庭の花たちと野の花散策記

山野草と梅が大好きの「雑草」。花以外は思考不可の植物人間の庭の花と野の花散策記です。

西の谷のムサシアブミが真っ赤に。梅の一番花は28日の気温次第。

2021年11月25日 | 偕楽園

前回ブログでは10月29日に顎鬚仙人さんに西の谷へ連れて行っていただいたきました。庭のムサシアブミの実が赤くなり始めたので、西の谷にあった大きな実も赤くなっているのではと気になっていました。今日午前中は妻がデイサービスでのリハビリのため不在なので、自転車で自力で行くことができました。最初は谷の西側のものですが、まだ黒い粒が少し残っていました。

この写真は上と同じもので、前回10月29日に撮影したものです。


西の谷の両側は常緑樹と孟宗竹が多いので晩秋でも鬱蒼とし\ています。イチョウはすでに落葉していますが、1本だけが黄葉真最中です。
ムサシアブミはこの森の中の湧水と谷川の間のじめじめした場所に生えています。


こちらは谷の東側です。葉柄は柔らかくなり倒れてしまい、枯れた葉が地面に落ちています。

花径も柔らかくなり腐って倒れ、赤い実が横たわっています。

真っ赤に完熟した実があちこちに見つかりました。









真っ赤に完熟した実があちこちに見つかりました。




ヒヨドリジョウゴも枯れた蔓が垂れ下がりあかい実をつけていました。


タンポポがたった1個だけ咲いていました。シジミチョウとスジグロシロチョウが来ていました。

今朝の水戸気象台の最低気温は1.4℃、最高気温17.4℃でした。2週間予報では29日の最低気温0℃、最高気温14℃です。
偕楽園の早咲き梅の開花スイッチが今日25日に入った可能性がわずかながらあります。予報通りなら28日は確実に入るはずです。
早ければ12月1日、5日~9日ころには一番花が開花するのではと。12月初旬が自己流の開花予想になります。
しかし、28日の気温次第ではさらに10日くらいは遅く、中旬になるでしょう。


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偕楽園で梅が咲いています。 水路のミズバショウ、アゼナルコ、スイレンなど

2019年05月19日 | 偕楽園

「偕楽園で梅が咲いていますよ」とミスター偕楽園こと吉田さんから、うれしい電話をいただきました。
早速自転車で偕楽園へ。

目指す梅の木は葉が生い茂っていて、視力の衰えてきた雑草にはどこにあるのかさっぱりわかりません。
幸いにも、梅桜橋のエレベータで出会ったお客様にお話しすると、梅の花を見たいということで南崖の梅の木にご一緒してくださいました。
「目の高さで、こちらを向いて咲いている」とのことで、お客さんが見つけてくださいました。

確かにこちらを向いていました。そういえば先の虎の尾の時も目の高さでこちらを向いていました。


南崖の急斜面なので、花の裏側を見ることができません。やや左側に移動して撮ってみたら、萼が少し見えました。やはり、季節外れに咲く梅の花は萼片が大きめで葉っぱになろうとしたことがうかがわれますね。
この梅の木は春日野ですが、花弁も本来の春日野とは違いますね。


今年は偕楽園のミズバショウが大きな葉を茂らせています。ミスター偕楽園さんがよみがえらせたものです。来シーズンの花が楽しみです。

下流にはアゼナルコと思われる草がありました。

さらに下流にはスイレンの蕾が水面に出ていました。まもなく開花します。
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今年偕楽園にデビュー シロバナマンジュシャゲ

2018年09月29日 | 偕楽園

少し盛りを過ぎています。偕楽園で今年初めて花を咲かせたシロバナマンジュシャゲ(ヒガンバナの白花)です。

撮影時刻も遅くなりました。今年は全部で3本咲いたようです。来年は花が盛りの時に、しかも明るいときに見てみたいです。

南崖の赤花ももう終盤です。


二キザキザクラとジュウガツザクラが咲き始めています。


キンモクセイもわずかですが咲き始めました。

萩祭りもおわって静かな偕楽園です。
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偕楽園の西門付近の紅葉

2017年11月13日 | 偕楽園
偕楽園の西門から南門にかけての紅葉も見逃せません。



















クロガネモチ


ヒイラギモクセイ


メタセコイヤなども西門から県立歴史館下へと彩りを添えています。

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偕楽園の梅が間もなく咲きそうです。2016年12月21日 

2016年12月22日 | 偕楽園
梅が咲きそうですとは何事かと叱られそうです。というのは12月7日に『偕楽園の梅が咲きました。弘道館では紅葉がすごい。』とこのブログにすでに書いていたのでした。

『偕楽園の梅が咲きました。弘道館では紅葉がすごい。』は下記にあります。
http://blog.goo.ne.jp/zassougoo/e/115199523c712c8319772e3664c7dc6a
たしかにこの時にはチャボ冬至と冬至梅、八重冬至の3本の梅の木に花が咲いていました。でもそのあと数日でどの梅の木の花もしおれてしまったのでした。それで、今は一輪の花も見ることができない状態です。
梅の花は結構長持ちするものですが、あまりにも早い時期に咲いた花は、その木の蕾はまだほとんどすべてが固いのに、その中の1個とか数個が咲いてしまうのです。
スポーツ競技でスタートラインに立っても、まだ全員が準備できないうちにフライングしてしまうのにのに似ていますね。
というわけで、仕切り直しした梅の開花レースはいよいよこれからが本番になるのかなと思いました。
現時点で最初に咲きそうなのは何と言っても吐玉泉下の八重冬至でしょう。おもな八重冬至は5本ほどあります。その中でも最有力候補は梅桜橋から南門への途中の偕楽園と書かれた標柱わきの八重冬至です。
八重冬至C8-0021612210004a八重冬至C8-0021612210004a posted by (C)雑草
バックに植え込みの紅葉がみられます。
八重冬至C8-0021612210008八重冬至C8-0021612210008 posted by (C)雑草
この八重冬至は木全体の蕾が大きく膨らんでいますので、咲き始めたら一気に咲き進むことでしょう。


この八重冬至に少しも遅れていないのが窈窕梅林の中心付近にある八重寒紅です。
八重寒紅@窈窕梅林1612210025a八重寒紅@窈窕梅林1612210025a posted by (C)雑草
この八重寒紅もほころび始めた蕾を見つけました。

このほかに早く咲くと思われる梅の木は下記です。
100種3000本という梅林のなかから一足早い梅の花を探し回ってはいかがでしょうか。

比較的早く咲く梅の木
東門を入ってすぐ
1  見晴亭の反対側の案内版付近の八重寒紅 
2  東門を入りすぐ左に行き、南崖の手前の八重寒紅 震災前まではかなり早かった梅の木です。
東門から好文亭に向かう大通り
3  中間よりやや手前、右側のチャボ冬至 12月初旬に数輪咲きました。今は見えません。
4  中間よりやや先右側の八重寒紅
5  二季咲桜の手前の芝生側の八重寒紅 震災後は2よりこの八重寒紅が早く咲くようになっています。
6  5の隣、大通側の満月
見晴広場から御成門への園路
7  3と4の間で右へ折れて最初のベンチの上に覆いかぶさる八重寒紅
8  7の園路を進み、次の十字路を直進し、右側ベンチの反対側の左側の虎の尾
9  7の園路をさらに進み、御成門の手前の右側の満月。左側案内板後ろの満月
10 御成門を入ってすぐの左側の虎の尾
御成門から好文亭へ向かう園路の十字路 
11 十字路の左手前、十字路から2本目の八重冬至 12月初旬に1輪咲いたが今は見えません。
12 十字路の右手前の冬至梅 12月初旬に1輪咲いたが今は見えません。 
13 十字路の向こう側(好文亭側)左の冬至梅
六名木月影の近く
14 表門から西梅林に入り、六名木のすぐ隣の月宮殿
15 さらに進み塒出の錦をすぎて左側3本目くらいの八重寒紅
吐玉泉下
16 偕楽園標柱隣の八重冬至 上の写真のとおり、間もなくかいかしそうです。
17 鐘楼の西門側の八重冬至をはじめ、芝生のまわりの八重冬至4本
猩々梅林 
18 花追い橋から猩々梅林へ、右の芝生の中の八重寒紅 去年は開花が早かった。
19 猩々梅林の中心にあるベンチの隣の水心鏡 これも去年は早かった。
20 窈窕梅林の水飲み場隣の八重寒紅 上の写真のとおりで間もなく一番花が見られるかも。
田鶴鳴梅林
21 トイレ前の八重寒紅
22 旧六号国道田鶴鳴橋北側の道路標識下の八重寒紅
大日本史完成の地碑
23 大日本史完成の地碑周辺の八重寒紅数本
南崖
24 柿の木の大木の下の冬至梅
25 見晴広場から僊湖暮雪碑へ下る園路のはじまりの冬至梅
などなど例年早めに咲く梅の木たちです。早いものは12月中に、1月中にはきっと咲いていることでしょう。
雑草のブログにお問い合わせくだされば地図上の概略位置をご案内できます。

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今季は白組が優勢 偕楽園の白梅3本に花が咲きました。2016年12月9日

2016年12月09日 | 偕楽園
16八重冬至1209001516八重冬至12090015 posted by (C)雑草
A3-052八重冬至が開花していました。
この八重冬至は花弁数が他の八重冬至より少なく、花弁が他の八重冬至より白く輝いて見えます。
明日は梅の剪定見学会があります。
名工による梅の枝剪定を見学して、剪定した枝をもらうことができます。

16冬至梅1209001416冬至梅12090014 posted by (C)雑草
B2-177冬至梅が開花しました。偕楽園の担当者に教えていただきました。
大きな木の高い枝に1個だけ咲いている花は視力が衰えてもう自力では見つけにくくなりました。

16チャボ冬至1209001316チャボ冬至12090013 posted by (C)雑草
A6-021チャボ冬至は12月2日に咲いているのが確認されました。最初の花は強風で散ってしまったとか。
今年は白組優勢です。はや3本の白梅が咲きました。赤花の八重寒紅はいまだ咲きません。

1年前今日書いたブログには
「偕楽園の梅の花の一番花の開花では、遅いと言われた今年2015年度は2014年12月30日に開花しました。今シーズン(2016年度)の一番花の開花は24日も早い、2015年12月6日に確認されました。一番花の開花時期としては私的な乏しい記録ではたしか12月14日というのがあったと記憶しています。」とありました。
さて今シーズン2017年度は最初の開花は昨シーズン2016年度とほぼ互角ですが、八重寒紅がまだ咲いていません。
これからどのような咲き方をするか楽しみです。
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偕楽園の萩まつり 曇りで月は見えないけれどハギは見頃に 好文亭内のマヤランが今年2度目の開花中

2016年09月16日 | 偕楽園
偕楽園の萩まつり中。萩といえば月ですが、このところ曇り空が多くて月は見られません。でもハギは見頃になってきました。
1609150016ハギ1609150016ハギ posted by (C)雑草
赤い花の萩の多くは仙台藩からいただいたという宮城野萩と思われます。少し開花が遅いのはマルバハギでしょうか。
1609150014ハギ1609150014ハギ posted by (C)雑草
あいにくの曇り空。15夜の月は見ることかなわず、18日のお月見の会も月見には思わしくない天気予報です。でもハギはいよいよ花盛りで、好文亭茶会,日本舞踊やキャンドルアートなどの様々なイベントが開催されますのでぜひおでかけください。
1609150018ハギ白1609150018ハギ白 posted by (C)雑草
白花の萩も見ごろを迎えています。
1609150021ハギ白1609150021ハギ白 posted by (C)雑草
1609150022ハギ白1609150022ハギ白 posted by (C)雑草
萩のライトアップも素敵でしょう。

1609150031左近桜1609150031左近桜 posted by (C)雑草
見晴広場でひときわ目立つ大木は左近桜です。
左近の桜は天保2年(1831)斉昭夫人登美の宮が有栖川より降嫁の折りに、仁孝天皇から京都御所の左近の桜の鉢植えを賜わり、東京小石川の後楽園徳川家に植えられたことにさかのぼります。弘道館落成の天保12年(1841)に弘道館に移植されましたが、初代、2代目とも枯れてしまいました。現在の桜は昭和38年(1963)弘道館改修工事完了を記念して、宮内庁より樹齢7年の系統樹を2本受領して弘道館に1本、偕楽園に1本を植えたものです。
健康優良樹 1609150028左近桜健康優良樹 1609150028左近桜 posted by (C)雑草
樹齢は2016年でわずか60年とはとても思えないような大木に成長して、毎年きれいな花をソメイヨシノに少し遅れて咲かせています。
幹周囲3.84m 樹高16m。ヤマザクラの一種、白山桜です。
このため日本樹木医会から平成25年に健康優良樹に選定されています。

1609150033仙奕台1609150033仙奕台 posted by (C)雑草
見晴広場の突き出た場所に仙奕台(せんえきだい)があります。千波湖から吹き上げる涼風を受ける絶景の地です。
石製の碁盤、将棋盤、琴石、卓台などがあります。「奕」は囲碁を意味するそうです。
一説には琴台などは砲台を設置するためのものとか。正面の旧6号国道方向ににらみをきかせているようにも思われます。

1609150036好文亭百日紅1609150036好文亭百日紅 posted by (C)雑草
左近桜と好文亭の間にはツツジがたくさんあって、5月には真っ赤なキリシマツツジなどが咲きます。(写真手前)
またドウダンツツジも見事な古木があります。(写真中央)好文亭内には紅白の百日紅が咲いています。

1609150049南門1609150049南門 posted by (C)雑草
好文亭の下に南門があります。南門は水戸城から千波湖、桜川を経て好文亭に入る水上ルートの門です。
近くには船着き場、船小屋などがあったことが好文亭四季模様之図に描かれています。
当時の千波湖の広さは現在の3~4倍はあり、水戸駅よりはるか東側、下市の備前掘ちかくまでありました。大正時代に干拓されて小さくなりました。

1609150011好文亭四季模様之図複製1609150011好文亭四季模様之図複製 posted by (C)雑草
当時の好文亭の絵図面です。東門内の休憩所、見晴亭に掲示してあります。
中央の森が好文亭。右側が梅林で、梅林は現在の東西梅林と常磐神社の森が全部含まれています。
森の左側は沢渡川の低地です。両側に吐玉泉と玉竜泉があります。
さらに左側が桜山と茶畑です。そのあいだはもみじ谷でしょうか。茶畑は現在徳川ミュージアムのある森です。
この森の下を左から右へ桜川が流れ、沢渡川と合流して千波湖に注がれています。
手前右が千波湖、その左が現在の田鶴鳴梅林で、この絵には鶴がいます。
好文亭を囲む森の上方に表門があって、内側に桃も植えられています。また森の東側には栗も植えられたえいたようです。現在クヌギとコナラの大木の下あたりでしょうか。

好文亭内でマヤランが咲いています。
1609150006マヤラン追加21609150006マヤラン追加2 posted by (C)雑草
こちらは待合の手前の通路に7月に咲いた場所にまた咲きました。
マヤランは夏をはさんで7月ころと9月頃に咲くことがありますが、偕楽園で9月に咲くのは珍しいことと思います。
1609150005マヤラン追加11609150005マヤラン追加1 posted by (C)雑草
これも7月に咲いた場所で新たに咲いているマヤランです。

1609150004マヤラン新規2と追加11609150004マヤラン新規2と追加1 posted by (C)雑草
手前の1本は初めて出てきました。向こう側は上の写真と同じもので、7月に咲いた場所で、9月にまた咲きました。

1609150002マヤラン新規11609150002マヤラン新規1 posted by (C)雑草
これも初回には出てこなかった新しい場所です。



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偕楽園もみじ谷のノシラン

2016年08月02日 | 偕楽園
庭のノシランが咲き始めたので、偕楽園のもみじ谷のノシランはどうかなと見てきました。
ノシランもみじ谷DSCF7813ノシランもみじ谷DSCF7813 posted by (C)雑草
このようなノシランの群がもみじ谷には5群あります。
ノシランもみじ谷DSCF7809ノシランもみじ谷DSCF7809 posted by (C)雑草
ノシランの分布は南関東以西に多く、水戸は北限よりさらに北ということで、自生の記録としては千波町にあるとの記録があるそうですが、数年前に県民大学で茨城の植物について教えていただいたときには、その所在が分かっていないとのことでした。たまたまそのころに、長崎のネット友人からノシランをいただき、種も播くなど興味を持っていた雑草は、このもみじ谷の5群と愛宕町で一株のノシランを発見しました。
そのことをお伝えしたところ、偕楽園は千波湖もあり、千波町にも近いので、記録にあるノシランはこのもみじ谷のノシランかもしれないとのことです。
今年のもみじ谷のノシランは花数が少ないようですがいくつかありました。
ノシランもみじ谷DSCF7808ノシランもみじ谷DSCF7808 posted by (C)雑草
ノシランもみじ谷DSCF7810ノシランもみじ谷DSCF7810 posted by (C)雑草
もみじ谷のノシランの花穂を見ると、花穂に小さな葉のようなものがたくさんついています。これは苞と思います。長崎産のノシランでは元のほうには苞が見えますが、上のほうの苞は小さ目であまり目立ちません。
ノシラン1607210007ノシラン1607210007 posted by (C)雑草
ノシランDSCF7779ノシランDSCF7779 posted by (C)雑草
これらは庭にある長崎産のノシランです。もみじ谷のノシランに比べて花穂の中間から上半分には苞が少なく、ちょおと見ただけでは見えない感じです。

もみじ谷のノシランの葉陰にはまだ実が残っている花穂もありました。
ノシランもみじ谷DSCF7812ノシランもみじ谷DSCF7812 posted by (C)雑草
ノシランの葉が覆いかぶさっていて、鳥に発見されず食べられなかったと思われます。
このもみじ谷は偕楽園の中では自然豊かな場所でホタルも生息しています。


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森のジガバチ

2016年07月21日 | 偕楽園
今日も偕楽園好文亭のマヤランを見てきました。花はほとんど盛りを過ぎていました。森に入り七曲りの坂道でジガバチが獲物を運んでいるのを見つけました。
ジガバチ1607200026a
ジガバチ1607200026a posted by (C)雑草
ジガバチは自分よりはるかに大きい獲物・芋虫を運んでいました。
ジガバチ1607200033a
ジガバチ1607200033a posted by (C)雑草
垂直の壁を乗り越えようとしています。ジガバチは獲物に針を刺して、毒液で獲物の神経を麻痺させて動けなくしてしまうそうです。
ジガバチ1607200036a
ジガバチ1607200036a posted by (C)雑草
ようやく乗り越えることができました。
ジガバチ1607200037a
ジガバチ1607200037a posted by (C)雑草
土の斜面を登ってゆきます。
ジガバチ1607200041a
ジガバチ1607200041a posted by (C)雑草
だんだん険しくなります。土が崩れて運びにくそうです。
ジガバチ1607200046a
ジガバチ1607200046a posted by (C)雑草
垂直の上りは重そうです。獲物が動かないのでどうにかすこしずつ登ります。
ジガバチの名前は、その羽音によるそうです。ジガバチは土を固めた巣の中に、麻痺した獲物を閉じ込めそこに産卵し、幼虫が獲物を食べてから、サナギになり、そののち成虫になって巣から出てきます。
ジガバチが獲物を巣に入れるときに、似我似我(自分に似よ)と獲物に言い聞かせて閉じ込め、やがて獲物が蜂の姿に変わって出てくると考えられて似我蜂と言われるそうです。
ジガバチ1607200047a
ジガバチ1607200047a posted by (C)雑草
かなり重そうでここは少しずつ登っています。
ジガバチ1607200050a
ジガバチ1607200050a posted by (C)雑草
垂直の壁を登り切ったところで見失いました。近くに穴があったのでこの中にはいいたのでしょうか。
ジガバチは巣に獲物を閉じ込めてそこに卵を産んで蓋をしてしまいます。卵から孵った幼虫は生きて麻痺している獲物を食べますが、最後まで獲物が死なないように、命に係わる獲物の部位は最後に食べるようです。こうして、獲物が途中で腐らないようにしているとか。
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103本のムクゲ並木が花盛りです。

2016年07月19日 | 偕楽園
偕楽園公園の拡張部 桜川右岸の窈窕橋から田鶴鳴橋の間に103本のムクゲの並木があります。ちょうど花の時期をむかえています。
ムクゲ1607180081alムクゲ1607180081al posted by (C)雑草
これは幼鳥橋のほうから見たムクゲの並木です。103本のうちおよそ半分が見えます。
ムクゲ1607180059aムクゲ1607180059a posted by (C)雑草
中間点までのおもなムクゲの花です。
ムクゲ1607180060bムクゲ1607180060b posted by (C)雑草
これらのムクゲは岡山の大学からいただいた苗と思われます。
ムクゲ1607180061cムクゲ1607180061c posted by (C)雑草
2011年の大震災まで、偕楽園の梅林を50年以上も管理されておられた方がおりました。
ムクゲ1607180062dムクゲ1607180062d posted by (C)雑草
その方のお父様も同じ仕事をされていたそうです。親子2代にわたって梅林を管理されていたのです。
ムクゲ1607180063eムクゲ1607180063e posted by (C)雑草
その方からムクゲの苗を岡山の大学からいただいたということを聞いたことがありました。
ムクゲ1607180064fムクゲ1607180064f posted by (C)雑草
当時は偕楽園本園の表門近くの苗木畑にたくさんのムクゲが植えられていました。
ムクゲ1607180065gムクゲ1607180065g posted by (C)雑草
この桜川右岸にムクゲの並木ができたのは大震災後のことと思います。
ムクゲ1607180066hムクゲ1607180066h posted by (C)雑草
苗木畑のムクゲが移植されたのだと思います。
ムクゲ1607180067iムクゲ1607180067i posted by (C)雑草
残念ながらムクゲの品種名は表示されていません。苗木畑にあるときは名札のついているものもあったのですが。
ムクゲ1607180071jムクゲ1607180071j posted by (C)雑草
名前がわからなくてもとてもきれいな花です。
ムクゲ1607180072kムクゲ1607180072k posted by (C)雑草
これらの花を撮った時刻はすでに夕方でしたので、午前中はさらに美しかったと思います。ムクゲは翌日にはしぼんでしまいます。
ムクゲ1607180083alllムクゲ1607180083alll posted by (C)雑草
中間地点の三叉路です。これは花を見てきた窈窕橋のほうを振り返っています。ムクゲ並木は写真の右手のほうに折れ曲がっています。てまえは月池橋から千波湖のバス駐車場に向かいます。
オニグルミ月池橋1607180085bオニグルミ月池橋1607180085b posted by (C)雑草
月池橋からムクゲ並木の中間点を見ています。月池橋の向こうを左へゆくと窈窕橋へ、右へ行くと田鶴鳴橋です。
月池橋の右側の木はオニグルミで実がなっています。
オニグルミ1607180084aオニグルミ1607180084a posted by (C)雑草
オニグルミは9月になると食べられます。
ムクゲ1607180082blムクゲ1607180082bl posted by (C)雑草
中間地点からムクゲ並木は田鶴鳴橋へと向かっています。
大きな木はエノキです。このエノキには大きなヤドリギがあって、毎年実をならせています。
ムクゲ1607180074mムクゲ1607180074m posted by (C)雑草
ムクゲはどの花もきれいですね。
ムクゲ1607180076nムクゲ1607180076n posted by (C)雑草
ムクゲは枝を切り詰めても次々と新梢を出して花を咲かせます。
ムクゲ1607180077oムクゲ1607180077o posted by (C)雑草
ムクゲは韓国の国花だそうです。かつて韓国の方とムクゲのお話をしたことがありました。力強く説明してくださったのを思い出します。
ムクゲ1607180078pムクゲ1607180078p posted by (C)雑草
花言葉は繊細美、尊敬、信念だそうです。
ムクゲ1607180079qムクゲ1607180079q posted by (C)雑草
ムクゲは花期が長く、10月ころまで楽しめるようです。
ムクゲ1607180080zzムクゲ1607180080zz posted by (C)雑草
ムクゲ並木の終点は田鶴鳴橋です。103本のムクゲでした。
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好文亭から丸山へ マヤラン ノカンゾウ ヤマユリ ムクゲ ヤブカンゾウ

2016年07月19日 | 偕楽園
今日は出かけるのが遅くなり、好文亭はすでに閉まっていました。それでもお客様がいらっしゃったりします。お聞きすると北海道からいらっしゃったとのことです。この時期は本園にはほとんど花もなく好文亭を見学する以外はほとんど見るべきところがありません。お気の毒に思い、マヤランという珍しい花を見ることができるとお話したところ、ご覧になりたいとのことで、好文亭の裏手にご案内し、マヤランを見ていただきました。
マヤランe1607180010aマヤランe1607180010a posted by (C)雑草
これは待合の裏手のマヤランを垣根の外から望遠で見たものです。このマヤランは垣根の外からでは、物陰のすきまからになるために、見つけにくい場所ですが、位置がわかると見やすいです。
さらに望遠で引き付けて見ます。
マヤランe1607180009aマヤランe1607180009a posted by (C)雑草

もうひとつのマヤランは見やすい位置にありますが、花が盛りを過ぎたのと、コントラストがいまいちで、視力の弱った雑草はあらかじめ分かっていたので望遠で見ることができました。お客様も指差す方向を見つめて確認されました。
マヤランf1607180006aマヤランf1607180006a posted by (C)雑草

お客様とは偕楽園の梅林や桜のお話をしましたところ、梅の季節に来ていただけるということで、ご案内をさせていただく約束をしました。
いらっしゃるときにはご紹介したこのGooブログかフォト蔵にコメントいただきたいと思います。日時を合わせていただき梅林100種3000本をご案内させていただきたいと願います。

好文亭の下、南門近くにはノカンゾウが咲いています。
ノカンゾウ1607180014ノカンゾウ1607180014 posted by (C)雑草
よく似た八重咲きのヤブカンゾウは公園センター丸山橋近くに咲いています。
ヤブカンゾウ1607180042aヤブカンゾウ1607180042a posted by (C)雑草
近年、茨城では一重のノカンゾウが減って、八重のヤブカンゾウが増えているそうです。偕楽園でもやはりヤブカンゾウのほうが元気そうです。
ヤブカンゾウ1607180043aヤブカンゾウ1607180043a posted by (C)雑草

公園センター裏手の丸山には山百合が咲いています。
ヤマユリ1607180019aヤマユリ1607180019a posted by (C)雑草
震災の年から偕楽園の緑の相談をされた前の担当者はユリの栽培には造詣の深い方でして、偕楽園の杉森、徳川博物館の杉森とこの丸山などにヤマユリを植えられたようです。山百合の環境としてはこの丸山が最もよさそうです。徳川博物館の杉森は下草刈りを徹底すればさらに元気になると思われます。偕楽園の杉森は日が差し込まないので難しいようです。
ヤマユリ1607180021aヤマユリ1607180021a posted by (C)雑草
ヤマユリ1607180017aヤマユリ1607180017a posted by (C)雑草
ヤマユリ1607180018aヤマユリ1607180018a posted by (C)雑草

丸山橋近くの旧桜川のほとりにはきれいな花のムクゲが4~5本あり、盛んに花を咲かせています。
ムクゲ1607180032aムクゲ1607180032a posted by (C)雑草
大震災の時まで梅林を管理されていた方によると、岡山の大学からムクゲをいただいたということで、当時表門近くの苗木畑にたくさんのムクゲがありました。このムクゲがそれかどうかは定かではありませんが、この丸山近辺のムクゲは特に美しい花をさかせています。
ムクゲ1607180034aムクゲ1607180034a posted by (C)雑草
ムクゲ1607180037aムクゲ1607180037a posted by (C)雑草
ムクゲ1607180040aムクゲ1607180040a posted by (C)雑草
ムクゲ1607180047aムクゲ1607180047a posted by (C)雑草
ムクゲは新桜川右岸には窈窕橋から田鶴鳴橋にかけて103本もの並木があります。この並木のムクゲは岡山の大学からいただいたムクゲと思われます。
103本のムクゲ並木については次回ブログしたいと思います。
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好文亭内のマヤラン追加発見 もみじ谷のカモメズルとオシャグジデンダ

2016年07月16日 | 偕楽園
今日は楽しい自然観察の一学期の最後の授業でした。授業の後で先生を偕楽園好文亭内のマヤランにご案内しました。4カ所(abcd)は先にブログで紹介済です。
DSCF6940マヤランaDSCF6940マヤランa posted by (C)雑草
DSCF6939マヤランbDSCF6939マヤランb posted by (C)雑草
植え込みの中のa地点とb地点です。料金所を入って突き当りのすぐ手前の右側です。通路から離れていますがお客様に見ていただける場所です。
DSCF6943マヤランcDSCF6943マヤランc posted by (C)雑草
待合の建物のすぐ手前のc地点です。通路の端ですから間近で見ていただくことができます。
DSCF6948マヤランdDSCF6948マヤランd posted by (C)雑草
好文亭の内庭の隠れた場所のd地点です。この場所は通路もなく見ることはできません。

今日あらためて丹念に周辺を捜したところ、先生が新しく2カ所にあるのを見つけてくださいました。
DSCF6951マヤランeDSCF6951マヤランe posted by (C)雑草
本日新たに先生が見つけられたe地点。待合の建物の裏側です。
偕楽園で最初にマヤランを確認した年には右側のヤブコウジの茂みにたくさん生えていた場所なので期待していた場所ではあったが、道に生えているとは驚きました。
DSCF6950マヤランeDSCF6950マヤランe posted by (C)雑草
ここは一般のお客様は立ち入りできない場所ですが、通路に生えていたので、保護していただきました。
DSCF6952マヤランeDSCF6952マヤランe posted by (C)雑草

次も本日先生が見つけてくださったf地点です。
DSCF6953マヤランfDSCF6953マヤランf posted by (C)雑草
C地点の竹垣の裏側です。C地点が竹垣で分割されています。
DSCF6954マヤランfDSCF6954マヤランf posted by (C)雑草
竹垣の向こう側がC地点です。このあたりも最初に発見された年には生えていた場所です。
このように待合の建物を中心とした半径10m位がマヤランの生えやすい場所です。好文亭の垣根の外側も含めてこの自然が壊れないように管理していただきたいゾーンです。

このあともみじ谷のカモメズルを見に行きました。
DSCF6958カモメズルDSCF6958カモメズル posted by (C)雑草
カモメズルといえばこのようにこげ茶色の花が多いものですが、数年前にこの場所で白い花というか緑色の花もあることがわかりました。その品種名についてさらに詳しく検討されるということでした。
DSCF6961カモメズルwDSCF6961カモメズルw posted by (C)雑草
DSCF6962カモメズルwDSCF6962カモメズルw posted by (C)雑草
本日は緑色の花は見つかりませんでしたが、かなり薄い色の花を咲かせているカモメズルがありました。
DSCF6964カモメズル自生地DSCF6964カモメズル自生地 posted by (C)雑草
カモメズルが生えている場所はもみじ谷の上流で護国神社側の森の入り口付近です。
このように草が生い茂っている場所は草刈りされてしまうことが多いのですが、ここは刈られずにススキとセイタカアワダチソウの茂みになっていてすばらしいです。カモメズルなどのつる植物や次の写真のフジカンゾウやヌスビトハギなど自然の状態が残された貴重な場所です。
DSCF6963フジカンゾウDSCF6963フジカンゾウ posted by (C)雑草
この茂みはぜひとも自然な状態で残していただきたいものです。

最後はもみじ谷への途中の東屋の屋根に着生している珍しいシダです。
DSCF6971オシャグジデンダDSCF6971オシャグジデンダ posted by (C)雑草
Polypodium fauriei H.Christ
オシャグジデンダ。お釈寺?でしょうか。
茨城県では2012年に 絶滅危惧ⅠB類に指定されていています。分布は全国的ではあっても深山の樹幹や岩上に着生し、自生地は少ないのでしょうか。茨城では最高峰の八溝山などに生育するそうです。なぜ、もみじ谷のしかも東屋の屋根にあるのでしょうか。屋根の葺き替えでたちまち消滅してしまいかねません。何とか残したいものです。
DSCF6968オシャグジデンダDSCF6968オシャグジデンダ posted by (C)雑草
ノキシノブの手前に生えているのがオシャグジデンダです。
DSCF6970オシャグジデンダxxDSCF6970オシャグジデンダxx posted by (C)雑草
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偕楽園好文亭内でマヤランが咲いています。

2016年07月05日 | 偕楽園
昨年も同じ7月5日に好文亭内のマヤランをブログに書きました。
今日は好文亭さんからマヤランが咲いているとブログにコメントをいただきました。ありがとうございます。さっそく昼過ぎに訪ねますと、好文亭内の待合のすぐ手前に咲いていました。
マヤランDSCF6562
マヤランDSCF6562 posted by (C)雑草
マヤランDSCF6566
マヤランDSCF6566 posted by (C)雑草

マヤランDSCF6568
マヤランDSCF6568 posted by (C)雑草
マヤランDSCF6561
マヤランDSCF6561 posted by (C)雑草
ここに全部で7本も出ていました。去年は井戸の近くの2本だけに比べると花も元気そうです。

マヤランDSCF6560
マヤランDSCF6560 posted by (C)雑草

さらにお話を聞くと、植え込みの中にあったということで、見せていただきました。
マヤランDSCF6570
マヤランDSCF6570 posted by (C)雑草
マヤランDSCF6572
マヤランDSCF6572 posted by (C)雑草
これは虫に食われたようですが背が高いものです。よくみると近くにキノコがはえています。
マヤランの学名は Cymbidium macrorhizon です。これはシンビジウム・シュンランと同じ仲間で、花の形が似ています。
マヤランは花の時だけ地上に姿を現し、花を咲かせ実がなります。
マヤランはいつもは地中にあって根も葉もなく茎だけです。
マヤランは葉がないので自分で栄養を作ることはなく葉緑素は無いかごく少ないようです。
マヤランは栄養を地下茎の中の菌類からもらう腐生植物だそうです。
マヤランの茎の中の菌はDNA解析で、ベニタケ科、イボタケ科、シロキクラゲ科などキノコの仲間らしいです。
キノコは種類ごとに樹木の種類がきまっていますから、マヤランはこの決まった樹木が有る所だけに生えることになります。
分布は南関東以西と言われていますが、茨城でも数か所確認されていて、北限に近いことになりますが、近年いわき市でも確認されています。
好文亭周辺にしか確認されないマヤランにとっては北限の地ですから、決して気象環境が良いとは言えません。そのためかその年によって少なく小さかったり、途中で枯れたりすることがあります。
マヤランDSCF6575
マヤランDSCF6575 posted by (C)雑草
さいわい今年はマヤランが気持ちよく育っているようにも見えます。
いつまでもマヤランが残ってくれるよう願っています。そのためにはキノコの生えるこの森の樹種や環境が同じような状態で残されなければなりません。また下草も多すぎず、除草剤、殺虫剤などは控え目な管理が必要でしょう。
天下の名園として多くのお客様をお迎えするそのすぐ足元を豊かな自然に保つことの難しさはあると思いますが、両立させてこそ名実ともに名園と呼ばれるのにふさわしいのではないでしょうか。
でも、そんなに難しく考えなくても、マヤランは気づかれないほど細々とではあるが生き続けてきたわけですから、これからは存在を意識して、マヤランに悪影響と思われることを控えるなら、毎年変わりなくたくさんのマヤランの花を見られるようになるのではと考えたりします。
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白鳥親子が大人気 

2016年05月04日 | 偕楽園
今、千波湖周辺と桜川沿岸で白鳥の巣がすうかしょあって、卵を抱いていたり、ヒナが生まれています。
これは窈窕橋のたもとの白鳥親子です。
白鳥親子1605030004a
白鳥親子1605030004a posted by (C)雑草
白鳥親子1605030006a
白鳥親子1605030006a posted by (C)雑草
白鳥親子1605030010a
白鳥親子1605030010a posted by (C)雑草

オニグルミの花が咲いています。この赤いのは雌花です。緑色で少しふくらんでいるのが子房でクルミの実になります。
オニグルミ1605020042
オニグルミ1605020042 posted by (C)雑草
雄花は紐状でぶら下がっています。
オニグルミ1605020044
オニグルミ1605020044 posted by (C)雑草

本園内の吐玉泉下ではミズバショウが大きくなりました。
ミズバショウ1605020028
ミズバショウ1605020028 posted by (C)雑草
これまではこの小川は雑草が生い茂り、ミズバショウも雑草として刈りはらわれていたので、小さな株が細々と生き続けていました。今年はミスター偕楽園さんが、小川の雑草を取り除いてくださったのでミズバショウは大きな株になることができました。小川の雑草取りは1日60cmずつ根気よく続けられています。

南崖の松の木を手入れしています。この木は大木で4人がかりです。
松1605020029
松1605020029 posted by (C)雑草

好文亭と見晴広場の左近の桜とキリシマツツジ。
躑躅1605020037
躑躅1605020037 posted by (C)雑草

竹林ではタケノコが大きくなってきました。
竹林1605020026
竹林1605020026 posted by (C)雑草

白い斑入りの梅、翁です。
翁1605020030
翁1605020030 posted by (C)雑草

黄色い斑入りの塒出錦
塒出錦1605020032
塒出錦1605020032 posted by (C)雑草

次は真っ白い葉になるはずの名の無い梅の木の枝です。
斑入り梅1605020025
斑入り梅1605020025 posted by (C)雑草

色鮮やかな塒出錦の梅の実です。強風のためか傷があります。
塒出錦1605020033
塒出錦1605020033 posted by (C)雑草
塒出錦1605020035
塒出錦1605020035 posted by (C)雑草
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好文亭では梅の花。南崖ではおいしそうな梅の実。

2016年04月12日 | 偕楽園
好文亭料金所前の梅が咲いています。
泰平D4-020 1604110065泰平D4-020 1604110065 posted by (C)雑草
散り始めた花もありますが、
泰平D4-020 1604110036泰平D4-020 1604110036 posted by (C)雑草
まだ蕾もあります。
泰平D4-020 1604110041泰平D4-020 1604110041 posted by (C)雑草
しばらくは楽しめそうです。
料金所前の案内板の隣のこの木です。
泰平D4-020 1604110042泰平D4-020 1604110042 posted by (C)雑草


好文亭内の輪違い(思いのまま)も花が残っていました。
思いのままD2-021 1604110043思いのままD2-021 1604110043 posted by (C)雑草
奥御殿の角の江南所無にも花が残っていました。
江南所無D1-067 1604110050江南所無D1-067 1604110050 posted by (C)雑草

南崖の洞窟近くでも梅の木に花が咲いているかに見えました。
梅花?1604110027梅花?1604110027 posted by (C)雑草
でも、花柄が長いです。疑問に思って望遠で見ると。
梅花1604110026梅花1604110026 posted by (C)雑草
桜の花が梅の木に引っかかっていました。

藤棚の近くの品字梅の実がなっていました。
品字梅1604110032品字梅1604110032 posted by (C)雑草
品字梅はひとつの花に雌しべが複数本あることが多く、一箇所(1本の花柄)に3個の実がなっていることがよく見られます。この3個の実が品の文字に見えることからの名前です。
品字梅1604110028品字梅1604110028 posted by (C)雑草
品字梅は八重咲きの花梅で実はおおきくならないが、座論の場合は同じように実が3個つく場合が多く、実も大きくなります。それで、品字梅のことを花座論、座論を実座論ともいいます。なぜか今年は座論の実つきが悪く実がほとんどついていません。

ひとつの花に雌しべが複数本ある梅はほかの品種でもよくみられます。特に南崖の塒出錦は実がカラフルでおいしそうな実をならせています。
塒出錦C4-101 1604110081塒出錦C4-101 1604110081 posted by (C)雑草
塒出錦C4-101 1604110088塒出錦C4-101 1604110088 posted by (C)雑草
塒出錦は枝も美しく、葉も斑入りです。

俳人正岡子規が偕楽園に来た時の情景を思い出して詠んだ俳句の句碑とその案内板に、句意と同じ影絵を見ることができます。
  崖急に梅ことごとく斜めなり  子規
句碑影絵1604110025句碑影絵1604110025 posted by (C)雑草
影絵ですから時間とともに変化しています。今日見た案内板は細い枝だけでした。
句碑のほうには太い斜めの陰がありました。
句碑影絵1604110094句碑影絵1604110094 posted by (C)雑草
この句碑の後ろにはスイセンの花が咲いています。そして一流という梅の若木が植えられています。

見晴広場の左近桜の雄姿です。
左近桜1604110077左近桜1604110077 posted by (C)雑草
樹齢はおおよそ60年。健康優良樹に選定されています。
好文亭から見晴広場を見下ろします。右側が左近桜です。
左近桜1604110061左近桜1604110061 posted by (C)雑草
花追い橋を見下ろすと、沢渡川の堤に八重紅枝垂が満開です。
花追い橋八重紅枝垂1604110062花追い橋八重紅枝垂1604110062 posted by (C)雑草

南門手前の水路ではミツガシワが咲き始めました。
ミツガシワ1604110023ミツガシワ1604110023 posted by (C)雑草
ミツガシワ1604110021ミツガシワ1604110021 posted by (C)雑草

オニグルミの雄花が間もなく咲きます。
オニグルミ1604110015オニグルミ1604110015 posted by (C)雑草
赤い葉の中のなかからは雌花が出てくると思われます。

ヤドリギのついたエノキの向こうに偕楽園本園の桜が見えます。
ヤドリギ1604110016ヤドリギ1604110016 posted by (C)雑草
この上のヤドリギには実がなっています。
ヤドリギ1604110018ヤドリギ1604110018 posted by (C)雑草
下のヤドリギには花がありました。
ヤドリギ花か1604110019ヤドリギ花か1604110019 posted by (C)雑草

千波湖畔のD51駐車場の奥の広場では好例の市民植木まつりがゴールデンウィークまで開催されています。珍しいヤマツツジの蕊咲き、キンシベが売られていました。
キンシベRhododendron kaempferi 'kinshibe'1604110001キンシベRhododendron kaempferi 'kinshibe'1604110001 posted by (C)雑草
花弁がなくて、萼のなかには雄しべと雌しべだけです。
キンシベRhododendron kaempferi 'kinshibe1604110003キンシベRhododendron kaempferi 'kinshibe1604110003 posted by (C)雑草

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