庭の花たちと野の花散策記

山野草と梅が大好きの「雑草」。花以外は思考不可の植物人間の庭の花と野の花散策記です。

軽井沢の花

2010年08月10日 | 野草を訪ねて

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毎年8月の初めに離山周辺の草花を見てまわります。今年は花が咲くのがおそいようでした。いつもはみられないヤマユリが咲いていました。2010_0802aa0172

トモエソウにまだ、早朝6時というのにハナアブらしい昆虫がきていました。トモエソウは道路わきの路肩補修部にさいていたのでよそから種子の状態で連れてこられたのかもしれません。2010_0802aa0084

今年は、いつものところには見つからず、出会えないかとあきらめかけていましたが、最終日に小高い場所にあった、ソウシシヨウトチバニンジンです。トチバニンジンの高山型でNETには標高1000m以上にあるということです。ここはおよそ960mでしょうか。Bb_075

すぐちかくに、普通のトチバニンジンと思われるものもありました。Bb_077

離山は熊が出没するからでしょうか、下草を刈ってしまい、雑木林に咲いていたフシグロセンノウがめっきりすくなくなりました。シュロソウの花は全くみつかりませんでした。2010_0802aa0173 シモツケソウも少なくなり、花の山としての魅力が小さくなってしまいました。2010_0802aa0181

タマアジサイは少し花が小ぶりでしたが、山の下半分の道端で咲いていました。大人の色だと同行の方が言っていました。2010_0802aa0165 近くにはハナイカダの実がなっていました。2010_0802aa0169 ミツバウツギの実もあちこちで見かけました。2010_0802aa0167    ふもとのほうでは  クズ、ツリガネニンジン、ウバユリ、 キツリフネ、オオガンクビソウが咲いていました。ウバユリは花が咲くころに葉が落ちてしまうので乳母にたとえた名だそうですが、ここでは葉が生き生きしています。長寿社会になったということでしょうか。2010_0802aa02362010_0802aa02482010_0802aa0252_2 2010_0802aa0256    2010_0802aa0112

見晴台ではヤブカンゾウが咲いていました。すぐ近くに一重のノカンゾウと思われる花も咲いていましたが、よくみると、花糸が花弁化しているものがありました。八重がヤブカンゾウで、一重がノカンゾウですが、果たしてこの一重くずれの花はヤブなのでしょうか、ノなのでしょうか。

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今年は最後の軽井沢となるかと思っていましたが、来年も軽井沢でとの声がたくさんありました。年年歳歳花相似たり、年年歳歳人同じからず。離山登山も少しずつきつくなりますが、まだまだ続けて花の定期観察を続けたいものです。

コメント
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