最終の選挙結果(NHK)が出ました。
自民 284 改選前 284 ± 0(-1)
希望 50 57 - 7
公明 29 34 - 5
維新 11 14 - 3
立憲 55 15 +40
共産 12 21 - 9
社民 2 2 ± 0
無所属 22 38 -16
(以上上記リンクサイトより引用)
自民党
一部報道では300議席を得るともいわれていましたが結果はプラスマイナス0でした。とはいっても1議席は立憲民主党の比例名簿が足りない中で自民党に行った議席ですから1議席減という事に【上の1議席減というカッコ内】。安倍内閣は旧民主党内閣が立ち往生した後に消去法として生まれた政府でした。今回も民進党の立ち往生と分裂によって生き返った内閣と言えるでしょう。希望の党とは保守内の内部闘争の感がありましたが、やはり希望の党の自滅によって生き残りました。
そして希望の党の改憲勢力という強い味方を得ました。
希望の党
都議選の夢をもう一度という中で自民党に対する保守内の闘争が仕掛けられました。しかし自民党に代わる政権という割にはその政策は改憲を含めて政策的な違いがなく、違いは禁煙と花粉症対策というブラックユーモアも出るぐらいでした。民進党との合同と思いきや踏み絵を踏ませて選別をすることにも。結局は国民の中に自民党の補完勢力というイメージを作り上げてしまいました。戦術的には驕りが出て自滅をしました。
とはいえ自民党の補完勢力として50議席を残して与党第2党になったのですから成功と言ってもよいのかもしれません。そして民進党内の保守色の強い議員を民進党から切り離せました。
公明党
公明党の5議席減は深刻なのではないでしょうか?自民党との議席配分がうまくいかなかった?そして公明党の自民党との距離感が縮まりすぎたための批判か?希望の党が与党となった時には微妙な位置づけとなります。改憲が最後の対自民党からの踏み絵となるでしょう。
こう選挙結果を見ると、都議選において都民ファーストが大勝利した時の感想をついいたかブログに、反自民という形をとるが、都民ファーストの選挙のやり方を見ると小泉政権時の自民党をぶっ壊すという戦術に酷似していると書きました。そして国政においては与党でしょうとも。すると与党勢力は大きな勢力となったという事です。そこに日本維新が入ります。
立憲民主党が改選時より議席を大きく伸ばしたとはいえ、共産党が減りました。野党勢力はさらに小さくなってしまった。
しかし民進党が分裂した弱さとしては党内に自民党寄りの議員がたくさんいたという事ですから、その議員が希望の党にまとまり、立憲民主党や無所属にリベラル層多く残ったことは大きな力になりますし、この結果に大きくかかわったのは共産党で4野党共闘はどうにか生き残ることになるでしょう。
もちろん希望の党もある程度自民党と距離を置く必要性が出るでしょう。そうしないと旧民進党議員の反発は高まります。公明党もいつまで自民党の補完勢力として生き残れるかが選挙の結果に出ています。改憲については最後の踏み絵です。
昨夜「現実は現実」でも書きましたが、国民生活は今後ますます加速度をつけて疲弊していくでしょう。
野党4党と無所属そして希望の党内のリベラル層、社民党が市民とどう密接に結び付くかです。
これが国民生活の安定にもつながりますし、反改憲にも力となるでしょう。
(追記 ツイッターから)
消去法で自民党政権が続く中、自民党に代わる受け皿というものが必ず出てくる。もしかしたら、自民党に代わる受け皿は与党から出ることもあり得ます。現在の政権がどうにもならなくなった時です。それはすでに内閣支持率に出ている。それには野党共闘の構成が強くならねばならない。
自民 284 改選前 284 ± 0(-1)
希望 50 57 - 7
公明 29 34 - 5
維新 11 14 - 3
立憲 55 15 +40
共産 12 21 - 9
社民 2 2 ± 0
無所属 22 38 -16
(以上上記リンクサイトより引用)
自民党
一部報道では300議席を得るともいわれていましたが結果はプラスマイナス0でした。とはいっても1議席は立憲民主党の比例名簿が足りない中で自民党に行った議席ですから1議席減という事に【上の1議席減というカッコ内】。安倍内閣は旧民主党内閣が立ち往生した後に消去法として生まれた政府でした。今回も民進党の立ち往生と分裂によって生き返った内閣と言えるでしょう。希望の党とは保守内の内部闘争の感がありましたが、やはり希望の党の自滅によって生き残りました。
そして希望の党の改憲勢力という強い味方を得ました。
希望の党
都議選の夢をもう一度という中で自民党に対する保守内の闘争が仕掛けられました。しかし自民党に代わる政権という割にはその政策は改憲を含めて政策的な違いがなく、違いは禁煙と花粉症対策というブラックユーモアも出るぐらいでした。民進党との合同と思いきや踏み絵を踏ませて選別をすることにも。結局は国民の中に自民党の補完勢力というイメージを作り上げてしまいました。戦術的には驕りが出て自滅をしました。
とはいえ自民党の補完勢力として50議席を残して与党第2党になったのですから成功と言ってもよいのかもしれません。そして民進党内の保守色の強い議員を民進党から切り離せました。
公明党
公明党の5議席減は深刻なのではないでしょうか?自民党との議席配分がうまくいかなかった?そして公明党の自民党との距離感が縮まりすぎたための批判か?希望の党が与党となった時には微妙な位置づけとなります。改憲が最後の対自民党からの踏み絵となるでしょう。
こう選挙結果を見ると、都議選において都民ファーストが大勝利した時の感想をついいたかブログに、反自民という形をとるが、都民ファーストの選挙のやり方を見ると小泉政権時の自民党をぶっ壊すという戦術に酷似していると書きました。そして国政においては与党でしょうとも。すると与党勢力は大きな勢力となったという事です。そこに日本維新が入ります。
立憲民主党が改選時より議席を大きく伸ばしたとはいえ、共産党が減りました。野党勢力はさらに小さくなってしまった。
しかし民進党が分裂した弱さとしては党内に自民党寄りの議員がたくさんいたという事ですから、その議員が希望の党にまとまり、立憲民主党や無所属にリベラル層多く残ったことは大きな力になりますし、この結果に大きくかかわったのは共産党で4野党共闘はどうにか生き残ることになるでしょう。
もちろん希望の党もある程度自民党と距離を置く必要性が出るでしょう。そうしないと旧民進党議員の反発は高まります。公明党もいつまで自民党の補完勢力として生き残れるかが選挙の結果に出ています。改憲については最後の踏み絵です。
昨夜「現実は現実」でも書きましたが、国民生活は今後ますます加速度をつけて疲弊していくでしょう。
野党4党と無所属そして希望の党内のリベラル層、社民党が市民とどう密接に結び付くかです。
これが国民生活の安定にもつながりますし、反改憲にも力となるでしょう。
(追記 ツイッターから)
消去法で自民党政権が続く中、自民党に代わる受け皿というものが必ず出てくる。もしかしたら、自民党に代わる受け皿は与党から出ることもあり得ます。現在の政権がどうにもならなくなった時です。それはすでに内閣支持率に出ている。それには野党共闘の構成が強くならねばならない。