なぜ梅の古木はねじれるのか?。2007年2月に、このブログが無料では写真を載せられなかったころに、同じこのタイトルで無知蒙昧な文を書いたが、画像を載せられるようになったので、その文章の梅の木とは違うが、ねじれた幹の画像をのせました。なんと、幹の芯までねじれています。これを見て、樹液の流れがねじれているので、年輪も縦方向にはねじれて形成されるのかと思いました。
幹のねじれ方向には、まれに逆方向も見られます。つむじ曲がりは梅にもあるのですね。でも逆方向は少数派でねじれ方も小さいようです。
幹のねじれはすでに新しい枝にも見られるそうです。新しい枝についている蕾または芽を下から上に順をおっていくと5-6個くらいでひとまわりしています。ということははじめからねじれているのですね。でも、枝の樹皮の繊維を剥くとねじれてはいません。どういうことでしょうね。樹液は繊維にそってまっすぐには流れないのでしょうか。まっすぐに流れていても、斜め方向に成長するのでしょうか。
長崎五島に自生するキケマンが発芽して初めての氷点下4度。さぞかし寒いことでしょう。
となりには発芽して間もないルリハコベの双葉も寒そうです。でもどちらも乗り切れられそう。トラノオスズカケ、ツワブキ、シロバナヒガンバナ、イトラッキョウなどいずれも長崎からきて少しは凍傷になってはいるようですが、今のところ越冬可能のように思われる。
これらは最低気温が0℃近辺なら越冬可能と思われるが、0℃をかなり下回り、-3~4℃になるとダメージが大きく、地上部は枯れる心配がある。それでも、根っこが生き延びて越冬は可能のようだ。
近年の冬はカニクサの地上部も枯れなくなったり、数珠玉は地上部は枯れても、根っこが越冬して宿根草のように春また芽を出すようになった。カニクサの地上部が枯れたり、ジュズダマが一年草のように根っこまで完全に枯れるのは、最低気温が-5℃以下、-7℃くらいになるときのようです。意外だったのは、庭のハマゴウです。この辺の海浜にもあるのですが地上部が枯れてしまったことです。人が海岸に立つとかなり寒いと感じますが、海の近くの砂の上を這うようにしているので、0℃以下にはならないのでしょうか。