夕螺の一言日記

毎日心に浮かんだことなどを書いてみたいと思います。。。(2014年3月13日開設)

2017年 6月13日(火)「経済学が無視をする貨幣の回転(3)」

2017年06月13日 16時32分52秒 | 「政治・経済」
経済学が虫をする貨幣の回転(2)の続きのようなものです。
ロイターに企業の利益剰余金390兆円、経済の停滞要因にという記事があった。企業利益の拡大は一つの経済の状態を示す。それは表面だけを見れば経済の好転を現すが、実は根っこは枯れていることがある。企業は貨幣を資本に転嫁しなければ企業は窒息状態に陥るのである。400兆円もの貨幣が滞留し、それは金融商品に流れているのでしょうが、企業利益が本業よりも金融商品での利益割合を増加させる。
貨幣が資本に転嫁されねばならないのだが、この資本とは何か?不変資本と可変資本である。設備投資の増加と雇用や賃上げによる労働者への賃金である。現在の日本企業の状態を見ると、設備投資も賃上げも微々たるものである。そしてこのことが日本経済を好循環に向かわすことができない要因であることは政府も認めるところである。ここから政府日銀も経済の好循環に対してずっと『道半ば』という言葉でごまかしている。ロイター記事の表題にあるように企業の利益余剰金が「経済の停滞要因」なのである。
これまで何回となくこのブログでデフレ不況からの脱却は貨幣量ではなくて貨幣の回転速度を上げることであると書いてきた。このことが今回のロイター記事での分析と一致をした。
日銀は量的緩和を捨てていない。政府は税金を公共事業にまわそうとしている。国家財政はさらに厳しさを増して日銀の信用悪貨まで言われはじめている。政府日銀は共倒れである。
政府も企業もこれまで生産性向上を労働者からの搾取増に考えていた。日本の賃上げ状態や雇用(非正規や女性高齢者労働力)は失われた20年から出口が見えない状態になっている。
経済学は貨幣の回転を無視をしてはならない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

じゆうななもじ君句集 2017年夏

2017年06月13日 14時23分49秒 | 「じゆうななもじ君 句集」
       2017年 夏

         遠雷の聞こえし宵はベランダに      
         新緑の薄き影落ち風走る
         ベランダの花は少なし浅き夏
         梅雨空や雀水浴び草茂る    
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

gooお題「梅雨で嫌なことは?」

2017年06月13日 12時41分55秒 | 「思うこと」
梅雨の嫌いなところはと問われれば多くの人が雨と答えるでしょう。
日本は四季があった夏と冬との温度差も40度ほどある。雨季があって乾季もある程度ある。
大雪が降って台風が来て最近ではゲリラ雷雨や竜巻まで頻繁に起きる。
四季それぞれに嫌なところがありますね。
その中で夏の嫌なところは湿度の高さと梅雨の雨。。。。
でも、いやなところでもある高湿度や雨も、時々涼しい夜風を心地よく感じるも高湿度の蒸し暑さあってのこと。梅雨の雨もアジサイにしっとりと降る雨のように緑や花の美しさを引き立たせます。
四季があることによることで嫌だと思うことがあるのですが、その嫌なところがあるからこそ楽しい気持ちや癒しもである。そして俳句などを通して詩的にもなる。
大体から人の一生自体がそうは楽しいことばかりが続くわけではなくて、嫌だとか苦しいとか感じながらもその中の一瞬に楽しみや喜びを感じるものです。
自然災害となれば死んだり財産を失ったりするわけですから悲しいですね。。。。しかし人は時間の流れに乗らざるを得なく、笑い顔も取り戻す。時間の流れには四季がある。。。。。その中に笑顔も取り戻す。
東京も、昨日梅雨入りのようでした。どんよりした曇り空と小雨。花の手入れをしながら空を眺めました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする