庭の花たちと野の花散策記

山野草と梅が大好きの「雑草」。花以外は思考不可の植物人間の庭の花と野の花散策記です。

キキョウソウとネナシカズラ

2017年05月31日 | 庭の花たち
キキョウソウ1705310011
キキョウソウ1705310011 posted by (C)雑草
キキョウソウの花はかわいいですね。
キキョウソウ1705310015
キキョウソウ1705310015 posted by (C)雑草
茎の上のほうで花が咲いています。
キキョウソウ1705310013
キキョウソウ1705310013 posted by (C)雑草
茎の下のほうはすでに実がなっているようですが、花を見たことがありません。閉鎖花だったのでした。
キキョウソウは気温が低く雨降りが続くと花を咲かせないで、閉鎖花のまま結実することがあります。
キキョウソウ1705310014
キキョウソウ1705310014 posted by (C)雑草
それにしてもまわりの緑に対して、もうすぐ枯れるのではないかと思うほど白っぽい葉ですね。
元気がありません。原因は・・・・
キキョウソウネナシカズラ1705310017
キキョウソウネナシカズラ1705310017 posted by (C)雑草
キキョウソウの茎に絡み付いたネナシカズラです。このネナシカズラは在来種です。
キキョウソウネナシカズラ1705310018
キキョウソウネナシカズラ1705310018 posted by (C)雑草
キキョウソウの茎にしっかりと絡み付いてキキョウソウから吸い取っています。このためキキョウソウの元気がなかったのでした。
16ネナシカズラ11100123
16ネナシカズラ11100123 posted by (C)雑草
昨年はネナシカズラが活発で、背丈が2メートルにも伸びたオニシバリの雄株が枯れてしまいました。写真はサカキとオニシバリが混在しているところにネナシカズラが繁茂した状態です。葉のついているのはサカキで、常緑なのでこの時期には緑色のはずなのに紅葉してしまいました。
オニシバリには全く葉がありません。恐るべしネナシカズラ。
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ナナフシの脱皮とナツグミ

2017年05月29日 | 庭の花たち
ナツグミ1705290037ナツグミ1705290037 posted by (C)雑草
ナツグミが真っ赤に熟し始めました。これは本日の夕方のナツグミです。朝は下の画像のとおりでもうちょっと若かったです。
ナツグミ1705290004ナツグミ1705290004 posted by (C)雑草
脱皮直後のナナフシがナツグミの葉にぶら下がっていました。
ナナフシ脱皮1705290007ナナフシ脱皮1705290007 posted by (C)雑草
3回目くらいの脱皮でしょうか。脱皮したときに自分の抜け殻は食べてしまいます。
ナナフシ初見1704210009ナナフシ初見1704210009 posted by (C)雑草
今年のナナフシの初見は4月21日でした。ナツグミの花が咲いていました。
ナナフシ初見1704210021ナナフシ初見1704210021 posted by (C)雑草
孵化したナナフシはナツグミにきます。
ナツグミの葉の縁どりや花柄が小さなナナフシの体や足の線と紛らわしいように思われます。
ナナフシが大きくなってくるとナツグミから離れてゆきます。

アワブキ1705290016アワブキ1705290016 posted by (C)雑草
アワブキの花が満開です。
サラサウツギ1705290017サラサウツギ1705290017 posted by (C)雑草
サラサウツギが真っ盛りです。
サラサウツギ実生苗1705290019サラサウツギ実生苗1705290019 posted by (C)雑草
サラサウツギの種が落ちてあちこち発芽苗がでてきます。この花は赤がほとんどない花です。真っ白なのも素敵ですね。

トベラ1705290028トベラ1705290028 posted by (C)雑草
トベラの花がもう盛りを過ぎてしまいました。咲き始めは真っ白い花なのに黄色くなってきました。スイカズラと似た色の変わり方です。

コオニユリ高山型1705290026コオニユリ高山型1705290026 posted by (C)雑草
まもなくユリの季節がやってきます。上の画像は左からカノコユリ、シンテッポウユリ、そして中央は高山型のコオニユリです。
カノコユリは九州南部、四国などに自生していて、甑島はもっとも自生密度が高いそうです。シンテッポウユリはタカサゴユリによく似ていますが花が真っ白です。
そしてコオニユリですが、高山型は背丈が短く、葉が密につき、茎と頂部の毛が多いです。
コオニユリ平地湿原1705290025コオニユリ平地湿原1705290025 posted by (C)雑草
コオニユリの平地湿原タイプは、他の草におおわれないために背伸びしているように背が高くなり、葉の間隔が間延びしています。覆いかぶさるような草が無い場所で成長しても、茎の下のほうは葉のつき方が疎になっています。茎と頂部の毛が非常に少ない。
コオニユリにはムカゴができないことでオニユリと区別できると図鑑に説明されていることから、コオニユリにはムカゴができないと信じられていますが、実はできるのです。通常はまだ花が咲かない小さい株では、茎の頂部にムカゴができることがあります。
コオニユリムカゴ1606180007コオニユリムカゴ1606180007 posted by (C)雑草
コオニユリムカゴ1606180000コオニユリムカゴ1606180000 posted by (C)雑草
上の画像は庭でコオニユリの頂部にムカゴができたものです。
なお新潟で花の咲いた個体でもムカゴができたとの報告があったそうです。

ノシラン1705290034ノシラン1705290034 posted by (C)雑草
草むしりをしていたら、ノシランの実を見つけました。まだ若い株なので実をつけることはないだろうと思って確認もしていなかったのでした。瑠璃色の宝石のような実がこの時期まで残っていたのに驚きです。



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チョウジソウと5月の庭

2017年05月28日 | 庭の花たち
チョウジソウ1705270003チョウジソウ1705270003 posted by (C)雑草
チョウジソウを一枝いただきました。チョウジソウは絶滅危惧種であって採取することはできないものであるが、誤って草刈り機で切ってしまったものをいただきました。雑草なら挿し木で生かすことができるはずと、持ってきてくださったので、さっそく挿し木してみました。

チョウジソウ1705270005チョウジソウ1705270005 posted by (C)雑草
100円ショップのゴミ入れの下から3分の1の横腹に水抜き穴をあけました。底に水がたまり、大きめの受け皿の役目です。
土は底3分の1には腐葉土を入れて、根づいてからの栄養源にしました。
上3分の2は赤玉土と鹿沼土の混合土で水持ちよく、なおかつ水はけの良い状態にして、ここに挿し木しました。
若干の木漏れ日が当たる程度の風通しがよく、気温の上がりにくい場所におきました。
2日経過しましたが、しおれる様子はありません。発根が期待できそうです。


ハナミョウガ1705270002ハナミョウガ1705270002 posted by (C)雑草
ハナミョウガが咲き始めました。ハナミョウガは前年の茎に花が咲くのですが、茨城では寒すぎるので、茎が枯れてしまい花が咲くのは暖冬の時です。今年は氷点下の日が多くて、50回以上もシモバシラに発生するシモバシラを観測しました。それでも-5度以下になるような極端に寒い朝は無くて-3度前後だったので、ハナミョウガの茎が枯れなかったのできれいな花が咲きました。

ナツユキソウDSCF8443ナツユキソウDSCF8443 posted by (C)雑草
白花のキョウガノコです。ナツユキソウとも言われます。

ハクチョウゲ1705270016ハクチョウゲ1705270016 posted by (C)雑草
ハクチョウゲ1705270013ハクチョウゲ1705270013 posted by (C)雑草
ハクチョウゲが満開です。満天星はドウダンツツジのことですが、ハクチョウゲも満天星というようです。

サツキ1705270011サツキ1705270011 posted by (C)雑草
サツキ1705270010サツキ1705270010 posted by (C)雑草
サツキの季節になりました。隣家からいただいた白いサツキです。

ミツバシモツケDSCF8446ミツバシモツケDSCF8446 posted by (C)雑草
ミツバシモツケです。3つに分かれた葉は、小葉が下野に少し似ているような。
またミツモトソウの葉はこの葉とよく似ています。

ナルコユリ1705270030ナルコユリ1705270030 posted by (C)雑草
ナルコユリです。この画面の上のほうの葉柄が赤いものはサルナシですが、実がなりにくい。

キリンソウa1705270006キリンソウa1705270006 posted by (C)雑草
キリンソウが咲き始めました。
キリンソウb1705270009キリンソウb1705270009 posted by (C)雑草
小型で茎に赤味のあるキリンソウもありますが、品種は区別していないそうです。

ダイモンジソウ1705270004ダイモンジソウ1705270004 posted by (C)雑草
赤花のダイモンジソウが季節を間違えたのでしょか。

ナツグミ1705270010ナツグミ1705270010 posted by (C)雑草
ナツグミが少し色づいてきました。もうすぐ食べられます。
ウグイスカグラ1705270008ウグイスカグラ1705270008 posted by (C)雑草
ウグイスカグラの実はもう食べごろです。




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偕楽園公園の花園

2017年05月27日 | 偕楽園の四季 梅、桜、萩、紅葉など
1705240087お花畑1705240087お花畑 posted by (C)雑草
偕楽園公園のお花畑はとっても気持ちがいいです。真っ赤なヒナゲシが満開です。

1705240084お花畑1705240084お花畑 posted by (C)雑草
ヒナゲシとヤグルマギクが混じっているさわやかなお花畑です。

1705240085お花畑1705240085お花畑 posted by (C)雑草
白いのはマーガレットのような菊です。

1705240088お花畑1705240088お花畑 posted by (C)雑草
お花畑と広い芝生の向こうに新緑の梅林です。緑のそよ風が心地よく流れてきます。

1705240093お花畑1705240093お花畑 posted by (C)雑草
田鶴鳴梅林と猩々梅林をむすぶ花追い橋。ふたつの花園をつなぐ橋。どちらに行こうか迷い橋。
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偕楽園公園センターで盆栽と水石展 21日(日)まで

2017年05月19日 | 偕楽園の四季 梅、桜、萩、紅葉など
1705190080こならアッツザクラ 関敬
1705190080こならアッツザクラ 関敬 posted by (C)雑草
1705190033佐治川石 五葉松 浦部精吾
1705190033佐治川石 五葉松 浦部精吾 posted by (C)雑草
偕楽園公園センタで盆栽と水石展が行われています。
展示されている個々の盆栽や水石も目を見張るものばかりですが、盆栽と掛け軸などと水石を組み合わせて、展示者の深い想いを込めた幽玄の世界を現しているように思われました。
ひとりの展示作品を見ているだけでも満足するほどのものばかりです。以下に一挙に写真をご覧いただきますが、とても作品の想いを現すには至りません。写真をクリックして元画像サイズで見ていただくと、少しだけ雰囲気をおわかりいただけるかもしれませんが、ぜひ展示会にいらっしゃって目の当たりにご鑑賞されることをお勧めいたします。21日(日)までです。

1705190034佐治川石 五葉松 浦部精吾
1705190034佐治川石 五葉松 浦部精吾 posted by (C)雑草
1705190030佐治川石 五葉松 浦部精吾
1705190030佐治川石 五葉松 浦部精吾 posted by (C)雑草

1705190035蛇尾川石 いたどり 澤田晃
1705190035蛇尾川石 いたどり 澤田晃 posted by (C)雑草
1705190038蛇尾川石 いたどり 澤田晃
1705190038蛇尾川石 いたどり 澤田晃 posted by (C)雑草

1705190040佐治川石 蒙古一葉 石渡勇
1705190040佐治川石 蒙古一葉 石渡勇 posted by (C)雑草
1705190041佐治川石 蒙古一葉 石渡勇
1705190041佐治川石 蒙古一葉 石渡勇 posted by (C)雑草
1705190044佐治川石 蒙古一葉 石渡勇
1705190044佐治川石 蒙古一葉 石渡勇 posted by (C)雑草

1705190049八溝石 ぎぼうし 佐藤健一郎
1705190049八溝石 ぎぼうし 佐藤健一郎 posted by (C)雑草
1705190050八溝石 ぎぼうし 佐藤健一郎
1705190050八溝石 ぎぼうし 佐藤健一郎 posted by (C)雑草

1705190051久慈川石(盆景)天目茶碗 佐藤勉
1705190051久慈川石(盆景)天目茶碗 佐藤勉 posted by (C)雑草
1705190052久慈川石(盆景)天目茶碗 佐藤勉
1705190052久慈川石(盆景)天目茶碗 佐藤勉 posted by (C)雑草
1705190056久慈川石(盆景)天目茶碗 佐藤勉
1705190056久慈川石(盆景)天目茶碗 佐藤勉 posted by (C)雑草

1705190061佐治川石りょうぶ清水仙里
1705190061佐治川石りょうぶ清水仙里 posted by (C)雑草
1705190062佐治川石りょうぶ清水仙里
1705190062佐治川石りょうぶ清水仙里 posted by (C)雑草
1705190064佐治川石りょうぶ清水仙里
1705190064佐治川石りょうぶ清水仙里 posted by (C)雑草

1705190066好間川石ぎぼうし 高橋幸三
1705190066好間川石ぎぼうし 高橋幸三 posted by (C)雑草
1705190067好間川石ぎぼうし 高橋幸三
1705190067好間川石ぎぼうし 高橋幸三 posted by (C)雑草

1705190072只見川石ぎぼうし 市毛博
1705190072只見川石ぎぼうし 市毛博 posted by (C)雑草
1705190073只見川石ぎぼうし 市毛博
1705190073只見川石ぎぼうし 市毛博 posted by (C)雑草
1705190077只見川石ぎぼうし 市毛博
1705190077只見川石ぎぼうし 市毛博 posted by (C)雑草
1705190076只見川石ぎぼうし 市毛博
1705190076只見川石ぎぼうし 市毛博 posted by (C)雑草

1705190079こならアッツザクラ 関敬
1705190079こならアッツザクラ 関敬 posted by (C)雑草
1705190081こならアッツザクラ 関敬
1705190081こならアッツザクラ 関敬 posted by (C)雑草
1705190083こならアッツザクラ 関敬
1705190083こならアッツザクラ 関敬 posted by (C)雑草

1705190085久慈川石ぎぼうし 小林渓珂
1705190085久慈川石ぎぼうし 小林渓珂 posted by (C)雑草
1705190088久慈川石ぎぼうし 小林渓珂
1705190088久慈川石ぎぼうし 小林渓珂 posted by (C)雑草
1705190086久慈川石ぎぼうし 小林渓珂
1705190086久慈川石ぎぼうし 小林渓珂 posted by (C)雑草
1705190090久慈川石ぎぼうし 小林渓珂
1705190090久慈川石ぎぼうし 小林渓珂 posted by (C)雑草
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新緑の偕楽園公園

2017年05月13日 | 偕楽園の四季 梅、桜、萩、紅葉など
1705110047ヒナゲシ他
1705110047ヒナゲシ他 posted by (C)雑草
田鶴鳴梅林のお花畑と芝生。今が一番過ごしやすい時期でしょう。
1705110052ヒナゲシ
1705110052ヒナゲシ posted by (C)雑草
1705110051ヤグルマギク
1705110051ヤグルマギク posted by (C)雑草

1705110083ツツジ@大日本史下
1705110083ツツジ@大日本史下 posted by (C)雑草
ツツジは盛りを過ぎましたが、まだ楽しめます。

1705110088ニセアカシア@東門
1705110088ニセアカシア@東門 posted by (C)雑草

1705110084ニセアカシア@東門
1705110084ニセアカシア@東門 posted by (C)雑草
東門の大木 ニセアカシアは日本に最初に導入されたころの植栽です。見上げると花が咲いています。
1705110085ニセアカシア@東門
1705110085ニセアカシア@東門 posted by (C)雑草


1705110089左近桜とツツジ
1705110089左近桜とツツジ posted by (C)雑草
見晴広場は萩が芽を出し、芝生が緑のジュータンになり、さわやかな風が流れています。左近の桜と松の緑陰で気持ち良いひと時を過ごせます。

1705110090藤棚
1705110090藤棚 posted by (C)雑草
1705110095藤棚
1705110095藤棚 posted by (C)雑草
藤の花が満開です。

1705110109竹林筍
1705110109竹林筍 posted by (C)雑草
竹林の筍が大きくなりました。
1705110112竹林筍
1705110112竹林筍 posted by (C)雑草
好文亭内の竹の間の襖絵を思わせるような光景です。

1705110130竹の秋
1705110130竹の秋 posted by (C)雑草
筍が勢いよく成長しているときは竹の秋でもあります。親竹の葉が黄色くなっています。

1705110131額入りの竹林
1705110131額入りの竹林 posted by (C)雑草
竹林を額縁に入れて見ることができます。これは意外な場所です。

サワフタギ1705110105
サワフタギ1705110105 posted by (C)雑草
サワフタギ1705110106
サワフタギ1705110106 posted by (C)雑草
サワフタギの花が満開です。サワフタギはちょっと気づきにくい場所にあります。

1705120076ベニシダレモミジ@好文亭
1705120076ベニシダレモミジ@好文亭 posted by (C)雑草
好文亭内の美しいもみじはベニシダレモミジでしょうか。

この時期の偕楽園は目立った花はありませんが、あちこちの珍しい花や木を探しながら緑がいっぱいの園内を散策すると、とても心地よいです。
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偕楽園の新緑の梅林と古木を楽しむ

2017年05月13日 | 水戸の梅
偕楽園のツツジも終盤を迎え新緑のさわやかな時期になりました。この時期の梅林での楽しみは梅の古木と斑入りの葉をお楽しみいただけます。
1705110068翁新芽1705110068翁新芽 posted by (C)雑草
斑入りの梅といえば翁です。白いマダラ模様の葉と、赤味を帯びた新梢がとても素晴らしいです。
1705110081翁梅の実と新芽1705110081翁梅の実と新芽 posted by (C)雑草
斑入りの葉の近くに梅の実がなっていました。
偕楽園で翁がある場所は、
1番古い木は御成門の案内板の後ろ側、やや奥です。空をバックにするので、斑入りの葉を確認しずらいです。
次は東門から藤棚への小道で、御成門への十字路を過ぎた右側。園路からやや離れています。
3番目は見晴広場の仙奕台のすぐ左側から。僊湖暮雪碑のすぐ上の斜面の翁。少し離れているが枝先が目の高さなのでみやすいです。
4番目は南崖の園路わきの苗木。腰をかがめて目の前で確認できます。
5番目の翁は正岡子規の句碑のすぐ上側。植えたばかり。園路から離れています。
6番目は田鶴鳴橋の下。トンネルから2番目の木です。このブログの翁はこの木です。最も見やすい翁です。
翁めぐりも楽しいですね。

田鶴鳴梅林に来たついでに、こんなにもきれいな黄色い葉をした梅の木を見つけました。
1705120035無類絞りTA5-1901705120035無類絞りTA5-190 posted by (C)雑草
全体はこのように普通の緑の葉が多いのですが、枝によっては黄色い葉がたくさんついています。
1705120037無類絞りTA5-1901705120037無類絞りTA5-190 posted by (C)雑草
黄色い葉がついている枝の梅の実も黄色い色ですね。
1705120071無類絞りTA5-190実1705120071無類絞りTA5-190実 posted by (C)雑草
この梅の実を播いたらどんな梅の木がはえてくるでしょうか。
またこの黄色い葉のついた枝を接木したら、木全体に黄色い葉が茂ってとてもきれいだと思います。さっそく偕楽園の担当者にメールでお知らせしました。
1705120069無類絞りTA5-1901705120069無類絞りTA5-190 posted by (C)雑草
幹の部分からも黄色い葉をつける枝がでてきています。

偕楽園本園の梅の古木では、100年を超え風格のある幹を尊敬をこめて鉄幹と呼びます。
1705110140梅林古木1705110140梅林古木 posted by (C)雑草
新緑のこの時期はその鉄幹の風格が一層増して感じられます。
1705110139梅林古木1705110139梅林古木 posted by (C)雑草
1705110138梅林古木1705110138梅林古木 posted by (C)雑草
古木は自然のままにしておくと倒れる傾向があります。
それは幹の太さの割には幹を支える根が少なくなるからだと思われます。
木の根の多さは枝の多さに比例しているとみてよいです。古木になっても多くの枝を茂らせている木は根も多いのですが、庭園で手入れされる木は幹の太さの割には枝が少ない傾向です。自然な状態でもこの傾向があるようですが、剪定され、時には大きな枝を伐採される梅の木では枝が少なめになりがちです。このため支える根も少なくなり徐々に倒れてきます。

1705110137梅林古木無類絞り1705110137梅林古木無類絞り posted by (C)雑草

1705110137梅林古木無類絞り201121004201705110137梅林古木無類絞り20112100420 posted by (C)雑草
この木はすぐ上の画像と同じ木の6年前の姿です。幹は少し傾きかけていますがまだ上を向いています。それが6年後の現在では、右側の幹は完全に横倒し状態です。このまま臥龍梅にしてあげたいですね。
公園の木は倒れるのを防ぐために、どの古木も支えていますが、梅の木は横たわりたいのではないかと思います。老木が横たわりたいのに無理やり立たせているように雑草には見えてきてしまいます。この古木のエリヤだけでも古木をゆっくりと休ませてあげる場所にしてみたいとおもいました。
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偕楽園公園センターで盆栽展 7日(日)まで

2017年05月05日 | 偕楽園の四季 梅、桜、萩、紅葉など
田村泰洋 五葉松1705050033
田村泰洋 五葉松1705050033 posted by (C)雑草
偕楽園公園センターで日本盆栽協会水戸支部による第42回彩りの盆栽展が始まりました。
5日(金)6日(土)7日(日)の3日間です。7日(日)午後1時からは日本盆栽協会公認講師石井英雄先生による、展示品の講評と盆栽に関する技術講習会が行われます。
水戸近郊の盆栽愛好家の自慢の盆栽が展示されており見ごたえがあります。また愛好家のお話を聞くこともできました。
展示されていた主な盆栽を以下にアップしましたが、やはり未熟な写真ではお伝えできないものがあります。
雨貝久雄 杜松1705050008
雨貝久雄 杜松1705050008 posted by (C)雑草
浦部精吾 にれけやき1705050053
浦部精吾 にれけやき1705050053 posted by (C)雑草
浦部精吾 五葉松1705050048
浦部精吾 五葉松1705050048 posted by (C)雑草
浦部精吾 五葉松ヒメウツギ1705050051
浦部精吾 五葉松ヒメウツギ1705050051 posted by (C)雑草
園部光一郎 山もみじシダ1705050021
園部光一郎 山もみじシダ1705050021 posted by (C)雑草
園部光一郎 山もみじヒナ草1705050043
園部光一郎 山もみじヒナ草1705050043 posted by (C)雑草
園部光一郎 山もみじヒナ草他1705050047
園部光一郎 山もみじヒナ草他1705050047 posted by (C)雑草
関敬 獅子頭1705050017
関敬 獅子頭1705050017 posted by (C)雑草
関敬 小品かざりリラ1705050036
関敬 小品かざりリラ1705050036 posted by (C)雑草
関敬 小品かざり黒松1705050037
関敬 小品かざり黒松1705050037 posted by (C)雑草
旧橋猛 岩がらみ1705050025
旧橋猛 岩がらみ1705050025 posted by (C)雑草
旧橋猛 岩がらみ1705050030
旧橋猛 岩がらみ1705050030 posted by (C)雑草
旧橋猛 岩がらみかしわ1705050029
旧橋猛 岩がらみかしわ1705050029 posted by (C)雑草
栗田輝夫 五葉松1705050019
栗田輝夫 五葉松1705050019 posted by (C)雑草
広瀬忠義 五葉松1705050015
広瀬忠義 五葉松1705050015 posted by (C)雑草
市毛博 五葉松1705050006
市毛博 五葉松1705050006 posted by (C)雑草
市毛博 黒松1705050041
市毛博 黒松1705050041 posted by (C)雑草
小滝寛治 ぼけ1705050013
小滝寛治 ぼけ1705050013 posted by (C)雑草
青木良造 五葉松1705050011
青木良造 五葉松1705050011 posted by (C)雑草
田村泰洋 五葉松1705050056
田村泰洋 五葉松1705050056 posted by (C)雑草
柳橋和夫 もみじ黒松3点飾1705050023
柳橋和夫 もみじ黒松3点飾1705050023 posted by (C)雑草
いかがでしょうか。ぜひ展示品を直接ご覧いただきたいと思います。
コメント (2)
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