庭の花たちと野の花散策記

山野草と梅が大好きの「雑草」。花以外は思考不可の植物人間の庭の花と野の花散策記です。

もみじ谷の紅葉

2017年11月13日 | 偕楽園公園
今、偕楽園のもみじ谷がきれいです。























最後は一番きれいになってほしい木なのですがどうしたことか今年も人気度が最低。これって茨城県のこと?。

ハナノキなのですが。

偕楽園の梅が咲きました。弘道館では紅葉がすごい。2016年12月7日

2016年12月07日 | 偕楽園公園
偕楽園の梅 チャボ冬至の花が咲いたことをミスター偕楽園さんから教えていただきました。
さっそく見に行きました。

咲いているのを見つけたのは12月2日だそうです。4個の花が咲いていたそうです。6日には風が強く花弁が一部おちてしまったそうです。今日7日に確認できたのは2個でした。

この木の蕾は他の早咲きの八重冬至、八重寒紅、冬至梅、水心鏡などと比べても決して大きいことはありません。

けれどもなぜか数個の花が必ず先頭に咲くのです。

昨日6日に弘道館の梅の蕾の様子を見てきました。

八重寒紅↑と虎の尾↓です。

蕾がかなり膨らんでいました。
弘道館には紅葉もまだたくさん残っています。


もしかすると紅葉をバックにした梅の花を撮影できるかもしれませんね。
弘道館の塀の外の梅林にはさらに美しい紅葉がありました。




エノキの葉も緑から黄色に変化中です。大きなヤドリギが目立つようになってきました。

昨日はNHKのブラタモリの収録があったようでした。


もみじ谷が真っ赤にもえています。

2016年11月15日 | 偕楽園公園
偕楽園公園のもみじ谷が真っ赤にまえています。
1611140028もみじ谷入口1611140028もみじ谷入口 posted by (C)雑草
もみじ谷への入り口です。右手には護国神社の鳥居があります。護国神社には登らずに、左の芝生のほうへ進みます。
1611140020もみじ谷入口1611140020もみじ谷入口 posted by (C)雑草
1611140023もみじ谷入口1611140023もみじ谷入口 posted by (C)雑草
1611140026もみじ谷入口1611140026もみじ谷入口 posted by (C)雑草
もみじ谷に入る前から紅葉を堪能できます。
1611140030もみじ谷入口1611140030もみじ谷入口 posted by (C)雑草
右手も常緑樹の森から何の木でしょうか。黄色くなりかけています。
1611140035もみじ谷入口1611140035もみじ谷入口 posted by (C)雑草
もみじ谷の入り口はここです。これまで歩いてきた道路の左側の園路を振り返りました。
カメラの位置の左手がもみじ谷です。正面の大小のカエデのうち、左側の小さく黄葉した木にハナノキの名札がついています。
1611140037ハナノキ@もみじ谷1611140037ハナノキ@もみじ谷 posted by (C)雑草
もみじ谷の入り口にはハナノキが2本あります。黄色くてもう一部落葉しています。
え、これがハナノキなの。真っ赤に紅葉したハナノキを思い描いてきたのでびっくりです。
1611140040ハナノキ@もみじ谷1611140040ハナノキ@もみじ谷 posted by (C)雑草
黄葉の中でも一番赤味のある葉がこれです。これから紅くなるのでしょうか。でも、一部落葉が始まっています。赤くなる前に落葉が心配。
9月末に居谷里湿原で見た日本在来のハナノキの葉とは微妙に形が違うような気がします。
1609290046ハナノキ自生地1609290046ハナノキ自生地 posted by (C)雑草
居谷里湿原のハナノキの葉のシルエットです。もみじ谷のハナノキの葉と形がはだいぶ違います。もしかすると、もみじ谷のハナノキはアメリカハナノキではないだろうかと疑問がわいてきました。アメリカハナノキのほうが樹勢がつよく公園にはアメリカハナノキがよく植えられているらしいです。森林研究所のページにも「アメリカハナノキの苗木が、ハナノキと区別しないで扱われる事も少なくない。」と書かれていました。まだハナノキの紅葉をじっくり観察したことのない雑草にはよくわかりません。
「日本のハナノキが完全な雌雄異株(雄木と雌木に分かれる)であるのに対し、アメリカハナノキは、雌雄雑居、すなわち枝により雌花をつけたり、雄花をつけたりするといった違いが見られる。」ということなので、花の時期に確認するとあるいははっきりするかもしれませんね。入り口でつまずいてしまいました。何はともあれ、もみじ谷に入って行きましょう。
1611140044紅葉@もみじ谷1611140044紅葉@もみじ谷 posted by (C)雑草
もみじ谷の両側は小高い丘で杉などの常緑樹です。常緑樹に挟まれた谷にたくさんの植栽されたカエデがあります。緩やかな谷をしたから上へと進んでゆきます。
1611140045紅葉@もみじ谷1611140045紅葉@もみじ谷 posted by (C)雑草
1611140046ドウダン紅葉@もみじ谷1611140046ドウダン紅葉@もみじ谷 posted by (C)雑草
わお!!こんなに真っ赤なドウダンツツジはここだけでしかみたことがありません。
1611140048紅葉@もみじ谷1611140048紅葉@もみじ谷 posted by (C)雑草
1611140051紅葉@もみじ谷1611140051紅葉@もみじ谷 posted by (C)雑草
1611140053ヤマツツジ紅葉@もみじ谷1611140053ヤマツツジ紅葉@もみじ谷 posted by (C)雑草
ヤマツツジまでがもみじとドウダンの赤につられて紅葉黄葉しています。
1611140054紅葉@もみじ谷1611140054紅葉@もみじ谷 posted by (C)雑草
お年寄りの方も誰もがもみじを楽しんでいます。
1611140055紅葉@もみじ谷1611140055紅葉@もみじ谷 posted by (C)雑草
1611140057カマツカ黄葉@もみじ谷1611140057カマツカ黄葉@もみじ谷 posted by (C)雑草
カマツカの黄葉もきれいです。
1611140060紅葉@もみじ谷1611140060紅葉@もみじ谷 posted by (C)雑草
黄葉紅葉が折り重なっています。
1611140062紅葉@もみじ谷1611140062紅葉@もみじ谷 posted by (C)雑草
1611140064紅葉@もみじ谷1611140064紅葉@もみじ谷 posted by (C)雑草
1611140067紅葉@もみじ谷1611140067紅葉@もみじ谷 posted by (C)雑草
1611140069ノシラン@もみじ谷1611140069ノシラン@もみじ谷 posted by (C)雑草
もみじ谷には北関東では珍しいノシランがあります。
1611140071ノシランと紅葉@もみじ谷1611140071ノシランと紅葉@もみじ谷 posted by (C)雑草
ノシランは関東南部以西に分布して、水戸では自生は見られません。でも、千波に自生有りと記録があったのですが実際にどこに自生しているかは不明でした。雑草はフォト蔵でノシランを初めて知り、yumiさんから苗と種をいただき庭で栽培したものを、県民大学に持参したところ、その自生の記録のことを知り、ここもみじ谷の5群と愛宕神社の一株を発見して報告しました。もみじ谷は正確には千波町ではないのですが、千波湖のすぐ近くでもあり記録と一致する可能性はあります。また台町十字路近くの惣菜屋の軒下にも一株あります。
そして我が家には長崎産のノシランが多数あって、もみじ谷のノシランとは苞のつき方に相違があることがわかりました。これが寒冷地に来るともみじ谷タイプになってしまうのか、寒冷地でも変わらないのかは数年の観察が必要と思っています。
1611140072紅葉@もみじ谷1611140072紅葉@もみじ谷 posted by (C)雑草
もみじ谷の上流のほうはまだ紅葉が進んでいなくて、緑色の葉が多いです。
1611140074紅葉@もみじ谷1611140074紅葉@もみじ谷 posted by (C)雑草
もみじ谷の上流のほうはまだ紅葉が進んでいないのは、上流には市街地があるのと、日当たりがよいなど、下流よりも気温が高めなので紅葉が遅れているのでしょうか。
1611140076紅葉@もみじ谷1611140076紅葉@もみじ谷 posted by (C)雑草
紅葉・黄葉の進んだ下流へと引き返します。
1611140080紅葉@もみじ谷1611140080紅葉@もみじ谷 posted by (C)雑草
1611140083紅葉@もみじ谷1611140083紅葉@もみじ谷 posted by (C)雑草
このあたりは夜のライトアップが素晴らしいようです。
ただいま夜間ライトアップ期間中です。
開催期間:平 成28年11 月1 0日(木)~11月27日(日) 日没~午後9時
1611140091紅葉@もみじ谷1611140091紅葉@もみじ谷 posted by (C)雑草
1611140093紅葉@もみじ谷1611140093紅葉@もみじ谷 posted by (C)雑草
1611140096紅葉@もみじ谷1611140096紅葉@もみじ谷 posted by (C)雑草
1611140100紅葉@もみじ谷1611140100紅葉@もみじ谷 posted by (C)雑草
1611140102紅葉@もみじ谷1611140102紅葉@もみじ谷 posted by (C)雑草
1611140007好文亭@花追い橋1611140007好文亭@花追い橋 posted by (C)雑草
花追い橋から本園好文亭です。好文亭楽寿楼からの黄葉も素晴らしいです。もみじ谷と好文亭の紅葉をおたのしみください。


探梅真っ盛り。偕楽園公園の梅の木77本が開花。梅花の香りも。

2015年12月30日 | 偕楽園公園
偕楽園の探梅が真っ盛りに。今季は異常に早い開花です。まだ12月だというのに偕楽園公園の梅の木で花をつけた木を77本確認しました。中には20日以上も前から咲きだして、梅の香も流れている木もあります。
1512290123香りいっぱいの八重寒紅SY1-0061512290123香りいっぱいの八重寒紅SY1-006 posted by (C)雑草
もっとも開花率の高いのは猩々梅林です。すでに12月6日には開花が確認され、ここの八重寒紅は香りも豊かにはなっています。水心鏡も真っ盛りの木があります。
また六名木を一度に見られるエリヤでは、白難波、虎の尾が咲き始めています。また月影の緑色の蕾がおおきくふくらんでいます。偕楽園で最初に咲く月影はここのようです。

桜山駐車場、梅桜橋から本園にはいると、標柱わきの八重冬至が咲き進んでいます。記念撮影スポットです。
1512290088八重冬至C8-002標柱隣1512290088八重冬至C8-002標柱隣 posted by (C)雑草
1512290098八重冬至C8-002標柱隣1512290098八重冬至C8-002標柱隣 posted by (C)雑草

日本庭園のほうにまわり、見上げると、吐玉泉を取り囲む杉の森です。左の背の高い木は太郎杉らしい。
1512290103太郎杉1512290103太郎杉 posted by (C)雑草
池のほとりの緋梅が咲き始めています。例年だと2月初めころ開花のはずです。今季は1か月以上も早い開花です。
1512290107緋梅C8-1301512290107緋梅C8-130 posted by (C)雑草
1512290108緋梅C8-1301512290108緋梅C8-130 posted by (C)雑草

月宮殿ももう咲きだしました。月宮殿も例年は2月初めと思いました。
1512290036月宮殿B1-2101512290036月宮殿B1-210 posted by (C)雑草

本園内の園路の十字路で2本の冬至梅が咲き始めました。この木は毎年早咲きです。
1512290048冬至梅B7-177とA5-1761512290048冬至梅B7-177とA5-176 posted by (C)雑草

震災前までは偕楽園の一番花として知られていた八重寒紅が咲き始めました。震災後は別の八重寒紅に先を越されています。
1512290064八重寒紅と好文亭C2-0261512290064八重寒紅と好文亭C2-026 posted by (C)雑草
梅の花の向こうに見晴広場の萩、松、左近桜、ツツジと好文亭と絵になるスポットです。

震災後には偕楽園の一番花として話題になっていた八重寒紅も咲き始めました。
ここは見晴広場の一角で、記念撮影やイベントの場所として人気があります。
1512290077八重寒紅C3-0351512290077八重寒紅C3-035 posted by (C)雑草

偕楽園公園の梅の開花状況です。 合計77本の開花を確認しました。内訳は次の通りです。
本園内(大日本史完成の地、南崖、吐玉泉下を含む)合計45本 
    八重冬至、八重寒紅、虎の尾、冬至梅、月宮殿、緋梅など
田鶴鳴梅林  6本 八重寒紅、八重冬至、冬至梅
猩々梅林  14本 水心鏡、白難波、虎の尾、紅難波、緋梅など
窈窕梅林  12本 八重寒紅、冬至梅、紅難波

また弘道館では暫定12本の開花を確認しています。
(弘道館内は12月16日の6本までです。塀の外は今日29日に6本の開花を確認)

偕楽園臨時駅。
梅まつり期間中(2月下旬から3月末)の土日、祝日には9時~3時ころ通過の下り列車がすべて停車する予定です。(特急も普通電車もすべて)
1512290134偕楽園臨時駅1512290134偕楽園臨時駅 posted by (C)雑草



偕楽園公園 ヤドリギのある風景

2015年12月26日 | 偕楽園公園
偕楽園公園のヤドリギを見てきました。
実がたくさんついているヤドリギがエノキに寄生しています。
ヤドリギDSCF7263aヤドリギDSCF7263a posted by (C)雑草
ヤドリギDSCF7260aヤドリギDSCF7260a posted by (C)雑草

エノキがすっかり落葉してよく見えます。ヤドリギ探しはちょうど今がよいですね。
ヤドリギの風景1 DSCF7266bヤドリギの風景1 DSCF7266b posted by (C)雑草
桜川の堤防にあるヤドリギが寄生したエノキ。
右側のエノキの上左のヤドリギに実がなっていました。
手前はムクゲの並木道です。
対岸は芝生と田鶴鳴梅林(梅の開花した木6本)。その上が偕楽園本園(梅の開花した木19本)で、左側の建物が好文亭です。
偕楽園公園内全体で開花を確認した梅の木の本数は今日現在で51本です。(3000本中51本で1.7%です)
(実は本園内の今日の探索不十分でもうちょっと多いかもしれません。)
同じ場所で後ろに向きを変えるともう一本のエノキにヤドリギが寄生しています。実はついていません。
ヤドリギDSCF7267bヤドリギDSCF7267b posted by (C)雑草
月池の向こうに四季の原 右は桜川にかかる窈窕橋です。窈窕橋をわたると、画像の右端の手前が猩々梅林。向こうが窈窕梅林です。ここでは合計約190本の梅の木があり、そのうち実に26本が開花しています。(14%の木に花がついています)
ケヤキの木にもヤドリギが寄生していました。真ん中の木です。撮った私も確認できないほどまぎらわしいです。
ヤドリギの風景3 DSCF7270bヤドリギの風景3 DSCF7270b posted by (C)雑草
望遠で見ると実がなっていました。
ヤドリギDSCF7268aヤドリギDSCF7268a posted by (C)雑草

ヤドリギDSCF7269aヤドリギDSCF7269a posted by (C)雑草


偕楽園のケンポナシ

2015年12月21日 | 偕楽園公園
偕楽園のケンポナシの様子を見てきました。場所は好文亭の西側斜面です。七曲りの道の曲がり角にありますが、高木のために何の木かは判断着きません。
ケンポナシ1512210034ケンポナシ1512210034 posted by (C)雑草
見上げると小さな実がかすかに見えました。カメラの望遠で見ると確かに実がなっています。
ケンポナシ1512210039ケンポナシ1512210039 posted by (C)雑草
ケンポナシ1512210040ケンポナシ1512210040 posted by (C)雑草
鳥が実を食べています。ヒヨドリのようです。
ケンポナシ1512210036
ケンポナシ1512210036 posted by (C)雑草
下の熊笹の中を見ると落ちたケンポナシの実が見つかりました。
ケンポナシ1512210031ケンポナシ1512210031 posted by (C)雑草
拾い集めてみました。
ケンポナシ1512210027ケンポナシ1512210027 posted by (C)雑草
ケンポナシ1512210026ケンポナシ1512210026 posted by (C)雑草
枝の先に実がついています。何とその枝が太っています。太った枝の先に細い花柄?があって、その先に丸い実がついています。
食べられるのは丸い実ではなくて、太った枝の部分です。甘い汁があり食感はなしのようでもありました。グロテスクな形はあまり食欲をそそるものではありません。

ケンポナシ1512210042ケンポナシ1512210042 posted by (C)雑草

探梅 偕楽園公園で開花した梅は24本確認しました。

2015年12月18日 | 偕楽園公園
昨日16日に弘道館に続いて偕楽園内を探梅しました。夕刻で暗くなるのが早くて、十分に見て回れませんでしたが新たに3本確認できました。
南崖橋の下の八重寒紅です。
DSCF6844八重寒紅南崖橋下E4-082DSCF6844八重寒紅南崖橋下E4-082 posted by (C)雑草
え、どこに咲いたの? 背景の紅葉にまぎれてちょっと気が付きません。
橋の手すりの間から見ると、あ、咲いていました。
DSCF6841八重寒紅南崖橋下E4-082DSCF6841八重寒紅南崖橋下E4-082 posted by (C)雑草
今日は空に黒い雲があって、暗くなるのが早くて、梅の木を見上げてもなかなか見つかりません。梅の木を整枝している造園屋さんに、花を見かけませんでしたか?と聞きましたら、教えてくださいました。画像の中心の木です。
DSCF6839八重寒紅A4-017DSCF6839八重寒紅A4-017 posted by (C)雑草
この木は何度か見たのですが見つからなかったです。造園屋さんが切った徒長枝で花を指してくださって初めてわかりました。
DSCF6836八重寒紅A4-017DSCF6836八重寒紅A4-017 posted by (C)雑草
南崖でも別の造園屋さんが後片付けをしていました。
花を見ましたか?というと、白い花がさいていたが、その枝を切ってしまったとのことです。指差した方角が柿の木の大木のほうだったので、冬至梅に違いないと思いました。この木は何回か確認にきていましたが、いつも夕刻でよく見えていませんでした。残念ながら花を見ることができず幻の開花です。
まだほかにもよく確認すれば見つかったかもしれませんが、本日は目視不可能となり探梅はここまでとあきらめました。
幻の冬至梅を含めて3本確認ということで、3000本中24本で0.8%となりました。
表門の外側では十月桜が盛んに咲いています。
DSCF6832十月桜 表門DSCF6832十月桜 表門 posted by (C)雑草
DSCF6829十月桜 表門DSCF6829十月桜 表門 posted by (C)雑草
マユミもたくさんの実をつけています。
DSCF6835マユミ 表門DSCF6835マユミ 表門 posted by (C)雑草

偕楽園公園の梅の開花が合計21本になりました。

2015年12月14日 | 偕楽園公園
本日12月14日に偕楽園公園内の梅の開花状況を確認してきました。何と21本もの木で開花を確認しました。
公園拡張部では猩々梅林9本。窈窕梅林2本。田鶴鳴梅林1本。計12本。
常磐線の北側の本園では大日本史完成の地4本。東門1本。御成門1本。吐玉泉下3本。計9本。
偕楽園公園としては本園と拡張部合計21本。
梅の木は約3000本ですから開花した本数は0.7%です。
 特に猩々梅林が咲き進んでいました。猩々梅林で開花を確認した梅の木は本日4本でした。確認済み5本と合わせて合計9本になりました。猩々梅林の梅の木の本数は115本くらいでしょうか。8%の木に花が咲いています。
水心鏡は満開の枝もありました。
DSCF6701水心鏡SY2066kk
DSCF6701水心鏡SY2066kk posted by (C)雑草
DSCF6703水心鏡SY2066k
DSCF6703水心鏡SY2066k posted by (C)雑草
猩々梅林で本日開花を確認した、六銘木のひとつ白難波です。公園センターの丸山橋近くには六銘木を一箇所に植えてあり、そのうちの白難波が咲きました。
DSCF6679白難波SY2071
DSCF6679白難波SY2071 posted by (C)雑草
六銘木のすぐ隣の紅難波も咲いていました。
DSCF6682紅難波SY2082
DSCF6682紅難波SY2082 posted by (C)雑草
DSCF6684紅難波かSY2030
DSCF6684紅難波かSY2030 posted by (C)雑草
かつて白難波の名札がついていた大木SY2-041。ボケボケですが
DSCF6695白難波SY2041
DSCF6695白難波SY2041 posted by (C)雑草
DSCF6697白難波SY2041
DSCF6697白難波SY2041 posted by (C)雑草
上の写真は左手が猩々梅林です。自転車のわきの梅の木が2本重なっていて、向こう側がかつて白難波の名札がついていた大木です。水心鏡との情報もあります。中央の橋は花追い橋で橋の向こう側が田鶴鳴梅林で、高台が偕楽園本園の杉森、やや右に好文亭がみえます。

 窈窕梅林の紅難波の花がきれいです。カメラ愛好家が構えていました。窈窕梅林はたしか83本でした。そのうちで開花を確認したのは中央の八重寒紅とこの紅難波の2本だけです。
DSCF6689紅難波YO1030k
DSCF6689紅難波YO1030k posted by (C)雑草
この愛好家のように撮れたらいいなと思います。
DSCF6692紅難波YO01030k
DSCF6692紅難波YO01030k posted by (C)雑草
 本日開花を確認した梅の木です。
 田鶴鳴梅林の八重寒紅です。田鶴鳴梅林はおおよそ500本ほどの梅の木がありますが、咲いていたのはこの八重寒紅が1本だけでした。田鶴鳴梅林はいつも開花がおそいです。
DSCF6660八重寒紅TA7099
DSCF6660八重寒紅TA7099 posted by (C)雑草
もうくたびれた花もありました。もしかしたら、偕楽園公園内で今季最初に咲いたのはこの八重寒紅だったのではないでしょうか。
DSCF6673八重寒紅TA7099
DSCF6673八重寒紅TA7099 posted by (C)雑草
田鶴鳴梅林は旧6号国国道の田鶴鳴橋のたもとから西側です。交差点「偕楽園下」の道路標識の下で咲いていました。
DSCF6676八重寒紅TA7099田鶴鳴梅林
DSCF6676八重寒紅TA7099田鶴鳴梅林 posted by (C)雑草
 常磐線の北側の本園では、大日本史編纂の地の八重寒紅4本と、東門の案内板の後ろ側の八重寒紅1本、御成門の虎の尾1本、吐玉泉下の八重冬至3本。計9本の開花を確認されています。本園内の梅の木はおおよそ2200本ですから0.4%の開花率です。
そのうち本日開花を確認したものです。
東門の八重寒紅。東門近くで冬至梅が咲いたとの情報はこの八重寒紅のことだったのでしょうか。
DSCF6710八重寒紅C2011
DSCF6710八重寒紅C2011 posted by (C)雑草
御成門の虎の尾。この虎の尾は若い木です。
DSCF6714虎の尾A1022
DSCF6714虎の尾A1022 posted by (C)雑草
 若い木は早めに開花する傾向があるようです。かつて御成門から見晴広場への通路わきに植えられた虎の尾も早く開花していましたが、今は木が大きくなりやや遅くなりました。そのほか苗木畑から南崖にデビューした若い木などは探梅の時に注意して見ると早めに咲いているのが見つかるかもしれません。
吐玉泉下の八重冬至はいつも早いです。特に南門手前の標柱わきは人気スポットです。
DSCF6708八重冬至C8002
DSCF6708八重冬至C8002 posted by (C)雑草
また鐘楼わきの八重冬至も咲きました。
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DSCF6704八重冬至C9054 posted by (C)雑草
吐玉泉下の日本庭園まわりと、鐘楼前の芝生の周囲は、早咲きの八重冬至、珍しい朝鮮梅、美しい唐梅、黒田、八重旭、緋梅、紅千鳥、紅加賀など梅まつり期間中いつでも観梅を楽しめる隠れた場所です。

偕楽園の梅は合計12本の木に花が咲きました。

2015年12月11日 | 偕楽園公園
偕楽園公園の梅の木12本で開花を確認しました。今日確認した開花した梅の木は大日本史完成の地碑の付近で八重寒紅が4本です。二日前に確認した8本と合わせて12本の梅の木に花が咲きました。今日は確認しませんでしたが南門手前の八重冬至も咲いたかもしれません。
DSCF6602八重寒紅E2059060DSCF6602八重寒紅E2059060 posted by (C)雑草
ここの開花は梅の木1本に花が1~2個で、よく探さないと見つけにくいです。
最初は上の画像の中央の木と右側の木です。
花は1輪と2輪を確認しました。
DSCF6600八重寒紅E2059DSCF6600八重寒紅E2059 posted by (C)雑草
DSCF6601八重寒紅E2060DSCF6601八重寒紅E2060 posted by (C)雑草
大日本史完成の地の碑の手前の梅の木も咲いています。
DSCF6604八重寒紅E2069DSCF6604八重寒紅E2069 posted by (C)雑草
DSCF6603八重寒紅E2069DSCF6603八重寒紅E2069 posted by (C)雑草
左側の斜面に近いほうでも咲いていました。
DSCF6605八重寒紅E2068DSCF6605八重寒紅E2068 posted by (C)雑草
大日本史完成の地は、千波湖畔のバス駐車場から長い歩道橋「偕楽橋」で東門方向へ行きます。「偕楽橋」で桜川、県道50号線(旧六国)、常磐線を越えて坂を登り始めた所にあります。さらに上に登ると南崖橋を経て東門に行きます。
これは南崖橋の紅葉です。
DSCF6611南崖橋の紅葉DSCF6611南崖橋の紅葉 posted by (C)雑草
DSCF6612南崖橋の紅葉DSCF6612南崖橋の紅葉 posted by (C)雑草
東門を入ると偕楽園本園です。まだ本園内では花が咲いた梅の木を1本も確認していません。先日冬至梅(白花)が東門をはいってすぐの見晴広場で咲いているとの情報をいただきまして、念入りに探しましたがいまだ見つかりません。
おそらく、東門を入って左側の梅林と思うのですが、ここでは梅林の中の二季咲桜が咲いているだけでした。ちょっと見ると梅の花かと見まごうような咲き方です。
DSCF6614二季咲桜DSCF6614二季咲桜 posted by (C)雑草
DSCF6615二季咲桜DSCF6615二季咲桜 posted by (C)雑草
東門から好文亭に向かって大通りを行くと、もう1本の二季咲桜が咲いています。
DSCF6613二季咲桜DSCF6613二季咲桜 posted by (C)雑草
今日は昨夜からの雨がやんで、南風がふいて23度くらいに気温が上がりました。一時の春のような気候ですが、また梅が春が来たと勘違いをしてしまうのではないでしょうか。

偕楽園の梅の開花が去年より1月も早い。今日現在8本開花しました。

2015年12月09日 | 偕楽園公園
偕楽園の梅の花の一番花の開花では、遅いと言われた今年2015年度は2014年12月30日に開花しました。今シーズン(2016年度)の一番花の開花は24日も早い、2015年12月6日に確認されました。
一番花の開花時期としては私的な乏しい記録ではたしか12月14日というのがあったと記憶しています。今シーズンはそれよりもさらに8日も早く、一番花の開花時期としては記録的ではないかと考えられます。
DSCF6532八重寒紅SYI006DSCF6532八重寒紅SYI006 posted by (C)雑草
今シーズンの偕楽園の梅の一番花と思われる猩々梅林の八重寒紅です。
これまでの一番花は本園見晴広場周辺の八重寒紅でした。
ながらく一番花として君臨した絶景ポイントは見晴広場の東端の八重寒紅で、下の画像の右側の枝です。
見晴広場と好文亭見晴広場と好文亭 posted by (C)雑草
この梅の木は毎年一番に咲き、その花の向こうに見晴広場、左近桜、好文亭が見える絶景ポイントだったのですが、大震災の後の夏の少雨酷暑があったときから衰弱して花数も減り、一番に咲かなくなりました。
数年前からの一番花は見晴広場の左近桜と藤棚の中間付近にある八重寒紅に代りました。ここは満開の紅梅を背景に記念撮影をする絶好のポイントです。次の画像は2月下旬のものです。

さて、今年の初期の開花状況に戻ります。
今日現在で8本の開花を確認していますので、去年の同じ本数が咲いたころと、開花場所を比較すると驚きました。

開花場所          2015年1月7日 2015年12月9日
①標高約23mの高台の本園内     5本        0本
 (南崖を含む)
②標高約6~8mの吐玉泉下      2本        1本
③標高約6~7mの田鶴鳴梅林     0本        0本
④標高約8mの猩々梅林        1本        5本
⑤標高約7mの窈窕梅林        1本        2本
            (合計本数) 9本  (合計本数)8本
本園とその近く吐玉泉下が初期の開花の数が減って、
本園から離れた猩々梅林と窈窕梅林で初期開花の数が増えています。
開花時期が早い年は今年のような傾向があるのでしょうか。風向が変わったのでしょうか。放射冷却の多少によるのでしょうか。多雨または少雨と地下水量差による地中水分量の多少。化学肥料などによる土質劣化で木が弱るなどどうでもよいようなことを考えるヒマ人雑草です。
 一番多く咲いている猩々梅林の梅の花です。名前は梅の木の名札によりますが読みにくいのもあります。猩々梅林の付近ではまだまだカエデが紅葉しています。
DSCF6565猩々梅林DSCF6565猩々梅林 posted by (C)雑草
DSCF6532八重寒紅SYI006DSCF6532八重寒紅SYI006 posted by (C)雑草
DSCF6535八重寒紅SYI009DSCF6535八重寒紅SYI009 posted by (C)雑草ボケボケでした。<<汗>>
DSCF6541紅難波?SY2DSCF6541紅難波?SY2 posted by (C)雑草
DSCF6548水心鏡DSCF6548水心鏡 posted by (C)雑草
水心鏡にはまだ緑色をした葉がついているのに開花していました。梅で葉があるときに咲くのは珍しいですね。
DSCF6545水心鏡DSCF6545水心鏡 posted by (C)雑草
DSCF6552紅難波SY2065DSCF6552紅難波SY2065 posted by (C)雑草
次は窈窕梅林の八重寒紅と紅難波です。この八重寒紅は7日にブログしたものです。
偕楽園公園の梅林では一番南側にあります。
DSCF6562窈窕梅林DSCF6562窈窕梅林 posted by (C)雑草
左側の森は徳川ミュージアムです。前方はるか向こうが偕楽園本園です。
DSCF6556八重寒紅DSCF6556八重寒紅 posted by (C)雑草
DSCF6554紅難波YO1030DSCF6554紅難波YO1030 posted by (C)雑草
次は吐玉泉下の八重冬至です。吐玉泉下の日本庭園も紅葉が美しいです。
DSCF6570庭園紅葉DSCF6570庭園紅葉 posted by (C)雑草
西門寄りの八重冬至が1個咲いていました。
DSCF6572八重冬至C9055DSCF6572八重冬至C9055 posted by (C)雑草
南門手前の標柱わきの八重冬至は蕾です。間もなく開花するでしょう。
DSCF6575八重冬至C8002DSCF6575八重冬至C8002 posted by (C)雑草
間もなく咲こうとしている八重冬至と標柱。記念撮影の人気スポットです。
DSCF6577八重冬至C8002DSCF6577八重冬至C8002 posted by (C)雑草
また、本園で冬至梅1本の開花情報をいただきましたが見つかりませんでした。
場所は見晴広場で東門からすぐのところとのこと。該当すると思われる場所には二季咲桜がまだ咲いていました。念のため、早く咲く本園の冬至梅を念入りに探しましたが見つかりませんでした。
本園南崖の紅葉と見晴広場ドウダンツツジの黄葉です。
DSCF6581南崖紅葉DSCF6581南崖紅葉 posted by (C)雑草
DSCF6583南崖紅葉DSCF6583南崖紅葉 posted by (C)雑草
DSCF6584ドウダンツツジ紅葉DSCF6584ドウダンツツジ紅葉 posted by (C)雑草
左側の竹垣は雑草の背丈よりちょっと高めです。



偕楽園公園の梅が咲きました

2015年12月07日 | 偕楽園公園
偕楽園公園の梅が咲きました。例年よりかなり早い梅の開花です。
梅の一番花1512070010atrf600梅の一番花1512070010atrf600 posted by (C)雑草
1週間前12月1日に来た時にかなり大きく膨らんだ蕾があったので、もしかすると咲いているかもしれないと思ってきてみました。
去年は12月末ころの開花でした。早い年では12月14日ころの記憶はありますが、今年はさらに早い12月7日は初めてです。11月が暖かかったためでしょうか、明後日からまたかなり暖かいとの予報がありますので、この木は咲き進むかもしれません。
梅の花が咲いた木は正面の木です。背景には紅葉がまだ残っています。ここは偕楽園公園の南の端の窈窕梅林です。
この木です1512070023f1この木です1512070023f1 posted by (C)雑草
上を向いて咲いている梅の花です。この花が一番花かもしれません。
一番花はこれかも1512070021f3一番花はこれかも1512070021f3 posted by (C)雑草
ここに咲いています。一番花が咲いたときは、ほかの蕾はまだ固いものですが、咲き始めて赤い花弁がみえてきた蕾が見えます。これは本格的な開花ですね。
ここに咲きました1512070016f2ここに咲きました1512070016f2 posted by (C)雑草
この梅の名は八重寒紅です。いつも最初に咲きますが、ほぼ同時に咲く品種としてはチャボ冬至、八重冬至、冬至梅があります。八重寒紅以外はいずれも白梅です。はたして白梅はいつ咲くのでしょうか。早くも咲いた梅を探し回る探梅の季節到来です。

偕楽園の梅の実落とし アンズ、地上絵?ほか

2015年06月13日 | 偕楽園公園
12日に偕楽園の梅の実落としが始まりました。13日(土)と14日(日)に偕楽園公園事務所で販売されます。
たわわになっている梅の実。これは品字梅です。
梅品字梅a1506120039梅品字梅a1506120039 posted by (C)雑草

偕楽園拡張部ではアンズもいっぱい実をつけています。
アンズe1506120003アンズe1506120003 posted by (C)雑草

弘道館にはアンズの大木がありましたが枯れてしまいました。
今は偕楽園の石の芽付近と千波湖畔に比較的若い木が植えられています。熟すのは千波湖畔のほうがはやくて、ほとんど落ちてしまいました。
アンズi1506120058アンズi1506120058 posted by (C)雑草

落ちていた実を持ち帰り剥いて、播いてみました。果たして芽がでてくるでしょうか。
アンズj1506120068アンズj1506120068 posted by (C)雑草

アンズk1506120070アンズk1506120070 posted by (C)雑草

偕楽園石の芽のほうはまだたくさんなっていました。まだ完熟していません。
アンズb1506120001アンズb1506120001 posted by (C)雑草
アンズe1506120003アンズe1506120003 posted by (C)雑草

熟した実をならせている木もありました。
アンズh1506120059アンズh1506120059 posted by (C)雑草
アンズは梅によくにてやや大きめの実がつきます。
味も生梅のような味ですが、生梅のような強烈な酸っぱさないので、生でも食べることができます。とはいうものの、かなり酸っぱいです。
なお、梅の実はよく熟していないと有毒成分があるようなので生梅は食べるのを控えた方がよいです。

南門から本園に戻るとホタルブクロが咲いていました。
ホタルブクロa1506120055ホタルブクロa1506120055 posted by (C)雑草
ホタルブクロc1506120056ホタルブクロc1506120056 posted by (C)雑草

藤棚の近くのオオバボダイジュがたくさん花をつけて、独特の香りを放っています。
オオバボダイジュa1506120023オオバボダイジュa1506120023 posted by (C)雑草
小さな虫がたくさんいます。
オオバボダイジュc1506120032オオバボダイジュc1506120032 posted by (C)雑草
てんとう虫や蜂も来ていました。
オオバボダイジュd1506120036オオバボダイジュd1506120036 posted by (C)雑草
花をアップで見てみました。
オオバボダイジュe1506120025オオバボダイジュe1506120025 posted by (C)雑草

葉に斑が入った梅の枝は健在でしたが、この枝になった実は落ちてしまったそうです。種を播いてみたかった。
梅斑入りb1506120044梅斑入りb1506120044 posted by (C)雑草

梅斑入りc1506120053梅斑入りc1506120053 posted by (C)雑草

ナスカの地上絵は有名です。またヨルダンなど中東にも地上絵が発見されているそうです。
その地上絵にも似た地上絵を好文亭の中で見つけました。
拡大して見ると1506120010拡大して見ると1506120010 posted by (C)雑草
不思議な地上絵です。何に見えますか。
何の絵だろう1506120009何の絵だろう1506120009 posted by (C)雑草
実はウスバカゲロウの巣でした。

我が家のモクゲンジの花が少し赤味がかってきました。
モクゲンジ1506110036モクゲンジ1506110036 posted by (C)雑草

ヤドリギの実

2014年12月11日 | 偕楽園公園
千波湖畔ではヤドリギがあちこちに寄生しています。一番多いのがエノキです。
桜、柳、ポプラ、梅などに寄生しますが、植木屋さんに見つかると切り落とされてしまいます。でもエノキはやや公認?ポプラは高すぎて処置できない。
12月のヤドリギの実はほぼ熟したようです。

2月ころには完熟です。


この実を鳥が食べてフンをすると、実のネバネバとともに種が排出され、それが木の枝につくと発芽して、木に寄生して成長するそうです。
2010年に種を枝につけたところをアップしました。その続きで吸盤みたいのが出てきたのがこの画像です。
これはコナラにつけた種です。

こちらはサルスベリにつけました。

残念ながらこの時はおよそ1年以上このように木の枝に寄生しようとしていましたが、枯れてしまいました。

ヤドリギの花はいつ咲くのでしょう。これは1月の蕾の様子です。

こちらが4月に開花し始めた花の様子です。

ヤドリギは木の高い場所に寄生するので種を採取するのが困難です。さいわい今年は杖があれば届きそうな場所に実をならせているのでもう一度種まきにチャレンジしてみたいと思います。種を採取するまで植木屋さんが見逃してくれるとよいのですが。

酈懸梅

2010年03月20日 | 偕楽園公園

Tekkenbai2010_0308kairakuen0017web3月8日現在。手前の茶色い花は満開の�酈懸梅です。

偕楽園には花びらのない梅の木があります。正確には全く無いわけではなく、小さい花びらがある花もあり、全く見当たらない花もあります。偕楽園の東門を入ってすぐに左方向へ行くと南崖があります。そのすぐ手前に偕楽園では最初に咲き始める八重寒紅という紅梅があります。早咲きですから、今はほとんど花はありません。この八重寒紅のすぐ近くの階段を下りたところに�酈懸梅があります。花を見るのには、崖の上から千波湖を見ると、ちょうど目の前にこの�酈懸梅の花が見えるのですが、満開になっても茶色のおしべや萼しかみえないので、まだ咲いてないとか、もう散ってしまったと勘違いしがちです。3月8日時点では、この距離では花びらを確認できる花は見当たりませんでした。

ところが本日3月19日に久しぶりに行きました。(というのはいつもは毎日のように偕楽園通いをしているのですが、今週は93歳になる母を預かっていたので、行く機会がなかったのです) 今日は母の散歩を兼ねてゆきました。母は花には興味がないようで、あまり気が進まないのと、腰のあたりが傷むので、途中でベンチに腰掛けて休んだりして、どうにかここまでたどり着いたのでした。というわけで近辺の泰平と数本程度しか見ないで帰ろうということになりました。帰りがけにこの�酈懸梅を見ますと、なんと白い花が咲いているではありませんか。

2010_0319bbniwa0012web 3月19日現在。白い花を咲かせた�瞠懸梅

この木は�酈懸梅の中では偕楽園で一番大きな木で、しかも他の�酈懸梅より早く咲き始めます。散るべき花びらがないので本当は、散ってしまったという表現は適切でないかもしれないが、もう花の盛りを過ぎて、ほとんどが散ってしまったであろうはずなのに、白い花が見えたのです。同じ木でありながら、花の盛りのころは、ほとんど花びらを出さずに、花の終わりには花びらを出して見せてくれたのであります。何とも不思議な咲き方をする梅であります。

酈懸梅はてっけんばいと言います。中国の地名です。この梅の名はまた茶筅梅とも言います。花を茶筅に見立てたものです。