梅まつりが終わって、桜のシーズンも過ぎたというのに、梅の花が咲いています。
花も実もある泰平D4-020@好文亭前1704250076 posted by (C)雑草
もう実がかなり膨らんでいるのに、そのすぐ近くで花が咲いています。
梅の木は1本の木で最初の花が咲いてから最後の花が咲くまでに1月以上かかるのが多いですが、この木はいつも特別遅くまで咲いています。
泰平D4-020@好文亭前1704250069 posted by (C)雑草
この木は梅まつりの始まった日に咲き始めたようです。ということは2か月以上も咲き続けているのです。
泰平D4-020@好文亭前1704250071 posted by (C)雑草
実のつき方も上向きだったりして、多くの品種が実を下向きにつけているのとは違います。アンズ系の梅の中にはこのようなつき方があるようです。
武蔵野xB3-280@2名匠碑1704250039 posted by (C)雑草
武蔵野の名札のついていた梅の実です。これはアンズ系です。
品字梅A6-067@藤棚1704250044 posted by (C)雑草
ピンボケですが、品字梅は雌しべが2本、3本の花が多く出現して、実も2個、3個ついているのをたくさん見ることができます。
実が3個ついているのを品の字にみたてて品字梅という。なるほど納得です。
春日野SY2-035@六名木サ1704250001 posted by (C)雑草
この春日野の木の花は雌しべが2本から3本ついている花をみました。片方の実が成長不良で小さいまま残っています。このままでは1個しか結実しないでしょう。
この木はかつては5~6個の実がついているのをみたことがありましたが、ここ数年は実つきが悪いようです。とくに今年は実のついている枝が少ないですね。花の時期に低温の朝が多かったために雌しべが傷んだのと、受粉がうまくできなかったのではないでしょうか。
注目は雌しべが5~10本もある花を咲かせ、雌しべが多い花では20本も確認した田鶴鳴梅林の寿です。
寿TA5-126@芝生東水場1704250024 posted by (C)雑草
前掲の春日野と同じように成長不良の実があり、ちゃんと成長しているのは2個だけです。
寿TA5-126@芝生東水場1704250026 posted by (C)雑草
3個以上の実がついているのは見つかりません。仮に雌しべが10本あったとしても、ほとんどの雌しべは枯れてしまい、3個程度の実しか成熟しないのでしょう。
たった1個になってしまった実も隣に有ります。
花の時期の気温が暖かかったりして、気象条件が良ければもっと多い実をつけるのかもしれません。
下のURLの画像のようにお友達のうーちゃんが4月2日に撮影してフォト蔵にアップした時にはたくさんの実がついていました。
http://photozou.jp/photo/show/3205576/246612127
http://photozou.jp/photo/show/3205576/246612042
その時でさえもすでにすべての雌しべに実がついたのではないのかもしれませんね。
山梨県の武田信玄公ゆかりの八房梅もたくさんの雌しべをつけますが、同じように最後に残る実の数は2~3個だけということです。
この八房梅は実が成長するのに従って脱落してゆく実と最後まで残る実があることを、議論して負けて去る者、勝って残る者に例えて座論梅ともいうようです。
偕楽園の座論梅は花の中の3本の雌しべの3個の子房を論じ合っている人にたとえて座論梅と言います。
また九州の樹齢600年の湯の宮座論梅は、梅の木の下で藩境について話し合ったので座論梅と言い、この花は一重で、雌しべも1本しかありません。弘道館には一重で雌しべが1本の座論がありますが、湯の宮座論梅との関連ははっきりしません。また黄門様の誕生梅は座論であったと言われているようです。
このように座論梅には主に3つの種類があります。このほか品字梅ほかを花座論と言ったりします。
田鶴鳴梅林の寿は八房の血を引き継ぐ梅なのでしょうか。八重咲きで、雌しべが多数、結実は3個程度とよく似ています。
花も実もある泰平D4-020@好文亭前1704250076 posted by (C)雑草
もう実がかなり膨らんでいるのに、そのすぐ近くで花が咲いています。
梅の木は1本の木で最初の花が咲いてから最後の花が咲くまでに1月以上かかるのが多いですが、この木はいつも特別遅くまで咲いています。
泰平D4-020@好文亭前1704250069 posted by (C)雑草
この木は梅まつりの始まった日に咲き始めたようです。ということは2か月以上も咲き続けているのです。
泰平D4-020@好文亭前1704250071 posted by (C)雑草
実のつき方も上向きだったりして、多くの品種が実を下向きにつけているのとは違います。アンズ系の梅の中にはこのようなつき方があるようです。
武蔵野xB3-280@2名匠碑1704250039 posted by (C)雑草
武蔵野の名札のついていた梅の実です。これはアンズ系です。
品字梅A6-067@藤棚1704250044 posted by (C)雑草
ピンボケですが、品字梅は雌しべが2本、3本の花が多く出現して、実も2個、3個ついているのをたくさん見ることができます。
実が3個ついているのを品の字にみたてて品字梅という。なるほど納得です。
春日野SY2-035@六名木サ1704250001 posted by (C)雑草
この春日野の木の花は雌しべが2本から3本ついている花をみました。片方の実が成長不良で小さいまま残っています。このままでは1個しか結実しないでしょう。
この木はかつては5~6個の実がついているのをみたことがありましたが、ここ数年は実つきが悪いようです。とくに今年は実のついている枝が少ないですね。花の時期に低温の朝が多かったために雌しべが傷んだのと、受粉がうまくできなかったのではないでしょうか。
注目は雌しべが5~10本もある花を咲かせ、雌しべが多い花では20本も確認した田鶴鳴梅林の寿です。
寿TA5-126@芝生東水場1704250024 posted by (C)雑草
前掲の春日野と同じように成長不良の実があり、ちゃんと成長しているのは2個だけです。
寿TA5-126@芝生東水場1704250026 posted by (C)雑草
3個以上の実がついているのは見つかりません。仮に雌しべが10本あったとしても、ほとんどの雌しべは枯れてしまい、3個程度の実しか成熟しないのでしょう。
たった1個になってしまった実も隣に有ります。
花の時期の気温が暖かかったりして、気象条件が良ければもっと多い実をつけるのかもしれません。
下のURLの画像のようにお友達のうーちゃんが4月2日に撮影してフォト蔵にアップした時にはたくさんの実がついていました。
http://photozou.jp/photo/show/3205576/246612127
http://photozou.jp/photo/show/3205576/246612042
その時でさえもすでにすべての雌しべに実がついたのではないのかもしれませんね。
山梨県の武田信玄公ゆかりの八房梅もたくさんの雌しべをつけますが、同じように最後に残る実の数は2~3個だけということです。
この八房梅は実が成長するのに従って脱落してゆく実と最後まで残る実があることを、議論して負けて去る者、勝って残る者に例えて座論梅ともいうようです。
偕楽園の座論梅は花の中の3本の雌しべの3個の子房を論じ合っている人にたとえて座論梅と言います。
また九州の樹齢600年の湯の宮座論梅は、梅の木の下で藩境について話し合ったので座論梅と言い、この花は一重で、雌しべも1本しかありません。弘道館には一重で雌しべが1本の座論がありますが、湯の宮座論梅との関連ははっきりしません。また黄門様の誕生梅は座論であったと言われているようです。
このように座論梅には主に3つの種類があります。このほか品字梅ほかを花座論と言ったりします。
田鶴鳴梅林の寿は八房の血を引き継ぐ梅なのでしょうか。八重咲きで、雌しべが多数、結実は3個程度とよく似ています。