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夕螺の一言日記

毎日心に浮かんだことなどを書いてみたいと思います。。。(2014年3月13日開設)

池に浮かぶ月891【7月 5日】

2020年07月05日 18時13分24秒 | 「池に浮かぶ月」
世論調査では改憲に賛成か反対かという設問しかない。そこには改憲が必要か否かは問われない。賛成か反対かを問われれば二者択一ですが、必要かどうかでは中身の議論になる。
安倍政権はコロナ対策までも使って改憲を言い出しているが、今の社会が混乱をしているのは何も憲法が悪いからではなくて、むしろ憲法を守らない中での混乱です。
憲法を守らない混乱を現実的だとしてこの現実に合わせるのが現在の改憲である。
ならば今の政治を否定するなら改憲の必要性はない。国会内の民主主義は失われ、国家機構そのものが力により破壊されている。このような内閣によって会見がされるのは危険です。

「池の上に月が昇る
その池に写る月は現実の月ではない
しかし現実の月を写したものであることでその池に浮かぶ月も現実である
人間の過去もすでに現実としては存在しない
しかし過去の時間の中で現実であった」

2019年 7月 5日(金)「必要か必要でないか」

マスコミでの世論調査がありますが、そこでは改憲について賛成か反対かの問いがほとんどです。しかし賛成か反対かと問われても国民の手元には憲法のどこをどのように、なぜか、変えるのかの材料......

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2020年 7月 4日(日)「日本が先進国でなくなる日」

2020年07月05日 15時08分14秒 | 「政治・経済」
先日G7が韓国を招くという案があったがそれに対して日本が強く反対をしたようです。日本の排外主義は進み、中国の習さんの来日も取りやめる方向になっているようです。
外交では、ロシアが北方領土返還を今後も行わないという法案が可決したようですが、国連で安倍総理が唐突にプーチンさんを前にして野次を浴びせるように平和条約と領土問題解決を呼びかけました。すぐにプーチンさんは反応をして素早く首脳会談に持ち込んで平和条約と2島変化返還で話がついた。しかしその後日本国内では2島返還ではだめだという話に。この経過からロシアは2島の返還もないという結論を出したのでしょう。初めの安倍さんの諸外国を前にした勇ましい言葉が墓穴を掘ってしまったようです。尖閣諸島もお友達のプーチンさんトランプさん頼みのアメリカの中立的は態度で日本の影響力はなくなっている。竹島も韓国の小才的国際的立場の向上で今後どう展開するか。
内政では「決められる政治」として期待を持たれた安倍政権でしたが、今ではこの強い権力が何でもありの国会運営を行い、政治家の腐敗はその強さに比例して表面化をした。説明責任は何一つ旗うことをしないでも平気なような強い力の政権に。一方その強い力は司法への支配とも見えるような動きを示して国家機構そのものを壊し始めてしまった。
政治的にはすでに先進国という国家機構ではないようになっている。
経済は失われた10年から20年そしてすでに30年となりつつある。
国と企業は一体となって企業利益を労働者の状態の切り下げに求めた。その結果賃上げはされずに社会保障負担や税の負担が大きくなり、雇用もさらなる不安定雇用を増やした。このため国内消費は相対的に減少するがそれを外国人観光客に消費に頼らざるを得なくなった。
IT化もひどいもので、コロナの給付金でマイナンバーカードを利用しようとしたが結果は郵送の方が早い状態。内閣ではテレビ会議もままならない。
強い政権は政治力も企業経済も力強くするのではなくて、国民生活を切り下げることでその利益を上げることに胡坐をかいてしまった。無理な競争力強化などしなくても企業利益を国が保証してくれて暮れて株価は日銀が維持してくれる。
IT化なども国が金を出して企業が利益を上げればそれで目的は終わったことになる。
真面目な日本企業も多いし技術的に優れた企業もまだたくさんある。これを見て「ニッポンすごい!」と宣伝していればいいとなっている。国民も排外主義とニッポンすごいが精神的な支えに。
ある説ではこのままでは2050年には日本は先進国でなくなると言われている。
しかし今の日本の現状を見ると2050年どころかそれは早まるかもしれない。日本がすべてにわたって後退をしていくなら2050年でしょうが、周りの国々は発展すれば相対的に日本の後退は早まる。日本が先進国でなくなる日は早まる。
田中政権の時に今の日本と中国の関係を予想しなかったように。
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