庭の花たちと野の花散策記

山野草と梅が大好きの「雑草」。花以外は思考不可の植物人間の庭の花と野の花散策記です。

ムラサキケマンとシロヤブケマン。ヒトリシズカなど春の花。キジバトの一大事。

2016年03月31日 | 庭の花たち
庭でケマンソウの一番花を発見しました。これはムラサキケマンにしてはちょっと白いような。かといってシロヤブケマンでは紫色が濃すぎるような。やっぱりムラサキケマンかな。
シロヤブケマンDSCF3207シロヤブケマンDSCF3207 posted by (C)雑草
ムラサキケマンはよく見かけるのですがシロヤブケマンはまれです。下は昨年2015年4月に庭に咲いたシロヤブケマンとムラサキケマンです。
ムラサキケマンムラサキケマン posted by (C)雑草
これと最初の写真を比べると、確かに中間のような気がします。でもやっぱりムラサキケマンに近いようです。

何とヒトリシズカがもう満開になっていました。コモチシダの葉陰で気づくのが遅れてしまいました。
ヒトリシズカDSCF3188ヒトリシズカDSCF3188 posted by (C)雑草
ヒトリシズカDSCF3187ヒトリシズカDSCF3187 posted by (C)雑草

サンショウの芽が大きくなってきました。蕾もついています。
サンショウDSCF3203サンショウDSCF3203 posted by (C)雑草
このサンショウは雌株ですから、この花は雌花で実がなります。
サンショウサンショウ posted by (C)雑草

クサイチゴの一番花です。
クサイチゴDSCF3200クサイチゴDSCF3200 posted by (C)雑草
斑入りクサイチゴの白い新芽が伸びてきまして、これにも蕾ができました。
クサイチゴDSCF3195クサイチゴDSCF3195 posted by (C)雑草
この白い蕾はどんな花が咲くのか楽しみです。

イワヒゲの小さくてかわいい花が開きました。
イワヒゲDSCF3223イワヒゲDSCF3223 posted by (C)雑草

ホザキイカリソウ・淫羊藿が次々に開花します。
淫羊藿DSCF3211淫羊藿DSCF3211 posted by (C)雑草

ヤクシマショウジョウバカマが満開です。咲き始めは葉っぱの下でしたが、咲き進むのにしたがって、花径ものびて背が高くなってきました。
ヤクシマショウジョウバカマDSCF3196ヤクシマショウジョウバカマDSCF3196 posted by (C)雑草

キジバトの胸の小羽根がみだれていたのですが、最近はつがいで来るようになりました。
キジバトDSCF2253キジバトDSCF2253 posted by (C)雑草
今日は正面下から見ると、何と肌が見えています。おそらく猫に襲われてかみつかれて羽をむしり取られて、命からがら逃げたのでしょう。
このところ、いやに人懐っこくなっています。猫の恐ろしさから逃れるために、猫が近寄らない人の近くに居ようとするのでしょうか。
キジバトDSCF3225
キジバトDSCF3225 posted by (C)雑草
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テンナンショウ類の芽。カンアオイ咲く。実生はゴヨウアケビか。

2016年03月29日 | 庭の花たち
テンナンショウの仲間、ムサシアブミ、ウラシマソウ、アオマムシグサがタケノコのように出てきました。
ムサシアブミ1603280001ムサシアブミ1603280001 posted by (C)雑草
ウラシマソウ1603280002ウラシマソウ1603280002 posted by (C)雑草
アオマムシグサDSCF3042アオマムシグサDSCF3042 posted by (C)雑草

カンアオイの花が咲き始めました。このカンアオイは静岡県富士川近辺に生えているものです。
カンアオイ1603280038カンアオイ1603280038 posted by (C)雑草
カンアオイ1603280039カンアオイ1603280039 posted by (C)雑草
上の二つのカンアオイは同じ親からのこぼれ種が発芽したものですが、葉の模様がかなり違います。
今年はタマノカンアオイには花が付きませんでした。
タマノカンアオイDSCF3044タマノカンアオイDSCF3044 posted by (C)雑草
上は左上側のタマノカンアオイと富士川近辺の2種類の葉を比較できます。

下は普通に見られるカンアオイと葉がかなり小さい紀伊半島に自生しているカンアオイです。
カンアオイDSCF3045カンアオイDSCF3045 posted by (C)雑草
カンアオイDSCF3043カンアオイDSCF3043 posted by (C)雑草

昨年庭で発見した実生のアケビです。昨年は小葉が3枚、4枚、5枚とあったのでゴヨウアケビと思っていたものです。今年も小葉が4枚の葉が出てきたので、本物のゴヨウアケビかもしれません。でも、ゴヨウアケビは小葉がミツバアケビに似て鋸歯があるとのこと。これは小葉に鋸歯がなくアケビの葉に似て丸い。
ゴヨウアケビか1603280019ゴヨウアケビか1603280019 posted by (C)雑草

ミツバアケビの花が咲きました。アケビの花に比べるとかなり色が濃いです。また雄花のつき方がアケビとかなり違います。
ミツバアケビ1603280006ミツバアケビ1603280006 posted by (C)雑草
はたしてゴヨウアケビはどんな花が咲くのかが楽しみです。何年後になるでしょうか。

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間もなく梅まつりもおわり。最後まで輝いている梅たち。酈懸梅の異変

2016年03月28日 | 偕楽園
もう梅は終わりだろうとよくいわれますが、まだまだ輝いている梅たち。
五色梅A5-184 1603260019五色梅A5-184 1603260019 posted by (C)雑草
五色梅A5-184 1603260023五色梅A5-184 1603260023 posted by (C)雑草
御所紅A2-283 1603260026御所紅A2-283 1603260026 posted by (C)雑草
春日野A3-003 1603260031春日野A3-003 1603260031 posted by (C)雑草
春日野A3-003 1603260032春日野A3-003 1603260032 posted by (C)雑草
白獅子B4-010 1603260048白獅子B4-010 1603260048 posted by (C)雑草
このほか南門の江南所無と思われる花も健在でした。
また例年と違うのは酈懸梅です。
酈懸梅は花弁が無い花としてよく知られています。ところが梅まつり終盤になると花弁のある花が見られる木が1本あります。ところが今年は終盤になっても一向に花弁のある花が見つかりません。今咲いている花です。
酈懸梅1603260062酈懸梅1603260062 posted by (C)雑草

酈懸梅は暖かい年には白い花弁の花が咲くと言われます。下は神代植物公園の説明板です。
1836年の韻勝園梅譜には花弁は黄色で至って小さな白花が少し出る。これも奇品であると記されているそうです。そして模写図には一重の花弁の花が描かれています。
酈懸 神代DSCF1179酈懸 神代DSCF1179 posted by (C)雑草

今年2016年2月26日に神代植物公園の酈懸梅を見ましたら、小さいながら花弁がありました。
酈懸 神代DSCF1176酈懸 神代DSCF1176 posted by (C)雑草

偕楽園の酈懸梅で白い花弁が見られるのは南崖の1本だけです。それも咲き始めは花弁は全く見られず、終盤になってから普通の白い花を咲かせている枝を見ることができます。下の写真は終盤に白い花を咲かせている2015年3月25日のものです。
終盤の酈懸梅終盤の酈懸梅 posted by (C)雑草
終盤の酈懸梅終盤の酈懸梅 posted by (C)雑草
 偕楽園で終盤に花弁が見られる酈懸梅は南崖のこの1本だけです。この木はまた偕楽園の酈懸梅の中では毎年一番最初に花が咲く木です。
 ということはこの場所が暖かい場所であるために早く咲き、終盤には白い花弁をつくると思われます。しかし、同じ暖かい場所の南崖には計3本の酈懸梅があるのに、他の2本には白い花がついたのを見たことがありません。
 また南崖よりは寒いと思われる東西梅林や好文亭内の酈懸梅には白い花弁を見たことがないように思われます。これらも、寒いために花弁がつかないかというと、暖冬の年でも白い花弁を見たことがないと思いますので、少なくとも水戸における気温が暖かい年では花弁が出ない個体ではないかと思われます。
 今年の異変は終盤に花弁が出るはずの木に起こりました。まず一番花を確認したのが1月19日と早かったことです。例年の一番花は2月中旬から下旬ですから、1カ月は早かったことで、これは他の品種でも早い傾向でした。このことは11月12月の暖かさが大いに関係したようです。
 一番花が開花した後も、開花にブレーキがかかることなく咲き進みましたが、決して温かいと感じる日があったわけではなく、寒い日が続く中で咲き終わってしまったような感じです。
 そのためもう蕾は全くなく、花弁の無い花も咲いている花を見つけるのは難しい状況です。
酈懸梅1603260051酈懸梅1603260051 posted by (C)雑草
ということで、例年なら酈懸梅に白花がつくのを見られたのに、今年は最後まで見られなかったということです。終盤まで寒い日が多かった今年ははたして梅にとって良かったのか、悪かったのか今後の実のつき具合に注目です。
 もしも水戸の酈懸梅でもより温暖な東京に移植したとしたら、花弁が出やすくなるのかもしれません。さらにもっと暖かい地方に植えたとしたら、花弁が常にある普通の梅の木になってしまうのでしょうか。黄金鶴や鎌倉黄金(黄梅)のようにもともと花弁が小さい品種ならば、気温による花弁の変化はないはずですが、酈懸梅は気温によって花弁が変化する不思議な品種です。
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水戸城界隈 スダジイ、ヤドリギ、ムクロジ。彰考館跡と大日本史、薬医門。

2016年03月26日 | 偕楽園の四季 梅、桜、萩、紅葉など
水戸城界隈をぶらりと。
水戸城地区は大きく分けて旧本丸、二の丸、三の丸であり、それぞれ堀で区分されています。水戸城の建築物としては薬医門と弘道館のみで、今は文教地区になっております。
薬医門DSCF3826薬医門DSCF3826 posted by (C)雑草
薬医門は旧本丸の入り口にあり、その奥は一高です。薬医門は構造、技法から安土桃山時代と推定されています。屋根はもとの茅葺から銅版葺きに変えられています。
二の丸地区とは堀で仕切られていて、堀には水郡線が通っています。

二の丸地区は南側に櫓がありましたが、戦災で焼失し、現在は三高と茨大付属幼稚園があります。その三高の敷地にヤドリギがありました。
ヤドリギDSCF3840ヤドリギDSCF3840 posted by (C)雑草
望遠でみると実がついていました。この文教地区は道路が整備されて、ヤドリギの下に見えるような立派な塀が続いていてさながら城内にいるような気分です。
二の丸地区の北側は二中があります。二中のグランド脇に入って見晴台に行くことができます。
見晴台DSCF3831見晴台DSCF3831 posted by (C)雑草
見晴台からは眼下に那珂川と北方の真弓山を遠望できます。右は那珂川にかかる水郡線です。

見晴台の入り口に大シイがあります。
スダジイDSCF3836スダジイDSCF3836 posted by (C)雑草
このスダジイは城郭内にあって歴史を見てきた木です。二中のシンボルともなっているそうです。
スダジイDSCF3838スダジイDSCF3838 posted by (C)雑草

スダジイの近くにもヤドリギがありました。
ヤドリギDSCF3832ヤドリギDSCF3832 posted by (C)雑草
やはりこちらも実をつけていました。
ヤドリギDSCF3834ヤドリギDSCF3834 posted by (C)雑草

二中のある場所はかつては彰考館があった場所です。彰考館は光圀公に始まり、明治までその編纂が続けられた大日本史の編纂所でした。その大日本史が二中正門近くに展示されています。
下の写真をクリックするとフォト蔵にゆき、さらに写真をクリックすると拡大されて文字を読むことができます。
大日本史DSCF3843大日本史DSCF3843 posted by (C)雑草
大日本史巻之一の序文は三代藩主綱條(つなえだ)。正徳5年は光圀没後15年(1715)で
光圀が著し、三代藩主綱條が校正し、六代藩主治保(はるもり)が重ねて校正したようです。
大日本史の編集は明暦3年(1657)に始まり明治39年(1906)に完成した。

二の丸と三の丸の間の堀は現在は県道です。県道の上の大手橋の三の丸側には、弘道館、三の丸小学校、県立図書館、旧県庁があります。
大手橋のたもとにはムクロジの木があって、ちょうど実が落ちている時期です。下は拾ってきた実です。皮を剥くと真っ黒な種がでてきます。ご存知の正月の羽根つきの羽根についています。
ムクロジ1603250002ムクロジ1603250002 posted by (C)雑草
ムクロジ1603250003ムクロジ1603250003 posted by (C)雑草
一昨年このムクロジの種を播きましたらはつがしました。

弘道館にいらっしゃいましたら、弘道館の正門の反対側へも足を延ばして、水戸城の歴史と景観にも触れられることをお勧めいたします。
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フッキソウが咲きました。淫羊藿も早々と。イワヒゲ、ボケ、ユスラウメ、ニリンソウ。

2016年03月24日 | 庭の花たち
フッキソウが咲き始めました。
フッキソウ1603250002フッキソウ1603250002 posted by (C)雑草
これは雄花で雌花はまだ咲いていません。
フッキソウ1603250003フッキソウ1603250003 posted by (C)雑草
上の写真でフッキソウの花穂はほとんどが雄花で、雌花は下のほうにあります。雌花はまだ蕾で、花穂の下左側の虫食いの葉のうえに見えています。
フッキソウ1603240034フッキソウ1603240034 posted by (C)雑草
雌花はまだ咲いていません。

フッキソウの葉のつき方は、ネットを見ると互生とか輪生とか説明があるものを多く見ますが、どうやらラセン状についているようです。

フッキソウ1603250036フッキソウ1603250036 posted by (C)雑草
上の写真の例では、1 左側やや向こう側に葉がついています。2 手前正面に次の葉痕があります。3 右側に葉がついています。4 茎の向こう側に回って左側に葉がついています。
5 茎の手前側に回って右に葉がついています。
つまりこの茎では、左手で茎を握ったときの親指の方向に回って順に葉がついています。この回転方向は植物学的には左回りです。

もう1本の茎を見てみます。
フッキソウ1603250038フッキソウ1603250038 posted by (C)雑草
1 右側手前に葉がついています。2 手前側を回って左側向こう側に葉がついています。3 向こう側を回って右側に葉がついています。4 手前側を回って左側に葉がついています。
この茎では右手で茎を握って、親指の示す方向に回って葉がついています。植物学的には右回りの方向です。
サンプルは少ないですが、たまたまあった2本の茎は周り方向が逆になっていました。
この2本の茎は同じ株です。ということは株ごとに回る方向が決まっているわけではないようです。茎の上のほうは間隔がなくなってどうなっているのか定かにはわかりません。

ホザキイカリソウの花穂が伸びてきました。まだ花穂が丸まっているうちに一番花が咲きました。
淫羊藿1603250005淫羊藿1603250005 posted by (C)雑草
どうしてあわてて早々と咲いたのでしょう。
ホザキイカリソウ(淫羊藿)は昔中国でこの草を食べている山羊が精力絶倫であったそうで、その草の名が藿(かく)と言うものであったので、それから淫羊藿と言われるようになったとか。
淫羊藿1603250032淫羊藿1603250032 posted by (C)雑草

イワヒゲの蕾が出てきました。ツツジの仲間の小さい木です。
イワヒゲ1603250024イワヒゲ1603250024 posted by (C)雑草
環境があわないのかちょっと元気がありません。
イワヒゲ1603250017イワヒゲ1603250017 posted by (C)雑草
細長い花瓶にイワヒゲ、マツバラン、金露梅が植えてあるので狭いですね。金露梅はすっかり葉を落としてしまったので枯れたと思っていましたが新葉が出てきました。花は難しいかもしれません。
イワヒゲ1603250026イワヒゲ1603250026 posted by (C)雑草

春らしい花が咲きつつあります。
ボケ1603250011ボケ1603250011 posted by (C)雑草
レンギョウ1603250008レンギョウ1603250008 posted by (C)雑草
ユスラウメ1603250009ユスラウメ1603250009 posted by (C)雑草
ニリンソウ1603250007ニリンソウ1603250007 posted by (C)雑草

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スイセンが咲きました。ヤクシマショウジョウバカマ寒そう。ヤマアイ。フタバアオイ。ハルトラノオ。

2016年03月23日 | 庭の花たち
庭のスイセンの初咲きです。朝には目いっぱい頬を膨らませていましたので明日には咲くのではと思っていました。
スイセン1603230003スイセン1603230003 posted by (C)雑草
夕方にはもう咲いていました。夕日に輝いてまぶしい。今年の初咲き1号です。
スイセン1603230007スイセン1603230007 posted by (C)雑草
きっとスイセンがこの花が一番美しいと自己推薦したのでしょう。

ヤクシマショウジョウバカマが咲き始めました。名前からして北関東で冬を越すのは無理かと思いました。それでもあえて屋外におきましたら、葉を紫色に変えてじっと寒さに耐えて花芽をつけたのでした。
ヤクシマショウジョウバカマ1603230001ヤクシマショウジョウバカマ1603230001 posted by (C)雑草
ようやく花を開き始めたのですが、花径を延ばさずに葉っぱの下で花を咲かせています。やっぱり寒いのでしょうね。

ヤマアイに蕾ができました。数年前に定時制高校の特別講座「楽しい自然観察」での藍染めの材料をいただいて挿し芽したものです。
ヤマアイ1603220035ヤマアイ1603220035 posted by (C)雑草
もう一部咲いているようです。
今年も「楽しい自然観察」の受講申し込みをします。ヤマアイが増えたので教材として持って行けそうです。
ヤマアイ1603220034ヤマアイ1603220034 posted by (C)雑草

フタバアオイの花が間もなく咲きます。
フタバアオイ1603220023フタバアオイ1603220023 posted by (C)雑草
フタバアオイは徳川家の紋所としてよく知られています。それ以上に、京都の葵祭の主役です。葵祭で斎王代の髪と、乗り物の腰輿(およよ)には葵の葉が飾られます。
フタバアオイ1603220024フタバアオイ1603220024 posted by (C)雑草

ハルトラノオの葉がたくさん出てきました。今年は花を期待できそうです。
ハルトラノオ1603220036ハルトラノオ1603220036 posted by (C)雑草

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雨も降らないのに滴がぽたぽた。マタタビの猫害

2016年03月21日 | 庭の花たち
雨も降っていないのに滴がぽたぽたと落ちて地面にくぼみができています。
雨も降らないのに1603220011
雨も降らないのに1603220011 posted by (C)雑草
どうしたことかと見上げると、マタタビの茎が噛み砕かれて皮がむかれていました。
マタタビ猫害1603220001
マタタビ猫害1603220001 posted by (C)雑草
画面の左側が根元のほうで、盛んに樹液がながれでていて、滴となって15~20秒ごとに地面に落ちていました。
マタタビ猫害1603220010
マタタビ猫害1603220010 posted by (C)雑草
滴は2カ所から落ちています。
春先は木の芽が動き出す時で樹液の流れがとても盛んになります。
このため枝が傷つくと樹液が次々に流れ出て数日止まらなくなる樹木があります。マタタビやサルナシも例外ではなく1週間くらい止まりません。
この時期になると猫がマタタビに誘引されて茎をかみ砕いてしまうので、樹液が滴となって止めどもなく流れ出てしまいます。
マタタビ猫害1603220014
マタタビ猫害1603220014 posted by (C)雑草
このため猫の生息する里ではマタタビは枯れてしまいます。猫も通わぬ深山にしかマタタビが生えていないのはこのためでしょう。
庭にマタタビを植えるときは、マタタビ苗に鳥籠をかけて保護します。大きくなってきたら幹に金網を播きつけるなどで猫に傷つけられるのを防ぎます。
マタタビ苗を育てる時期に、ちょうど犬を飼っていたので、猫が近づきにくかったので害は受けませんでした。今はマタタビも老木となり、手首の太さ近くまで太くなりました。一応根元にはとげのある柚子の枝などで覆ってあるのと、古い根もとよりも新しい枝に猫が惹かれるので、今回のように枝に害を受けても枯れることはありません。
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今、好文亭が輝いています。寒緋桜と江南所無が見頃で、二季桜咲き始める。

2016年03月21日 | 偕楽園
今、好文亭が一番美しい時期です。寒緋桜の真っ赤な花が見ごろです。そして水戸の六名木の江南所無も一番美しいときです。
寒緋桜1603220077寒緋桜1603220077 posted by (C)雑草
江南所無1603220087江南所無1603220087 posted by (C)雑草

好文亭の料金所を入るとすぐに真っ赤な寒緋桜がお出迎えします。
寒緋桜1603220076寒緋桜1603220076 posted by (C)雑草
寒緋桜1603220079寒緋桜1603220079 posted by (C)雑草
寒緋桜1603220081寒緋桜1603220081 posted by (C)雑草
好文亭の奥御殿を一周して見晴広場が見えてくると、御殿の角に水戸の六名木、江南所無が咲いています。
江南所無1603220085江南所無1603220085 posted by (C)雑草
枝振りもよく美しい花は桜とは一味違います。
江南所無1603220088江南所無1603220088 posted by (C)雑草
庭の中央には二季咲桜が春バージョンの花を咲かせ始めました。秋とはちがった本格的な桜花がもう間もなくです。
二季桜1603220093二季桜1603220093 posted by (C)雑草
二季桜1603220092二季桜1603220092 posted by (C)雑草
お帰りにはもう一度寒緋桜を愛でてください。見る方向が変わると別のもっと美しい木に出会ったような感動があります。
寒緋桜1603220096寒緋桜1603220096 posted by (C)雑草
フタバアオイの新芽が出てきました。今年は今のところ花をまだ確認できません。来年に期待しましょう。
フタバアオイ1603220082フタバアオイ1603220082 posted by (C)雑草

南門を出てエレベータのある梅桜橋へ向かう途中にカツラの花が咲いています。
カツラ1603220069カツラ1603220069 posted by (C)雑草

公園センター前の呉服枝垂が見頃です。
呉服枝垂1603220066呉服枝垂1603220066 posted by (C)雑草
呉服枝垂1603220064
呉服枝垂1603220064 posted by (C)雑草

丸山橋と四季の原の淡墨桜がちょこっと色づいてきました。
淡墨桜1603220053淡墨桜1603220053 posted by (C)雑草

石の彫刻の近くでアンズが見頃です。
アンズ1603220047アンズ1603220047 posted by (C)雑草
アンズ1603220049アンズ1603220049 posted by (C)雑草
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ウグイスカグラと桃が真っ盛りです。

2016年03月20日 | 庭の花たち
庭のウグイスカグラと桃が真っ盛りです。
ウグイスカグラ1603210002ウグイスカグラ1603210002 posted by (C)雑草
モモ1603210024モモ1603210024 posted by (C)雑草

ウグイスカグラの花の色が濃くなってきました。今年は花が多いようです。
ウグイスカグラ1603210001ウグイスカグラ1603210001 posted by (C)雑草

この桃はおよそ30年前に芽を出した実生苗です。芽が出たときに食用の大きな種がついていました。
モモ1603210023モモ1603210023 posted by (C)雑草
でも、小さな実しかなりません。
モモ1603210022モモ1603210022 posted by (C)雑草

ネコノメソウの小さい花は撮影するのが難しいですね。
ネコノメソウ1603210031ネコノメソウ1603210031 posted by (C)雑草
ピントを合わせられません。
ネコノメソウ1603210033trネコノメソウ1603210033tr posted by (C)雑草
ネコノメソウ1603210040trネコノメソウ1603210040tr posted by (C)雑草

庭で一番最初に実をつけるのはキバナセツブンソウとセツブンソウです。2月に咲いて3月にはもう実がなっています。
キバナセツブンソウ結実1603210019キバナセツブンソウ結実1603210019 posted by (C)雑草
セツブンソウ結実1603210018セツブンソウ結実1603210018 posted by (C)雑草
下はセツブンソウの群落です。なぜかセツブンソウはこの一角だけで、庭のほかの場所では育ちません。こんなにたくさん生えていますが、花は5本くらいしか咲きませんでした。来年が楽しみです。
セツブンソウ1603210017セツブンソウ1603210017 posted by (C)雑草

スノーフレークが咲き始めました。
スノーフレーク1603210016スノーフレーク1603210016 posted by (C)雑草
ナギイカダはたくさん蕾があるのですが、一斉に咲きません。今回は2個です。
ナギイカダ1603210006ナギイカダ1603210006 posted by (C)雑草

タコノアシとシャクチリソバが発芽しました。
タコノアシは多年草で、これは根から発芽して出てきたものです。
タコノアシ1603210012タコノアシ1603210012 posted by (C)雑草
こぼれ種からの発芽もあるはずですが未確認です。

シャクチリソバがこぼれ種から発芽しました。
シャクチリソバ1603210013シャクチリソバ1603210013 posted by (C)雑草
シャクチリソバ1603210014シャクチリソバ1603210014 posted by (C)雑草
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イワガネの雌花も咲いていました

2016年03月19日 | 庭の花たち
イワガネの雌花を発見しました。雄花は1週間以上前から咲いていますので、今年も一つ目小僧のような実が期待できます。
イワガネ雌花1603190015
イワガネ雌花1603190015 posted by (C)雑草
去年の実がまだ枝に着いていました。
イワガネ種子1603190022
イワガネ種子1603190022 posted by (C)雑草

2014年の春は雌株だけで花が咲いたので、急遽長崎から雌花の咲いている枝を送っていただき、雌花に添えました。
雌花に添わせ
雌花に添わせ posted by (C)雑草
湯呑に生けてあるのが送っていただいた雄花が咲いているえだです。
棚の下から伸びているのが雌花の咲いている雌株です。
その甲斐あってたくさんの実がなりました。
イワガネ
イワガネ posted by (C)雑草

2015年は前年にいただいた雄の枝を挿し木したものにかろうじて雄花が咲きました。それで実が少しなりました。

今年2016年は挿し木した雄株が元気になりたくさん花を咲かせました。
イワガネ雄花1603190017
イワガネ雄花1603190017 posted by (C)雑草
でも管理がわるかったためか、雌株があまり元気なく雌花が少しだけしか咲きません。一つ目小僧の実が少しだけ期待できます。

オニシバリも雄株が元気でたくさん花をつけています。
オニシバリ雄花1603190001
オニシバリ雄花1603190001 posted by (C)雑草
雌株は昨年植え替えたので元気なくちょこっと雌花を咲かせています。
オニシバリ雌花1603190002
オニシバリ雌花1603190002 posted by (C)雑草
夏になったら赤い実が実るのを期待しています。

庭にある赤い実はオモトとキチジョウソウとハナミョウガです。
オモト1603190027
オモト1603190027 posted by (C)雑草
キチジョウソウ1603190001
キチジョウソウ1603190001 posted by (C)雑草
ハナミョウガ1603190007
ハナミョウガ1603190007 posted by (C)雑草
いずれも鳥にとって入りにくい危険を感じる場所のため食べ残しています。

ムサシアブミの芽が出てきました。昨年は太い芽が出てきて大きな実をつけましたが、今年はやや小ぶりの芽です。
ムサシアブミ1603190002
ムサシアブミ1603190002 posted by (C)雑草

ヒメガマの芽も出てきました。プラスチックの箱を沼地にみたてて昨年植えたものです。
ヒメガマ1603190003
ヒメガマ1603190003 posted by (C)雑草

ヤクシマショウジョウバカマの花芽が出てきました。昨年の植木市で連れ帰ったものです。冬も屋外で過ごしたので葉が紫色です。
ヤクシマショウジョウバカマ1603190010
ヤクシマショウジョウバカマ1603190010 posted by (C)雑草

サツマイナモリも屋外で冬を過ごしました。花が満開です。
サツマイナモリ1603190008
サツマイナモリ1603190008 posted by (C)雑草

シュンランも満開になりました。
シュンラン1603190025
シュンラン1603190025 posted by (C)雑草

野生のスハマソウほか白花シリーズです。
スハマソウ1603190004
スハマソウ1603190004 posted by (C)雑草
ツバキ1603190031
ツバキ1603190031 posted by (C)雑草
真っ白なハナニラです。
ハナニラ1603190028
ハナニラ1603190028 posted by (C)雑草
ユキヤナギが真っ白になるのはもう少し先です。
ユキヤナギ1603190029
ユキヤナギ1603190029 posted by (C)雑草

シキミも花盛りになりました。
シキミ1603190026
シキミ1603190026 posted by (C)雑草

最後はアケビの白花(蕾)です。
アケビ1603190023
アケビ1603190023 posted by (C)雑草
アケビ特有の紫色をもたない青軸性です。





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偕楽園で最後に咲く白獅子が咲き始めました。 西洋梅について。

2016年03月17日 | 偕楽園
偕楽園では遅咲きのアンズ系の花が見頃です。そしておそらく偕楽園で最後に咲くと思われる白獅子も咲き始めました。
アンズ系の黒田、開運、江南所無です。
DSCF3193黒田jchDSCF3193黒田jch posted by (C)雑草
DSCF3148開運TAjchDSCF3148開運TAjch posted by (C)雑草
DSCF3106江南所無六jchDSCF3106江南所無六jch posted by (C)雑草
DSCF3111江南所無六jshDSCF3111江南所無六jsh posted by (C)雑草

偕楽園で一番大きな花の武蔵野です。
DSCF3091武蔵野西梅林jshDSCF3091武蔵野西梅林jsh posted by (C)雑草
DSCF3086武蔵野jshDSCF3086武蔵野jsh posted by (C)雑草

公園センターの呉服枝垂が見頃です。
DSCF3188呉服枝垂jchDSCF3188呉服枝垂jch posted by (C)雑草

猩々梅林の塒出錦はまだ美しい花が残っていました。
DSCF3182塒出錦SYjchDSCF3182塒出錦SYjch posted by (C)雑草

偕楽園で最後に咲く白獅子も開花し始めました。花弁の白さがまぶしいほどです。
白獅子1603160003ch白獅子1603160003ch posted by (C)雑草
白獅子1603160002ch白獅子1603160002ch posted by (C)雑草
白獅子1603160006ch白獅子1603160006ch posted by (C)雑草

盆栽屋さんに珍しい西洋梅がおいてありました。

2018年6月11日追記
この西洋梅と言われた梅は美人梅という名の梅であることをume291024さんから教えていただきました。ありがとうございます。
梅田操著「ウメの品種図鑑」によりますと、
美人梅は、「フランスにおいて、赤葉のミロバランスモモと杏梅との交配により作出された品種」李系・李性八重、紫紅色、花の直径3.2㎝前後。果実1個の重さは50~60gなどととあります。
西洋梅は、杏系・豊後性一重薄紅色大輪。果実の大きさは40~50g。杏梅と称される品種で、寒冷地向きなどとありました。


西洋梅1603160017a西洋梅1603160017a posted by (C)雑草
西洋梅の名で大阪城梅林公園にあるものは、一見泰平のような赤い萼、淡い紅の花弁でこれとは別品種である。それは実梅で静岡で発見されたもので、寒い地方に適しているとのことです。

盆栽屋さんに置いてある西洋梅も萼が赤く枝の肌もあかっぽく豊後系の梅のようですが、大きく違う点は花柄が長く、花が枝から離れていることです。この花が枝から離れてつくことは在来種というか、いわゆる梅と言われているものにはない特徴で、桜と似ています。桜は一箇所に複数個の花が付きますが、この西洋梅は1個しか花がついていません。
西洋梅1603160012a西洋梅1603160012a posted by (C)雑草
西洋梅1603160009a西洋梅1603160009a posted by (C)雑草
西洋梅についてネットではほかに白花もあって、それぞれ別品種のようです。それで西洋梅は品種名ではなくて洋種の梅という意味で、品種名はそれぞれにあるものと思いました。
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スハマソウが全開 ネコヤナギ、ウグイスカグラらも開花

2016年03月15日 | 庭の花たち
スハマソウが全開になりました。このところ雨天曇天続きでしたが今日は久しぶりの晴天になりました。このため花が全開したのを今日初めて確認しました。茨城の秘境に咲く純白の花です。
スハマソウ1603150227
スハマソウ1603150227 posted by (C)雑草
前回のブログではミスミソウとしましたが、茨城に自生するのはスハマソウとのことで、スハマソウに訂正しました。ミスミソウとスハマソウよく似ていて雑草には区別が困難です。

今年は花が4個咲きました。
スハマソウ1603150226
スハマソウ1603150226 posted by (C)雑草
これまでは1個咲いたり咲かなかったりの年が多かったのですが、絶えてなくなることもなく細々と生き続けてきました。それが今年は4個も花を咲かせて、なおかつ勢いよく葉が出てきました。
スハマソウ1603150231
スハマソウ1603150231 posted by (C)雑草
この新葉をみると毛がいっぱいついています。それでもしかするとケスハマソウなのではないでしょうか。ケスハマソウは長野県から瀬戸内海にかけて内陸部に分布するようです。ここで内陸部とは日本海側と太平洋側を除いた部分で、四国と中国地方では瀬戸内海側ということです。

我が家では花屋さんにあるこの雪割草の類を地植えしても数年できえてしまうのですですが、この天然の雪割草(スハマソウ)は何とか持ちこたえています。

ウグイスカグラの蕾が一斉にふくらんできて、開花し始めました。例年では一斉に咲くのは4月ですから、今年はかなり早く開花したことになります。これから霜害などによって実がつくかどうか心配です。
ウグイスカグラ1603150233
ウグイスカグラ1603150233 posted by (C)雑草

ヒメツルニチニチソウも陽だまりでいつの間にか咲いていました。
ヒメツルニチニチソウ1603150242
ヒメツルニチニチソウ1603150242 posted by (C)雑草
ツルニチニチソウほど繁殖力は旺盛ではないので庭植えにはヒメツルニチニチソウのほうが適していると思います。

モモの蕾がふくらんで今にも咲きそうです。このモモは35年くらい前に芽を出した実生苗で、主幹は一度枯れたひこばえです。
モモ1603150014
モモ1603150014 posted by (C)雑草
芽が出たときには大きな種がついていたので、おそらく食用に売られていたモモの種が捨てられて芽が出たのでしょう。でもなる実はひねたものでとても食べられません。

斑入りのクサイチゴに蕾ができました。ちゃんとした花を咲かせるのか。実は赤く熟すのか。初めてのことなので注目していきます。
クサイチゴ蕾1603150257
クサイチゴ蕾1603150257 posted by (C)雑草

ネコヤナギの開花が始まりました。急にびっくりするほど太くなります。このネコヤナギは那珂川の河川敷にあったものを庭にさしきしたものです。
ネコヤナギ1603150240
ネコヤナギ1603150240 posted by (C)雑草

オウゴンオニユリのむかごから葉が出てきました。花が咲くようになるまで育てられるか心配です。

オウゴンオニユリむかご発芽1603150256
オウゴンオニユリむかご発芽1603150256 posted by (C)雑草
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偕楽園の夜梅祭

2016年03月14日 | 偕楽園
偕楽園の夜梅祭が3月12日土曜日の夜に行われました。
DSCF2986夜梅祭
DSCF2986夜梅祭 posted by (C)雑草
DSCF2983提灯
DSCF2983提灯 posted by (C)雑草
DSCF2971芝生アート
DSCF2971芝生アート posted by (C)雑草
DSCF2922梅林
DSCF2922梅林 posted by (C)雑草
DSCF2921梅林
DSCF2921梅林 posted by (C)雑草
DSCF2919武蔵野
DSCF2919武蔵野 posted by (C)雑草
DSCF2944黒田
DSCF2944黒田 posted by (C)雑草
DSCF2937竹林
DSCF2937竹林 posted by (C)雑草
DSCF293吐玉泉9
DSCF293吐玉泉9 posted by (C)雑草
DSCF2941吐玉泉
DSCF2941吐玉泉 posted by (C)雑草
DSCF2990盆栽屋さんの店
DSCF2990盆栽屋さんの店 posted by (C)雑草
DSCF2989師匠の店
DSCF2989師匠の店 posted by (C)雑草
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今年のイースターモーン(イースターの朝)は早々と咲きました。

2016年03月13日 | 庭の花たち
今年もイースター(復活節)の時期が近づいてきました。イースターの日付はその年によって前後します。それは
「春分の日の後の、最初の満月の次の日曜日。」となっているからです。
ということはイースターの日付は春分の日より後のおよそ1か月間のいずれかの日に決まるということになります。
それで2016年のイースターは3月27日です。というわけで今年のイースターはかなり早いほうですね。

私が椿のイースターモーンと初めて出会ったのはたしか2012年4月の千波湖畔の植木市の模擬競りで落としたことによります。そして花を最初に見たのが翌年2013年4月8日でした。ベビーピンクの大輪です。
イースターモーンイースターモーン posted by (C)雑草
売られていた時の名はイースタームーンでした。訳すとイースターの月ですから、どんな意味があるのかなと不思議に思いました。
それでネットで調べてみると、イースターモーン、イースターの朝が正しいのではないかと確信しました。
イースターモーンは1966年カルフォルニア州サクラメント市のMr.carleton C.Wrightの作出・発表されたもので、1971年margarete Hertrichi賞を受賞していることがわかりました。
イースターの朝で思い出すのは新約聖書で、マグダラのマリアとほかのマリアが週の初めの日の明け方に墓を見に来た場面です。その後で復活された主イエス・キリストに出会いました。これがイースターの始まりでした。

さて、イースターの朝と名前がつけられるくらいですから、年ごとのイースターの日付との関係はどうかと比べてみました。年ごとのイースターの日付とイースターモーンの開花日は下の通りです。
2013年のイースターは3月31日 イースターモーンの開花日は4月8日ですから開花日の速さは普通。 
イースターモーンイースターモーン posted by (C)雑草 

2014年のイースターは4月20日と遅く、イースターモーンの開花日も4月14日とやや遅い。
イースターモーンイースターモーン posted by (C)雑草

2015年のイースターは4月5日で、イースターモーンの開花日は4月7日で早くもなく遅くもない。
イースターモーンイースターモーン posted by (C)雑草

2016年今年のイースターは3月27日と早い。イースターモーン開花日も3月13日と早い。
Camellia Japonica(Easter Morn)Camellia Japonica(Easter Morn) posted by (C)雑草

イースターとイースターモーンの開花日は一致はしませんが、イースターが遅い年は開花日も遅く、イースターが早い年は開花日も早いようです。これは偶然の一致でしょうか。それとも・・・
来年のイースターは4月17日でやや遅いです。果たしてイースターモーンの開花日はいつでしょうか。やや遅く咲くのでしょうか。
もしかして花の開花時期は陰暦のほうがあっているのでしょうか。

我が家のイースターモーンは植えた場所が適していないのか成長が遅いように思われます。花が大きい割には枝が細く、自らは上を向きたがらないので、杭を立てて上に伸びるように結わえてあります。
それでも枝は地を這うがごとくで、這い性のようです。そのため花はまさに地面に着くような低い位置に咲きます。サーモンピンクというか、ベビーピンクというか大輪ながらやさしい花色が大好きです。
もう少し背が高くなって、目線の高さに数個咲いてくれるようになるのは、あと数年かかりそうです。

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好文亭がデザインされた記念硬貨 八重黄金と月影

2016年03月10日 | 偕楽園
本日は日本梅の会観梅会がありまして、弘道館と偕楽園を見ていただきました。最後に立ち寄った好文亭では、普段は立ち入ることのできない庭内に入り、梅の木を見ていただきました。そこには雑草がかねてから間近で見たいと思っていた八重黄金があります。念願かなって近くで見ることができました。
DSCF2299八重黄金aDSCF2299八重黄金a posted by (C)雑草
八重黄金は以前は御成門近くに古木がありました。紅白咲き乱れる満開の梅林の中で、他の梅よりも黄色く見える木がありまして、名前を調べましたが、該当する名前がなかったので、偕楽園が八重黄金と名付けたものです。
元の古木は枯れてしまいましたが、苗木として残してあったものを大震災の1~2年前に好文亭内に植えたものです。八重黄金は偕楽園で見つかり、現在は偕楽園にしかない梅の木です。
田鶴鳴梅林にも八重黄金の名札がついた梅の木がありますが、花が全く違います。下は田鶴鳴梅林にある八重黄金です。
八重黄金TA5-111 1603080020八重黄金TA5-111 1603080020 posted by (C)雑草

好文亭内にあるこちらが正統な八重黄金になります。
DSCF2302八重黄金aDSCF2302八重黄金a posted by (C)雑草

好文亭の東広縁から見晴広場を見渡した時に、右側の千波湖方面に目を移すと、庭内に石灯籠があって、その隣の梅の木が八重黄金です。
八重黄金D1-093 1602150083mj八重黄金D1-093 1602150083mj posted by (C)雑草
石灯篭に近づきました。
DSCF2306八重黄金aDSCF2306八重黄金a posted by (C)雑草
石灯籠から離れて、好文亭の建物を見ますと下のように見えます。
DSCF2311八重黄金aDSCF2311八重黄金a posted by (C)雑草
ふだんは庭には立ち入ることができないので、垣根の外から、垣根越しに同じ光景を見ることになります。
左の石灯籠の隣に白く咲いているのが八重黄金です。
この景色と全く同じデザインで、茨城の記念硬貨が平成21年に発行されています。
DSCF2319記念硬貨aDSCF2319記念硬貨a posted by (C)雑草
よく見ると石灯籠の隣に八重黄金を確認することができます。偕楽園にいらっしゃった時に思い出されましたらぜひ偕楽園にしかない梅、八重黄金をごらんください。
また、記念硬貨には梅の都を象徴するように咲いている梅の小枝が大きくデザインされています。
この位置から見える梅の木はすべて八重咲きです。この大きくデザインされた梅は偕楽園を代表する梅と考えられます。となると六名木の中では一重咲きは月影と柳川枝垂ですが、デザインは枝垂ではないので、端正な花の月影が相当するのかなと考えています。
下は猩々梅林の六名木サークルに咲いている月影です。
月影SY2-039 1602040042月影SY2-039 1602040042 posted by (C)雑草
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