点所蔵していますが、そのうちの十点は幽玄洞の展示館にて展示中です。

Kakudairinboku

Sititakaseki
展示中の化石の一つに凸形で長さ70センチ、右半分がポツポツしているものがありますが、七田氏はこの化石の解明を望んでいます。
報告書の中で、木村達明博士(東京芸術大学名誉教授)が鱗木の表面内部(サイクロスチグマ)をポツポツとした鳥肌のように図で表していることを紹介し、この類似した鱗木を報告しました。
研究している人が少ないといわれる鱗木。
ぜひこの珍しい化石をご覧ください!

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