ハスの立ち葉(水面から立ち上がっている葉)が4枚になりました。
大きな葉の中央に白い部分があります。ここでハスは呼吸しています。ここが水没してしまうと、ハスが窒息してしまうことは、前回ブログ「ハスは水に溺れることがある」で記しました。
拡大して見ました。鮮明ではないのでよくわからないのですが蓋をしているように見えます。
この画像では10時の方向からの葉脈に薄緑色の丸いものがついているように見えます。
もう一つの葉も拡大して見ました。何か同じように蓋をしているようです。こちらの葉では1時の方向からの葉脈に薄緑色のものがついているようです。もしかして今は呼吸していないのかな?
それとも、蓋の隙間から空気を噴き出している最中なのかな。もしかして空気を吸い込むときは蓋を開くのかな?
この気孔のことが気になって、葉を引き寄せようとして、葉柄を持った時に、あれッ。葉柄がざらついている。というわけで、今回は気孔を詳細に見てみたかったのですが、気孔のことは後回しにして、その前に葉柄のざらつきを確認することにしました。
葉の裏側のざらつく葉柄を見ましたが、肉眼の視力が弱った雑草には、手に伝わるざらつきが何によるかわかりません。そこで、カメラで接写して初めてわかりました。モニター画面で拡大して見たら、下向きのトゲ状突起が見えました。
さらに下のほうをを接写すると、同じように下向きのトゲ状突起がありました。
ハスにトゲがあるなんて初めて知りました。
でも手で触れて痛いほどではないです。もしかしてまだ硬くなっていない葉柄なので、トゲも硬くはないので、痛く感じないのかもしれません。
このトゲは何のためにあるのでしょうか?
ひとつ思いついたことは、万一にも葉が水中に沈みこまないためにあるのかもしれません。もし風雨が強い日があったとして、葉が倒れそうになった時に、葉柄が他の物に触れたときに、その物に引っ掛かって沈まないためにトゲが下向きにあるのかも。 単なる推測にすぎませんが、いかがなものでしょうか。あるいはもっと別の目的のためにトゲがあるのでしょうか。
今後の成長を観察しながら突き止めてみたい宿題です。