庭の花たちと野の花散策記

山野草と梅が大好きの「雑草」。花以外は思考不可の植物人間の庭の花と野の花散策記です。

強風下に自転車散策 アカハナワラビを訪ねて ガマズミ 山柿など

2015年11月28日 | 野草を訪ねて
アカハナワラビにあいたくなり、笠間市方面へ片道30kmの自転車散策。強風下 向かい風での自転車散策となりました。久しぶりで筋力も落ちたようで疲れが残りました。
今日の収穫は目当てのアカハナワラビではなく山柿の実でした。
1511270031カキ1511270031カキ posted by (C)雑草
最初に出会ったのは、途中の森のヤブコウジです。
1511270001ヤブコウジ1511270001ヤブコウジ posted by (C)雑草
目当てのアカハナワラビのあったゴルフ場わきの森にはフユノハナワラビがたくさん生えていました。この分ならアカハナワラビもきっと見つかるはずと期待が高まりました。
1511270009フユノハナワラビ1511270009フユノハナワラビ posted by (C)雑草
1511270010フユノハナワラビ1511270010フユノハナワラビ posted by (C)雑草
しかし、似たのはあるのですが、・・・・
1511270018フユノハナワラビ1511270018フユノハナワラビ posted by (C)雑草
ついに見つかりませんでした。疲れがどっと出てきました。
見上げると真っ赤なガマズミの実が。しかし強風で揺れていて画面に収まりません。
1511270023ガマズミ1511270023ガマズミ posted by (C)雑草
たくさんなっています。
1511270026ガマズミ1511270026ガマズミ posted by (C)雑草
1511270027ガマズミ1511270027ガマズミ posted by (C)雑草
ようやく何とか撮りました。
1511270028ガマズミ1511270028ガマズミ posted by (C)雑草
山柿にも出会えました。山の雑木に混じっていた栽培種ではない柿の実です。
1511270034カキ1511270034カキ posted by (C)雑草
県道脇には白実のナンテンが生えていました。
1511270035ナンテン1511270035ナンテン posted by (C)雑草
帰り道は追い風でそれほど足に力を入れなくても帰れました。
最後は昨日作った毎年好例のクリスマスリースです。芯の直径が1mです。
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一つ目小僧か・イワガネの実とマンリョウのふたとおりの実のつき方

2015年11月26日 | 庭の花たち
一つ目小僧が庭に現れたか。

たった1個のイワガネの実がなりました。よく見るとぽつりぽつりと数個ありました。

イワガネは四国・九州に自生するイラクサ科の雌雄異株の落葉小低木です。黒い種を白い肉質となった花被がつつむように取り巻いています。1個だけですとまさに一つ目小僧みたいですね。
最初の年に実のついた雌枝を送っていただきまして、挿し木して翌年雌花がたくさん咲きました。その時に雄花がないため、雄花をつけた雄枝を急きょ送っていただきました。

上がイワガネの雌花です。
下がイワガネの雌花です。

この雄花を雌花に沿わせておきました。カップに入っているのが雄枝で下から伸びているのが雌枝です。

このようにして雌雄の花を添わせて受粉した結果、昨年はたくさんの実が下の画像のようになりました。



昨年は受粉が成功してたくさん実をつけました。ところが今年は昨年いただいた雄枝を挿し木したものにわずかしか雄花が咲かなかったのと、ちゃんと添わせてあげなかったので、ほんの数個しか実がなりませんでした。来年は雄株ももっと多くの雄花を咲かせて実をならせてくれるものと思います。
同じイラクサ科の小低木で食べられる黄色い実をつけるヤナギイチゴというものがあります。これは神奈川県湯河原付近にはえているものですが、雌雄異株または同株とのことではたして我が家のはどちらなのかまだ花も咲かず、実がなったことがありません。来春には花を見られそうと期待しています。


マンリョウの実が赤く色づき始めました。

赤く熟した実をリースに使うために切り取っているときに気付きました。
下のマンリョウは、実がなっている枝には葉がついていません。

庭のマンリョウを観察すると、葉がついている木の群れと葉がついてない木の群れと庭に二つのゾーンがありました。

たしかにネットでマンリョウの画像をみると、実のなっている枝に葉のあるもの、葉のないものがあります。これは2種類の木があって庭でそれぞれ子孫をふやしているのでしょうか。それとも同じ庭であっても、日照時間、風通しなどの環境の違いによるのか興味がわいてきたので経過観察してみようかと思います。
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真っ赤になったムサシアブミと我が家の紅葉黄葉

2015年11月25日 | 庭の花たち
ムサシアブミの実が真っ赤に染まりました。
ムサシアブミ1511240006ムサシアブミ1511240006 posted by (C)雑草
実がとてもきれいですが、花もユニークです。これは4月です。
ムサシアブミムサシアブミ posted by (C)雑草

エビズルの紅葉です。
エビズル紅葉1511240013エビズル紅葉1511240013 posted by (C)雑草

サルスベリの紅葉です。すでにほとんど落葉しました。
サルスベリ紅葉1511240019サルスベリ紅葉1511240019 posted by (C)雑草
去年はシマサルスベリが真っ赤に黄葉しました。今年はまだ緑色です。
紅葉したシマサルスベリ紅葉したシマサルスベリ posted by (C)雑草
今年の11月は昨年よりあたたかいのでしょうか。また、一般に暖かい地方の同類の植物の葉の黄葉、落葉が遅いようです。たとえば上のサルスベリとシマサルスベリ。ギボウシでは長崎ギボウシの葉はまだ緑色をしていますが、こちらのコバギボウシなどは枯れてしまいました。ツルウメモドキは冬季落葉するのに、テリハツルウメモドキは遅れて落葉して、暖冬では落葉しきらないで残るばあいがあります。

ダンコウバイの黄葉です。
ダンコウバイ黄葉1511240016ダンコウバイ黄葉1511240016 posted by (C)雑草
ヤマコウバシの黄葉です。ヤマコウバシは来春新芽が出るまで葉がついています。
ヤマコウバシ黄葉1511240015ヤマコウバシ黄葉1511240015 posted by (C)雑草

ムクロジの黄葉です。
ムクロジ黄葉1511240011ムクロジ黄葉1511240011 posted by (C)雑草
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ツクバネの実が熟しました

2015年11月22日 | 庭の花たち
ツクバネ1511200008
ツクバネ1511200008 posted by (C)雑草
ツクバネはビャクダン科ツクバネ属の雌雄異株の半寄生の落葉低木です。分布は本州、四国、九州北部で、茨城では山の尾根筋などでよく見かけます。
ネットに書かれている宿主の種類を調べてみましたら、次のような名前がありました。これらの木の根に寄生するのですね。
スギ・ヒノキ・ヒバ・ツガ・モミ・マツ・アセビ・ドウダンツツジ・カエデ・ライラック・タイサンボク・ヤマボウシ・ナツツバキ・サンザシ・ツルマサキ。
ちなみに我が家にあるツクバネの宿主はスギです。今年はその宿主のスギに実がなりました。
スギの実1511200010
スギの実1511200010 posted by (C)雑草
このツクバネを譲ってくださった造園屋さんはスギの木を植えた鉢にツクバネの種を播くそうです。ツクバネの種からは吸盤のようなもんが伸びてスギの根に吸い付くそうです。地中でのことですから、発芽した時に掘って見たそうです。
私はまだ見たことがありません。きっとヤドリギの発芽のときに似ているのかなと思いました。
ヤドリギは下の画像のように、発芽の時に宿主の地上の枝に吸盤のようなものをくっつけます。
ヤドリギ発芽
ヤドリギ発芽 posted by (C)雑草
ツクバネが発芽したときの地上部は次のようなものです。
ツクバネの発芽
ツクバネの発芽 posted by (C)雑草
次は発芽数年のツクバネの実生苗です。中心の太い木が宿主のスギです。これは造園屋さんから2012年にいただいたときのもので、いただいたときに植えてあった鉢よりひとまわり大きいポリバケツにそっくり移しかえたものです。
ツクバネの実生苗
ツクバネの実生苗 posted by (C)雑草
実生苗は数本ありますが、どれが雌株でどれが雄株かわかりません。また全部雄株であったら実がなりません。
幸いなことにもっとも成長の速い木に雌花をつけました。
ツクバネの雌花
ツクバネの雌花 posted by (C)雑草
雌花は枝先に1個だけついていて、子房下位。子房の先に4枚の葉のような苞、次は花弁のようですが萼なのでしょうか。中心は柱頭と思います。
ところが雄花がありません。まだ幼苗で花をつけないのかなと思ったらようやくみつかりました。
ツクバネの雄花
ツクバネの雄花 posted by (C)雑草
雄花は枝先に数個つきます。花弁のようなのは萼だそうです。萼と雄しべからなっているようです。
でも受粉ができなかったのか、実をつけたのは2014年が初めてでした。
虎の子のツクバネ
虎の子のツクバネ posted by (C)雑草
この種をあらかじめスギ苗を植えておいた鉢に播きましたがいまだはつがしません。
今年2015年は実がたくさんなりましたので間もなく播いてみようと思います。
ツクバネ1511200009
ツクバネ1511200009 posted by (C)雑草
播いた翌年に発芽しないで、翌翌年に発芽することがありますので成否は2年後になります。
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南高校の特別講座「楽しい自然観察」 アイアスカイノデなど

2015年11月21日 | 野草を訪ねて
今年の南高校の特別講座も残すところあとわずかになりました。昨日の講座は「顕微鏡下の世界」で顕微鏡の取り扱いの実習です。
例によって最初は持ち寄った植物の観察です。
私はシダはさっぱりわからないのですが、今回は聞き流さないでしっかりと先生のお話を聞きました。
アイアスカイノデ。比較的大きなシダです。
アイアスカイノデ511200034アイアスカイノデ511200034 posted by (C)雑草
写真の中央の赤い札がついたのがアイアスカイノデ、手で持っているのがアスカイノデです。小葉のついていない部分がアイアスカイノデのほうがアスカイノデよりも長めだそうです。鱗片のつき方はアスカイノデのほうがもじゃもじゃしています。
アイアスカイノデの特徴は鱗片の色だそうです。鱗片の中央部分がこげ茶色(熟した栗の実の色)です。
アイアスカイノデ511200025アイアスカイノデ511200025 posted by (C)雑草
アスカイノデの鱗片にはこの栗色がありません。
アスカイノデ511200035アスカイノデ511200035 posted by (C)雑草
このアイアスカイノデとアスカイノデによく似たツヤナシイノデというのがありました。
ツヤナシイノデ511200038ツヤナシイノデ511200038 posted by (C)雑草
右側のやや黄緑色のほうがツヤナシイノデです。なんとなく葉にツヤがないようですが区別困難です。小葉を拡大して詳しく見るとツヤナシイノデは毛が多いそうです。
ツヤナシイノデ511200042ツヤナシイノデ511200042 posted by (C)雑草
アイアスカイノデとアスカイノデの小葉はよく似ています。毛がまばらで、葉体の表面に艶があります。
アイアスカイノデ511200041アイアスカイノデ511200041 posted by (C)雑草
アスカイノデ511200040アスカイノデ511200040 posted by (C)雑草

ナンゴクナライシダというのがありました。ナライシダによく似て区別がつきません。
ナンゴクナライシダ511200031ナンゴクナライシダ511200031 posted by (C)雑草
ナンゴクナライシダの特徴は毛がいっぱいあることだそうです。
ナンゴクナライシダ511200032ナンゴクナライシダ511200032 posted by (C)雑草

先生がアカハナワラビらしいのを持ってきてくださいました。葉の形からアカハナワラビとフユノハナワラビの中間くらいだとのことでした。
アカハナワラビ511200068アカハナワラビ511200068 posted by (C)雑草
胞子を顕微鏡で観察すると、丸い胞子ばかりではなく、角張っているものも交じっている。これは雑種のためではないかとのことでした。この画像を拡大してご覧いただくには、この画像をクリックしてください。フォト蔵の画面に変わります。さらに画像をクリックすると拡大画面になります。さらに拡大するには画面右上の「元画像」をクリックしてください。
アカハナワラビ胞子511200064アカハナワラビ胞子511200064 posted by (C)雑草
この写真は資料として提出します。

ハマハナヤスリの見本を見せていただきました。かなり珍しいそうです。
13ハマハナヤスリ51120007113ハマハナヤスリ511200071 posted by (C)雑草
少しこれに似たものにヒロハハナヤスリというのがあります。偕楽園内に自生しています。
ヒロハハナヤスリ自生地ヒロハハナヤスリ自生地 posted by (C)雑草
もうひとつ、コヒロハハナヤスリといって、ヒロハハナヤスリによく似ているが、こちらはかなりめずらしいとか。これが、市街地の駐車場と歩道のわずかな隙間にあるのを先生が見つけられました。絶滅危惧種が市街地にあるなんて驚きです。
コヒロハハナヤスリコヒロハハナヤスリ posted by (C)雑草
昨年この駐車場の半分にはビルが建設されましたが、さいわい自生していた場所は残されました。とは言っても風前の灯です。安全な場所に移したほうがよいのでしょうか。それともこのままにして手を加えないのがよいのでしょうか。悩ましいです。

カングミはナワシログミとツルグミの雑種とのことです。
カングミ511200016カングミ511200016 posted by (C)雑草
カングミ511200017カングミ511200017 posted by (C)雑草
グミの葉の裏側が白いのは星状毛があるからだそうです。
カングミ511200045カングミ511200045 posted by (C)雑草
星状毛を顕微鏡で拡大してみました。
カングミ511200067カングミ511200067 posted by (C)雑草

アシズリノジギクだそうです。
アシズリノジギク511200013アシズリノジギク511200013 posted by (C)雑草
アシズリノジギク511200015アシズリノジギク511200015 posted by (C)雑草

サツマノジギクとのことです。白花が一般的と思いますがピンク色もあるようです。
サツマノジギク511200018サツマノジギク511200018 posted by (C)雑草
サツマノジギク511200021サツマノジギク511200021 posted by (C)雑草

アワコガネギクです。これは茨城にも自生しているそうです。
アワコガネギク511200022アワコガネギク511200022 posted by (C)雑草
これらの野菊はいただいて挿し木をしました。これから冬に向かう時に草本の挿し木は難しいです。冬は根があっても地上部は枯れてしまいます。それで、冬が来たことを刺し穂が気がつかないで過ごさせて発根させます。
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渋柿の収穫と干し柿作り

2015年11月20日 | 庭の花たち
干し柿を作る日にちを決めようと、毎日天気予報を見てきました。干し柿を作るタイミングは、朝の気温が10度を割って、晴天が1週間続くのが理想です。ところが今年は11月に入ってそのような予報が出ません。気温は高めで、毎週雨の日があって、晴天はせいぜい3日くらいしか続きません。
今回も雲の多めな晴れの日が3日しか続かないのですが、柿の実が木になったまま熟して熟し柿になるものが出始めたので、これ以上待つことは得策ではないと判断して、昨日柿の実をしゅうかくして、今日干し柿にしました。
今年の柿の実のなっている様子です。
柿収穫1511180002
柿収穫1511180002 posted by (C)雑草
柿の実の数は少なめですが、粒ぞろいのようです。
柿収穫1511180004
柿収穫1511180004 posted by (C)雑草
収穫した柿の実はおおよそ250個くらいです。実が熟したので、実が落ちやすく、落ちると割れてしまいがちでした。
柿収穫1511180006
柿収穫1511180006 posted by (C)雑草
実の大きさは 大で500g。中で300g。小で200g強です。今年は実のなっている枝が太く、大粒の実が目立ちました。
柿収穫1511180007
柿収穫1511180007 posted by (C)雑草
実を収穫するには、木が伸びすぎて、木に登っても収穫が難しいので、上のほうの実は、実がついたまま枝を切り落としました。
下は切り落とした枝で、枝全体の3分の2くらいを切り落としました。
柿収穫1511180010
柿収穫1511180010 posted by (C)雑草
木には2個の柿の実を子守柿として残しました。
木守柿1511190035
木守柿1511190035 posted by (C)雑草
木守柿1511190044
木守柿1511190044 posted by (C)雑草

皮を剥いた柿の実を熱湯に5~7秒つけてから、2階の窓辺につるしました。全部で110個です。ここは日当たり、風通しがすこぶる良く晴天が続くとおいしい干し柿になります。
干し柿1511190039
干し柿1511190039 posted by (C)雑草
2階につるし切れない59個を1階の庇の下につるしました。
干し柿1511190037
干し柿1511190037 posted by (C)雑草
2階と1階につるした柿の実の合計は合計169個でした。
干し柿1511190038
干し柿1511190038 posted by (C)雑草
クリスマスのころには食べ頃になることでしょう。
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庭の秋 シノブ、カジノキ、ナンキンハゼ、イソギク、サネカズラ、ムサシアブミ、ノシラン、など

2015年11月15日 | 庭の花たち
庭が秋らしくなってきました。
シノブの黄葉です。横川の釜めしの容器に石をつめて、シノブを着生させています。ヒオウギも植えてありますが花が咲くほどには大きくなれないです。最近イワヒバの小苗も植えてみました。
シノブ1511140006シノブ1511140006 posted by (C)雑草
この葉はカジノキかもしれません。もう下のほうの葉は黄葉して落ちてしまいました。
今年の4月にユリの苗を購入して植えた鉢に突然発芽したものです。先日の南高校(定時制)の特別講座「楽しい自然観察」で我が家の庭の植物観察をしていただいたときに先生がカジノキかもといわれました。きっとユリの鉢土にカジノキの種が混じっていたのでしょう。
カジノキかも1511140008カジノキかも1511140008 posted by (C)雑草
こちらではヒメコウゾはよく見ますがカジノキは見たことがありません。

ナンキンハゼの紅葉が始まりました。この木の種は出島の木の種を最初に送っていただいたときに、路上に落ちている種を掃き集めるようにして送っていただいた時のものです。送ってくださった方が出島の木の種をご存じなかったので、とにかく出島の木の下に落ちていた種らしいのを送ってくださいました。それを播いたところ3種類発芽しました。一つはこのナンキンハゼで長崎の街路樹としてよくある木でした。それからシュロらしいのと、ハリエンジュのようなマメ科の樹木でした。
ナンキンハゼ1511140016ナンキンハゼ1511140016 posted by (C)雑草
5年以上になりますが、これまで紅葉したことがなく、緑の葉っぱのまま寒さで萎れてしまいました。今年は寒さが急に来ないためにゆっくりと紅葉がすすんでいます。

イソギクが満開です。
イソギク1511140028イソギク1511140028 posted by (C)雑草
次は丸葉のイソギクです。大きな花のかたまりになっています。丸い葉は11時の方向に花に隠れて少し見えています。
イソギク丸葉1511140029イソギク丸葉1511140029 posted by (C)雑草

サネカズラの実が真っ赤に色づきました。
サネカズラ1511140017サネカズラ1511140017 posted by (C)雑草
ムサシアブミの実は日に日に色づき進んでいます。
ムサシアブミ1511140005ムサシアブミ1511140005 posted by (C)雑草
ノシランの実が大きくなりました。冬になると瑠璃色に輝くことでしょう。
ノシラン1511140004ノシラン1511140004 posted by (C)雑草
シロミナンテンの実が珍しくたくさんついています。
シロミナンテン1511140012シロミナンテン1511140012 posted by (C)雑草
ナンテンの実も少し赤くなり始めました。
ナンテン1511140013ナンテン1511140013 posted by (C)雑草
シャクチリソバの実がついています。先日は黒く熟した実を先生がお持ち帰りになられました。
シャクチリソバ1511140023シャクチリソバ1511140023 posted by (C)雑草
柿の実がすっかり色づきました。干し柿にしたいのですが、雨の日が多く、気温が高めなので空模様眺めです。理想は最低気温が一桁になり、晴天が1週間続くとの天気予報の初日に皮をむいて干すことです。
カキ1511140024
カキ1511140024 posted by (C)雑草
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コモチミツバベンケイソウ

2015年11月15日 | 庭の花たち
ミツバベンケイソウに今年もムカゴができました。
コモチミツバベンケイソウ1511140018
コモチミツバベンケイソウ1511140018 posted by (C)雑草
牧野図鑑をはじめ植物図鑑にはミツバベンケイソウにムカゴが発生するとの記述がないので、10年前くらいに初めてムカゴが発生した時には非常に驚きました。下はその時の画像です。

さらに驚いたことは、同じ年にイワタバコにもムカゴができたことです。

いろいろと調べた結果4年前にコモチミツバベンケイソウというのがあることがわかりました。
コモチミツバベンケイソウは北岳で発見されて、1986年に「植物分類・地理研究」誌に発表されたも。学名はHylotelephium verticillatum (L.) H.Ohba f. bulbiferum (N.Yonez.) Yonek.イワタバコのムカゴについては再現することができず、いまだに謎です。
茨城の山に自生するミツバベンケイソウにはムカゴはできないと聞いていますが、庭で栽培した場合、ムカゴの発生を確認されたわけです。
ただし山で発生したのはいまだ見たことがありません。
コモチミツバベンケイソウ1511140020
コモチミツバベンケイソウ1511140020 posted by (C)雑草
ミツバベンケイソウにムカゴが発生する条件ははっきりとは分かりません。でも草体が生存の危機に瀕した時に発生するらしいことがいくつかの事例から考えられます。
1秋深くなり凍って枯れそうになっても生きている場合。
2茎が折れてかろうじてつながっていて生きている場合。
3ネナシカズラに絡まれ草体が弱った場合。
4茎が太く草丈が50cmくらいになった場合は凍らなくても冷涼な季節になると発生しやすい。
以上のように、低温、傷、寄生などによって草体が危機に瀕してなお生き続けている場合に緊急にムカゴを発生させて子孫を残そうとするのではないかと考えられます。
コモチミツバベンケイソウ1511140021
コモチミツバベンケイソウ1511140021 posted by (C)雑草
今年この株に発生したのは上記2によるようです。なぜなら同じ鉢に似た株が2本あり、片方の茎が折れてムカゴが発生しましたが、もう一本は発生していません。ミツバベンケイソウは種子で子孫をの残します。でも、種子が結実するまでの日数がない緊急事態になったためにムカゴを発生させたと思いました。
コモチベンケイソウには、北岳で発見され、サハリンの標本でも確認された。きちんと観察すればさらに産地は増えるだろうと書かれています。そのように茨城産にもムカゴの発生が確認できたことになります。
もっと別の見方をすると、危機に瀕した場合ムカゴを発生させる能力はもともとどこのミツバベンケイソウに備わっているのではないでしょうか。
ただ、そのような特殊な環境にならない限りムカゴを発生させないで、種子で子孫を増やしているのではないでしょうか。
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柚子を収穫。真っ赤に色づいたサネカズラ。シマカンギク開花など。

2015年11月09日 | 庭の花たち
庭の柚子を一部収穫しました。毎週月曜日はコープの配達日です。昼時に配達のあと共同購入しているご近所と奥さま同士が3人で2時間近く世間話を立ち話をしています。その間に庭の柚子を収穫して差し上げました。
ユズ収穫1511090022ユズ収穫1511090022 posted by (C)雑草
柚子の木が大きくなったので、今年は収穫のあとで枝を切り詰めることにしているので、収穫も枝になったままです。このような枝を5本ほど切りました。
ユズ収穫1511090001ユズ収穫1511090001 posted by (C)雑草
柚子をさしあげたら、すぐに柚子ジャムのレシピをくださいました。夕方にはさっそく作った柚子ジャムをもいただきました。

サネカズラが今年は豊作です。真っ赤な実がたくさんついています。
サネカズラ1511090014サネカズラ1511090014 posted by (C)雑草
少し色づき始めた実もまだあります。
サネカズラ1511090015サネカズラ1511090015 posted by (C)雑草

見事なムサシアブミの実がなりました。少し色づく気配が見えてきました。
ムサシアブミ1511090018ムサシアブミ1511090018 posted by (C)雑草
ムサシアブミが真っ赤に色づくと本当に見事です。下は去年真っ赤に色づいたムサシアブミの実です。ムサシアブミは北関東にはじせいしていません。九州からいただきました。今年も期待どおりの真っ赤な実ができます。
ムサシアブミムサシアブミ posted by (C)雑草

シマカンギクが咲き進んできました。シマカンギクはこちらにはないので九州からいただいたものです。
シマカンギク1511090007シマカンギク1511090007 posted by (C)雑草
シマカンギク1511090005シマカンギク1511090005 posted by (C)雑草

今年のイトラッキョウは花が少ないです。
イトラッキョウ1511090002イトラッキョウ1511090002 posted by (C)雑草
その代りに葉がよく茂りました。このイトラッキョウは長崎市内で自動車修理工場をされていた方がお持ちのものだったそうです。長崎のイトラッキョウといえば、平戸島のイトラッキョウが有名ですが、これが平戸島のものかどうかはわかりません。
イトラッキョウ1511090003イトラッキョウ1511090003 posted by (C)雑草

タマムラサキが満開になりました。特にこの株は花数がおおくて草体も大きめです。
タマムラサキ全開1511090009タマムラサキ全開1511090009 posted by (C)雑草

マルバグミが2度目の開花です。
マルバグミ2度咲き1511090013マルバグミ2度咲き1511090013 posted by (C)雑草
3週間ほど前にたくさんの花が咲きましたが、実が1個もみつかりません。今日はマルバグミに近づくとマルバグミの花の香りがしたので気が付きました。
下は10月21日に咲いていたマルバグミのはなです。花数は格段に多いです。
オオバグミ1510210018オオバグミ1510210018 posted by (C)雑草

ピアノを置いてある6畳間のリホームがほぼ終わりました。後は飾り縁をつけるのみです。今回はフローリングと壁板を全面張り替えました。
リホーム1511090028リホーム1511090028 posted by (C)雑草
52年前に建てた家で、人が歩くとピアノが揺れるようになり、壁板のベニヤ板が一部はがれるなどしているために全面を張り替えました。隙間風もなくなり今年の冬は少しはあたたくなるかも。
リホーム1511090027リホーム1511090027 posted by (C)雑草
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秋色自然観察会

2015年11月07日 | 野草を訪ねて
水戸市公園協会の秋色自然観察会に参加して加波山へ行きました。加波山は筑波山塊の北に位置する高峰で標高708.8mの自然豊かな山です。小型バス2台に分乗して、笠間市の笠間西IC付近から入り、標高520m付近から自然観察をしながら山頂を目指しました。タマブキ、ヤマアジサイ、ヤマジノホトトギス、サラシナショウマ、ヤブタバコ、ミズナラ、ヤマウルシ、シラキ、コバノガマズミ、オトコヨウゾメ、サルトリイバラ、マユミ、ミヤマシキミ、ウチダシミヤマシキミ、ヤドリギ、シシガシラ、フモトスミレ、ツルアジサイ、ツタウルシ、ツルウメモドキ、マルバノホロシ、ツルリンドウなどを写真に撮ってきました。
むかごがついていて、蕗に似た香り。
DSCF5514タマブキDSCF5514タマブキ posted by (C)雑草
装飾花がある。コアジサイには装飾花がありません。
DSCF5516ヤマアジサイDSCF5516ヤマアジサイ posted by (C)雑草
DSCF5521ヤマジノホトトギスDSCF5521ヤマジノホトトギス posted by (C)雑草
サラシナショウマの葉は小さい小葉です。オオバショウマは小葉が大きく、イヌショウマは中間。
DSCF5524サラシナショウマDSCF5524サラシナショウマ posted by (C)雑草
DSCF5528ヤブタバコDSCF5528ヤブタバコ posted by (C)雑草
ミズナラには葉柄がほとんどありません。
DSCF5535ミズナラDSCF5535ミズナラ posted by (C)雑草
DSCF5531ヤマウルシDSCF5531ヤマウルシ posted by (C)雑草
DSCF5536シラキDSCF5536シラキ posted by (C)雑草
コバノガマズミは葉柄がほとんどない。ガマズミには葉柄があります。
DSCF5541コバノガマズミDSCF5541コバノガマズミ posted by (C)雑草
DSCF5542オトコヨウゾメDSCF5542オトコヨウゾメ posted by (C)雑草
DSCF5546サルトリイバラDSCF5546サルトリイバラ posted by (C)雑草
DSCF5547マユミDSCF5547マユミ posted by (C)雑草
DSCF5550ミヤマシキミDSCF5550ミヤマシキミ posted by (C)雑草
DSCF5571ミヤマシキミDSCF5571ミヤマシキミ posted by (C)雑草
次のウチダシミヤマシキミは葉脈が葉の裏側に出っ張っているミヤマシキミの変種です。葉の表側の葉脈はへこんでいます。
DSCF5551ウチダシミヤマシキミDSCF5551ウチダシミヤマシキミ posted by (C)雑草
DSCF5553ウチダシミヤマシキミDSCF5553ウチダシミヤマシキミ posted by (C)雑草
DSCF5557ヤドリギDSCF5557ヤドリギ posted by (C)雑草

DSCF5558シシガシラDSCF5558シシガシラ posted by (C)雑草
DSCF5559フモトスミレDSCF5559フモトスミレ posted by (C)雑草
次の葉はツルアジサイです。イワガラミは似た環境で、姿がツルアジサイによく似ています。イワガラミの鋸歯は粗く、ツルアジサイの鋸歯は細かで数が多いです。
DSCF5560ツルアジサイDSCF5560ツルアジサイ posted by (C)雑草
DSCF5562ツタウルシDSCF5562ツタウルシ posted by (C)雑草
DSCF5565ツルウメモドキDSCF5565ツルウメモドキ posted by (C)雑草
DSCF5567マルバノホロシDSCF5567マルバノホロシ posted by (C)雑草
DSCF5570ツルリンドウDSCF5570ツルリンドウ posted by (C)雑草
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