庭の花たちと野の花散策記

山野草と梅が大好きの「雑草」。花以外は思考不可の植物人間の庭の花と野の花散策記です。

ユキモチソウなどテンナンショウの芽が出てきました。

2015年03月27日 | 庭の花たち
ユキモチソウ、ムサシアブミ、ウラシマソウの芽が出てきました。
これはユキモチソウの芽です。


次はウラシマソウです。


ムサシアブミは2本出てきました。去年より小ぶりです。


イワガネの雄花が咲き始めました。去年雌花が咲いたときに急きょ婿殿を長崎から送っていただいて、挿し木をしておいたものに花が咲きました。


イワガネは雌雄異株で雌株は昨年の白い実がまだついています。雌花の蕾はふくらんできましたがまだ開花していません。


カテンソウが咲いています。花が開くときに、花糸がはじけて花粉を空中に飛ばします。その時はまるで烽火をあげたようです。


シャクチリソバが発芽しました。


ヒマラヤシーダは間もなく帽子を脱いで本葉が出てきます。すきまから本葉が見えてきました。


マユハケオモトの実が透明感が増してきました。もう熟したようです。


ノシランの実がまだ残っていました。熟すとヒヨドリなどが食べに来るのですが、葉陰で食べられなかったようです。


ヒメツルニチニチソウが数日前から咲いています。


ローマンヒヤシンスは45年ほど前からのおつきあい。毎年花を咲かせ、香っています。


ユスラウメが間もなく咲きます。


桃が咲きました。33年ほど前の実生苗で、幹は枯れて、ひこばえに花が咲くようになりました。
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送梅

2015年03月27日 | 偕楽園の四季 梅、桜、萩、紅葉など
最後の観梅デーももうすぐです。真っ盛りの梅花を期待されるお客様にはちょっと期待外れかも。でも送梅の時期ならではのもっともきれいな花も。また珍しい花も見てください。
偕楽園で一番大きく豪華と思われる花です。名前は不明です。武蔵野と思われます。


白が際立つ白獅子です。


ニホンミツバチが訪れた烈公梅です。


西門には烈公梅の苗が植えられました。


珍しい朝鮮梅です。原木は刑務所のなかにあって滅多に見られません。

朝鮮梅についてはネットで以下のような説明がありました。
「古城の朝鮮ウメ(ふるじろのちょうせんウメ)は、宮城県仙台市若林区古城2丁目の宮城刑務所構内に生育しているウメ(梅)の古木である。伊達政宗が文禄2年(1593年)の文禄の役に際して朝鮮から持ち帰ったものと伝えられ、推定の樹齢は220年以上とも360年ともされる。昭和17年(1942年)に、国の天然記念物に指定された。天然記念物としての指定名称は「朝鮮ウメ」。刑務所の敷地内に生育しているため、一般の人は見ることができない。」

大輪緑萼です。六名木の月影のように萼が緑色で、八重咲きです。


大湊(左)と道知辺(右)です。


記念です。


玉絞りです。


香篆梅です。枝のクネクネと曲がっているところにご注目。


名前がわからないきれいな梅です。内裏のような、花弁は紅筆(一重)を思わせるような。


佐橋紅が花盛りです。


左から  二季桜、御所紅、白加賀の競演です。

二季桜の花です。


スモモもまもなく咲きます。トルコと関係のある木だということです。






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遅咲きの綺麗どころも咲きそろいました。

2015年03月21日 | 偕楽園の四季 梅、桜、萩、紅葉など
遅咲きのおもにアンズ系の大型で綺麗な梅花も咲きそろいました。あとは白獅子の開花を待つのみです。
歴史アドバイザーの方から説明資料用に依頼されたので、A4判にプリントしました。
臥竜梅の赤花と白花。



この臥竜梅はネットの説明に以下のようにあります。
「松島町の瑞巌寺にある「臥竜梅」は約400年前、文禄の朝鮮征討の役に伊達政宗公が朝鮮から持ち帰り、慶長14(1609)年3月26日の瑞巌寺造営上棟式のときに植えたとされている名木。地上を這いうねるような樹勢から「龍が臥せた」姿に似ているところから名が付いた、県指定天然記念物の梅の木である。
白梅と紅梅の2本があり、どちらも見事な枝振りで有名。紅白ともに八重咲きで、実は5・6個ずつ鈴なりにつく。噂を伝え聞いた後水尾天皇より「花香実」の名を賜ったが、これは、花・香・実とも梅の品種の最高である事を示している。
毎年、早ければ3月下旬に開花する」
偕楽園の臥竜梅は昭和58年に瑞巌寺の紅白の臥竜梅の穂木を譲り受けて偕楽園の梅の木に接木したものです。
赤花は東門大通り左側見晴広場にあります。白花は南崖洞窟前にあり、蕊の数が多い名花です。
現在はニホンミツバチの巣があって洞窟前には立入できません。ミツバチの巣は南崖洞窟の階段の上(大日本史編纂の地碑の後側通路)にあるので、南門側からの南崖通路を洞窟までは通行許可していただきたいところです。

開運梅です。この花をご覧になられるお客様の多くはこの花に出会ったことを喜ばれます。藤棚の近くと六名木月影の近くにあります。


玉牡丹です。


御所紅です。


六名木の江南所無です。江南・揚子江の南側・梅の里でしょうか。その江南に比べるものがないという意味で、美しい花です。


黒田です。


佐橋紅です。


春日野です。紅白咲き分けたり、花弁が紅白になったり、白花と思われる花でも、絞りやスポットで紅が入っています。


内裏です。


白牡丹です。


武蔵野です。おそらく一番大きいな花でしょう。見晴広場から僊湖暮雪の碑に降りる階段の上端の名札のない木は武蔵野と思われます。


滄溟の月です。大海原にのぼった月。本園中ほどに白牡丹の名札がある木は一重咲きであり、滄溟の月と思われます。


酈懸梅です。後半に咲く花には白い花弁があります。今年は暖冬のためか花弁がたくさん見られるようです。
右側の咲き始めた花には白い花弁が見えます。


新顔の麝香梅です。


以前蓮久の名札がついていた、柳川枝垂れ近くの木は紅材性ではなく無類絞りと思われます。


では古木の無類絞りは何か。



絞りが見られないことから、玉垣かもしれません。これらについては今後の検証が待たれます。

最後はいまだ蕾の白獅子です。花弁は真っ白です。
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仲良し

2015年03月20日 | 庭の花たち
庭に来るキジバト。今日はとっても仲がよさそうでした。電線にとまっている2羽は何を話し、何をしているのでしょうね。
想像の翼を広げてお楽しみください。

tappeさんからいただいた会話をつけてみました。tappeさん素晴らしいです。ありがとうございます。

1番「・・・・・」


2番「ねえ、僕のことどう思う」


3番「ねー、」


4番「ねーったら」


5番「とっても素敵よ」


6番「ヒャーッ、やったー」


7番「君も素敵だよ」


8番「うれしいわ」


9番「おなかすいたね。雑草レストランで食事しようか。」
  「ええ、ここのレストラン評判よ」

一通り儀式が終わると食べに来ました。


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越冬キチョウが目覚めた日の庭は春爛漫

2015年03月17日 | 庭の花たち
越冬キチョウが今日目覚めました。昨日の最高気温は16.3℃で、夜になっても暖かく、今朝の最低気温は8.3℃と暖かい朝でした。8時を過ぎると間もなく12度を越えて、昼の2時をまわると最高気温21.4℃と初夏のようでした。
ミツマタなど早春の花が一斉に開花して越冬キチョウの無事の目覚めをお祝いしているようでした。
ミツマタが咲きそろっています。

白加賀が満開です。

紅千鳥の赤がまぶしい。

45年もの間咲き続けるローマンヒヤシンスが香りを放っています。

実成ジンチョウゲも負けじと咲いています。

キチョウの目覚めの舞台は整いました。そして今日10時過ぎに、ついにキチョウの飛び回る姿がありました。垣根のまわりや、庭を飛び回り、花を確認しているようでした。一時見失いましたが、地面に敷き詰めたセメント瓦の破片にとまっていました。

それからローマンヒヤシンスにとまって蜜を吸っていました。目覚めて最初に吸った蜜と思います。

次に咲きそろったミツマタにきてゆっくりとたっぷり蜜を吸っていました。

花から花へ

キチョウばかりではなく、動きの速い蝶が密を吸っています。この蝶も越冬して今日目覚めたと思われます。

キチョウの食草はマメ科で、昨夏はマキエハギに産卵しました。でも今はまだマキエハギの葉が出ていません。他にマメ科と探すと、カラスノエンドウがやわらかい芽を出しています。

キチョウの目覚めには、花の蜜も大切だが、間もなく産卵の時期でしょう。食草が芽生えていることも大事な要件であるに違いありません。
アケビの蕾がふくらんできました。少しも紫色がない素心、青軸のアケビです。

シキミが満開です。

原種シクラメンの紅白です。



ネコヤナギは満開です。

ヤマウグイスカグラも咲きました。

ダンコウバイも咲き始めています。

セツブンソウは早くも実を結び始めています。4月末には草体が枯れて休眠するのでしょう。
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梅まっさかりの弘道館と偕楽園

2015年03月14日 | 偕楽園の四季 梅、桜、萩、紅葉など
早咲きと中咲きの真っ盛りの弘道館と偕楽園。まずは弘道館の咲き始めた内裏です。

藤牡丹枝垂です。

水戸徳川家から寄贈された烈公梅と正庁です。

茶青と白壁です。

鹿児島紅と売店の黒い板壁。

臥竜梅。





座論です。弘道館の座論は雌しべが1本。2本は見たことがありません。
偕楽園の座論は2本や3本のものが多く、1個の花で立派な実が3個なるものがあります。
また品字梅も雌しべが3本のものがあり、花座論というと聞いたことがあります。
雌しべが1本の弘道館の座論は、神武天皇ゆかりの宮崎の天然記念物の「湯の宮座論梅」に花がにているように思います。
黄門様の誕生梅、座論梅はもしかしたら、弘道館の座論梅のほうかもしれません。

花の中心が真っ赤な鈴鹿の関。

弘道館の最後は山茱萸の古木です。


偕楽園東門では思いのままが咲き始めました。
白花の中に赤花を多く咲かせる枝があります。

南崖への階段のところに真っ白な名花。名前はわかりません。叡山白か?

3月19日追記 この梅の木については、月宮殿らしいとのご指摘をいただきました。赤花の混じる枝があります。




南崖の酈懸梅が満開です。手前の茶色っぽい花です。白く見えるのは冬至梅、紅いのは八重寒紅です。



南崖に塒出の鷹があります。塒出の鷹は一重のはずが八重咲きです。

以前アップした裏紅の南崖の名花が満開です。

南崖の古木。皮だけになってらせん状になっています。

南崖の月宮殿。月宮殿には赤花が混じるものですが、本園内の月宮殿はほとんどが白花のみです。この南崖(好文亭の下)の月宮殿は赤花が咲いています。

吐玉泉下の池塘の唐梅は池の水表に映る姿がきれいです。

偕楽園にしかない梅の木、八重黄金が咲いています。好文亭内の石灯籠の隣りです。
好文亭と石灯籠は、地方自治記念硬貨のデザインになっています。石灯籠の近くの梅はこの八重黄金のみなので、記念硬貨の梅はこの八重黄金の可能性があります。超望遠でぶれています。

偕楽園インフォーメーションセンター前の白滝枝垂が満開です。

学問に励めば梅が咲き、怠ると花が咲かない。という中国の故事があり、梅は好文木とも言われます。
黄門様は戒めとして書斎の窓際に梅を植えられた由。
窓越しに見る梅花はまたおもむきがあります。インフォーメーションセンター内部から見える白滝枝垂れです。


明日14日と明後日15日はお休みします。
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アセビの花を分解して内部を見てみました。キチョウが落ちましたがそのまま眠っているようです。

2015年03月10日 | 庭の花たち
今年はアセビの花がいっぱい垂れ下がりました。



花に近づいてみると、つぼ型の花冠の先が5つに短く裂けています。
雌しべのほうが雄しべより長いんで斜め前からでも雌しべが見えます。また、正面から花の中を覗くと雄しべもみえます。


花冠を半分破いて取ると、短い雄しべと長い雌しべがあります。

雌しべのまわりに、雄しべ10本があります。

雄しべを取り去ると、子房が見えます。雄しべの葯は蛾の触覚のようなのが2本あります。


キチョウがとまっていた葉が別の葉と交差して、ちょっとの揺れでキチョウが落ちてしまいました。
草の繁みの奥のほうに引っ掛かっていたが、落下して目覚めたというより居心地が悪くて、翅を数回動かしたので、さらに地面近くまで落ちてしまいました。画像の矢印のところ。

落ちたまま動かないのでまだ冬眠中と思われます。


ミツマタの花がかなり咲き進んできました。

アオノイワレンゲの葉が急に大きくなってきました。

イワレンゲはまだちいさいです。

アオノイワレンゲより株がちいさいので葉もそれほど大きくはならないのでしょう。
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田鶴鳴梅林できれいな梅花をゆったりとお楽しみいただけます。

2015年03月08日 | 偕楽園の四季 梅、桜、萩、紅葉など
6日の偕楽園さんの発表では3000本中33%の梅の木に花が咲いているそうです。開花の遅い西梅林でも酈懸梅などが咲き始めました。酈懸梅は花びらの退化した珍しい蕊咲きの花です。西梅林には6~7本あると思います。

完全に開花した酈懸梅は南崖の東端、東門から南崖の階段を1本降りたところで見られます。

このほか酈懸梅を見られるのは、見晴亭から藤棚へむかう小道で咲き始めて目の前で見られます。

酈懸梅の大木は橡門下の常磐線線路近くに傾いています。これも咲き始めていますが、遠くて気づきにくいです。

西梅林の古木 無類絞りも咲き始めました。



3月19日追記 この古木については、花に絞りがみられない。玉垣らしいとのご指摘をいただきました。


西梅林ではこのほか、筑紫紅、淋子梅、一重緋梅、水心鏡、藤牡丹枝垂、月宮殿、月影、虎の尾、巻立山、大盃など数々の名花が咲いています。間もなく江南所無、玉光枝垂、座論、黒田、雛の都なども咲こうとしています。
好文亭前の烈公梅が咲き始めました。

東梅林の紅難波です。

藤棚近く東門通りの春日野が咲き始めました。紅白咲き分けたりの変化を楽しめます。

南崖の月宮殿は紅花も咲きます。本来紅花が混じるものですが、本園ではほとんど白花ばかりです

南崖の鬼桂花は変わった雌しべです。3本くらいに分かれています。

南崖の関の守がとってもきれいです。東門トイレ前も数輪さいています。


 7日に東京から85歳のお婆さんと孫をお連れしたご家族がおりました。手押し車で吐玉泉の下におりました。急坂を見て躊躇しておられたが、一応車椅子は二人で押せば行けると案内されていたので登り始めました。コンクリート舗装を上り切るとかなりお疲れかと思いきやまだまだ笑顔です。
 しかし、杉森のなかで、ここからどちらへ行けばよいかわかりません。左表門へは段差があります。段差のない右へ行こうとすると砂利で手押し車がめり込んで歩きにくいです。それでもせっかくここまで来たのだからと竹林脇の段差のある道を表門トイレまでゆきました。さすがにお疲れの様子でしたが気丈にも笑顔でした。お詫びにと見晴亭から借りた車椅子で西梅林をご案内しましたが、御成門まで来ましたら、やはりお疲れが出た様子で、早々に引き返してお帰りになられました。
 以前には二人なら車椅子を押し上げられると挑戦した女性が上り切れずに引き換えし南門へ向かいましたが、こちらからは行けないとわかり途方に暮れて、お帰りになったことがありました。
 あるときは少しくらいの段差を越えられる車椅子のお客様が南門から南崖の洞窟まで行きました。その先の偕楽園駅方向へは施錠された扉にさえぎられて万事休すしたことがありました。
車椅子でお越しのお客様がもっと本園に入りやすい案内と園路整備の必要性を強く痛感した日となりました。
特に桜山駐車場からのお客様にも気軽にお楽しみいただけたらと。

現状で車椅子ご利用のお客様に比較的負担の少ない本園ご入場経路としては、
①常磐神社駐車場から、南崖橋上側のたもと経由、または東湖神社経由東門へ。この場合は途中砂利道なのと車椅子用通路の案内が必用です。
②千波湖畔黄門様近くの駐車場から偕楽橋を上り南崖橋経由東門へ。
③偕楽園駅の駐車場から南崖橋経由東門へ。②と③の場合は南崖橋付近の登りがきついです。
④御成門からと、⑤表門からご入場いただく。④と⑤の場合は、車椅子ご利用者には比較的負担が少ないが、運転手さんは最寄りの駐車場がないので、西の谷や偕楽園駅に駐車してから園内で落ち合うという不便さがあります。

斉昭公は好文亭にお年寄りをお招きしたということです。お年寄りにも喜んで来ていただけてこそ偕楽園ではないかと思いました。

車椅子でも気楽にお楽しみいただけるのは、むしろ桜山駐車場近くの田鶴鳴梅林や猩々梅林ではないかと思います。その田鶴鳴梅林で咲き始めた花を紹介します。
田鶴鳴梅林の内裏です。田鶴鳴橋下のトンネル近くです。

内裏の隣りの翁です。枝に斑があり、薄黄緑色です。また葉に斑があり新葉の時がきれいです。

近くに鈴鹿の関があります。底紅のかわいい花です。

田鶴鳴梅林のトイレの後ろ側の見驚です。ビックリする大きな花、雌しべが2本、3本のも見つかるかもしれません。

隣りの養老のやさしいピンクの花です。

さらに進むと紅冬至があります。咲くとほとんど白花のようです。

鹿児島紅の真っ赤な花です。

八重黄金もあります。

この他水心鏡、青龍枝垂れ、筑紫紅なども咲いています。
田鶴鳴梅林は雑踏もなく静かにゆっくりと観梅を楽しむことができます。






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カタクリはでたものの

2015年03月07日 | 庭の花たち
カタクリの葉がでてきましたが、今年も咲きそうにありません。長年咲き続けていたのですが、ここ数年は葉だけです。

白い椿が無傷で咲きました。春です。

赤い椿も

ジンチョウゲの仲間はこれからが春。旬。
実成ジンチョウゲです。

ミツマタは一足先に。

ナニワズも

オニシバリも。こちら雌株です。

こちら雄株

実生のナニワズ。花は来年以降です。

ヒマラヤシーダの発芽です。

今日は頭を持ち上げてきました。まもなく帽子を脱いで葉っぱが出てくるのでしょう。

福寿草が咲きました。あれれ虫に食われてるみたいです。

ニリンソウの葉が出てきました。

アミガサユリも出てきました。

役者はそろいました。もう春本番間近です。
キチョウな花形役者はまだ出番待ちです。



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梓弓が満開

2015年03月06日 | 偕楽園の四季 梅、桜、萩、紅葉など
今日は夕方になってから。東門から藤棚への小道を通り、見晴広場から東門へ戻りました。
東門見晴亭前の梓弓が満開です。いつもこの花が咲くと気候も良くなり、春が冬に戻ることはなくなります。
「もののふのとり伝えたる梓弓 ひいては人のかへるものかは」梓弓は一たび引いたら戻らぬように、今さら引き返すことなどできません。梓弓が咲いたからには、来た春はもう戻ることがなく、梅まつりも佳境に。

梓弓の枝はあばれます。

見晴亭から藤棚にむかう小道の酈懸梅が咲き始めました。多くのお客さんにこの花びらの無い梅の花を見ていただけます。

小道の反対側の一重寒紅も咲き始めました。

藤棚の先の品字梅が咲き始めました。この花には3本の雌しべがよく見られます。

ひとつの花に雌しべが3個あるということは3個の実が1本の花柄につくということです。その様子が品の文字に見えることから品字梅と名付けられたようです。


二季桜の蕾がふくらんでいます。咲いている花は秋季の終わり花なのか、それとも春季の花の魁なのか。今季の二季桜は秋季の花がだらだらと咲き続け残っていました。

二季桜の隣りの都錦が咲き始めました。

昨年からこの大きな名札がついています。スモモ系とあります。従来の分類にはないものです。

従来は野梅系、緋梅系、豊後系でした。近年の枝または小枝の生長習性を第一の基準とした分類では原種に近い野梅系、スモモの形質をもつスモモ系、アンズの形質をもつアンズ系に分類されるようです。従来の分類との違いの主な点は
スモモ系は従来の緋梅系と野梅系とされていた難波性がスモモ系に。
アンズ系は従来の豊後系と野梅系のなかの紅筆性です。この分類で表示されている梅林はまだほかにはないのでは。
ちなみに都錦は偕楽園の分類では野梅性に分類されていました。
DNA解析ではどのようになっているのでしょうか興味があります。

見晴広場の夕景

好文亭内の玉垣枝垂。花が遠く、夕刻で画像がブレましたが。

見晴広場から見晴亭を。このあたりはかなり咲き進んでいます。

出始めの低い満月が

間もなく本園内はライトアップです。



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小梅に黄色い花が

2015年03月05日 | 偕楽園の四季 梅、桜、萩、紅葉など
偕楽園産のFBで「偕楽園の梅は約3,000本のうち988本(33%)が開花しました。早咲きの梅が見頃を迎えています。」と案内されました
早咲きの梅が見ごろを迎えています。おなじみの思いのままが出遅れています。
東梅林では旭鶴が咲き始めました。

これまで好文亭内にしかなかった一流が東梅林で今年初デビューです。

南高も同じく東梅林に。

東梅林の小梅に黄色っぽい花を咲かせている枝があります。



本来の小梅の花はこんな感じです。

だいぶ花が違います。八重黄金を思わせる色合い。それでいて一重です。

枝変りといって突然品種本来の花とは違った花を咲かせる枝が出ることがあります。
こんなに小さな木です。


表門内の緑萼が咲き始めました。

萼が月影などと同じく緑色です。花弁は白で八重咲きです。

巻立山が咲き始めています。六名木「虎の尾」の前方です。赤花も出るはずですがまだ見当たりません。

南崖の柿の木の隣りの鬼桂花が咲きました。めしべがわかれています。

黒田、江南所無など遅咲きの名花の蕾がふくらんできました。
表門から梅林に入ってすぐの右側道端の江南所無の蕾は間近に見られます。

黒田ももうすぐです。

吐玉泉下の白加賀林が咲き始めました。

白加賀林のさらに線路側で八重旭の蕾がふくらんでいます。

公園センターの大きな白滝枝垂が咲き始めました。



この花を公園センターの部屋の中から窓枠を額縁として見るのも一興かと思います。


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アケボノアセビが咲き始めました

2015年03月04日 | 庭の花たち
ピンクのアケボノアセビが咲き始めました。白花ももうすぐ咲きます。



シキミの花も咲いてきました。

ネコヤナギが満開。いやまだ咲いていないかも。

白い八重椿は寒さに花弁が枯れてしまいました。

でもこれから開く花は大丈夫でしょう。

クリスマスローズが咲き始めました。

庭の梅 緋の司が間もなく満開になります。震災の年にいただいた苗木です。

ミツマタが数個ずつ咲き始めました。

庭のマンサクは満開です。萼が明るい赤なので在来種かそれに近いものと思われます。

偕楽園の紅葉谷近くにもマンサクが咲いていました。こちらは萼が黒っぽいほどに色が濃いのでシナマンサクとの交配種と思われます。

私の梅の師匠の出店では日光の盆栽が満開でした。


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今日は桃の節句。桃がないので桃色の梅たち

2015年03月03日 | 偕楽園の四季 梅、桜、萩、紅葉など
桃の節句に桃もないので桃色の梅。日光と塒出錦の色の違いについて比較してみました。猩々梅林の白滝枝垂の隣りにある梅の木に花が咲き始めました。塒出錦の名札がついていますが、南崖の塒出錦よりも色が濃いので、もしかしたら日光かも知れないと思っていました。そこで、園内の梅の苗木屋さんに聞きました。親切に教えてくださいました。この方のご主人様は梅図鑑の出筆をされたおかただそうです。教えていただいた花の色の違いは、
塒出錦の花の色は藤牡丹枝垂に似ている。ピンク色。
日光の花の色は呉服枝垂に似ている。紫紅色。
簡単には赤っぽいのか紫っぽいのかというところでしょうか。藤牡丹枝垂は藤色に似た紫っぽいのかと思っていましたが、ピンクであるこをあらためて認識しました。
猩々梅林の花を仮に塒出錦xとしまして、この花を苗木屋さんに見ていただきましたところ、花を見るなり、これは塒出錦だと言われました。どうして??と私にはにわかにわかりかねていました。日光と塒出錦の花を並べてみたら少しわかりました。



いずれも右側の1個の花だけが塒出錦xで、その他は日光です。日光のほうが紫色に見えます。

塒出錦xと南崖の塒出錦を較べてみました。左側の咲き進んだ南崖の塒出錦は白っぽいです。


でも咲き始めの南崖の塒出錦とはほぼ同じ色に見えます。




次に色合いが似ているという藤牡丹枝垂と塒出錦xを比較してみます。



ほとんど同じ色に見えます。

次に日光に似た色合いの呉服枝垂はまだ咲いていないので、以前の花を載せてみます。



たしかに日光の色に似ています。もう一度最初の画像、日光と塒出錦xを見てみます。

左側が日光で、右側は塒出錦xです。日光と呉服枝垂、塒出錦と藤牡丹枝垂がそれぞれ色合いが似ていることを確認できました。
それで猩々梅林の塒出錦xは塒出錦であると確信できました。さすがにプロはよく見ておられます。

桃色の花を2種類。最初は淋子梅です。表門トイレから西梅林に入ったところの小さな梅の木です。

淋という字は淋しいを思いますが、中国語では降り注ぐとかぬらすなどみずみずしい意味があるようです。また陳淋子鎮という地名が中国にあり、もしかすると地名からきた名前かもしれませんね。
次は紅加賀です。吐玉泉下の白加賀、紅加賀ゾーンにあります。吐玉泉下トイレの前です。



桃の節句にふさわしい桃色の梅花を見ていただきました。

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庭に春の息吹が

2015年03月01日 | 庭の花たち
3月に入り初日は雨。このところ暖かい日がつづいていて急に草花が動き出しました。
ヒマラヤシーダーの種が植木鉢でふくらんできました。

イワレンゲの葉がふくらんできました。マンネングサも寒さから解放されて動き始めたようです。

アオノイワレンゲはイワレンゲより寒さに耐えるとおもったのですが、葉が枯れてしまいました。なかから新しい芽が出てきました。

福寿草がようやく花芽を出してきました。南側に住宅ができて、冬は日が当たらなくなり、芽が出るのが遅くなりました。

原種シクラメンの蕾が出ています。小さい花です。隣はジャノヒゲの葉です。

セツブンソウは今を盛りと咲いています。

キバナセツブンソウは日が当たっているときに大きく開きます。これは昨日の朝でした。



マンサクも朝日を受けて満開です。

フキノトウが蕾を見せています。



実生のサザンカは同じ親木の種なのに、こんなにも葉の色が違います。花の色はどんなでしょうか。

キチョウがヒガンバナの葉の先のほうに向かって少し動いたようです。目覚めて花を求めて飛び出すのも間近のようです。
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