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「君が代」不起立処分大阪府・市人事委員会不服申立ならびに裁判提訴当該15名によるブログです。

大阪市教育振興基本計画「素案」の問題点

2012-11-19 19:37:33 | 当該から
※ホットライン大阪の伊賀さんからのメールを掲載します。大阪市、大阪府では、橋下教育改革の競争主義・成果主義が、どんどん具体化し、子どもを保護者を、教員を縛りつつあります。一番の問題点は、人間を信頼しないところにあるように思います。



11月6日、大阪市教育振興基本計画有識者会議で、大阪市教育振興基本計画の素案がまとまりました。マスコミ報道では、小1からの英語や土曜日授業が注目されていますが、中身を見ると全面的なものです。

3回の有識者会議は、橋下市長と彼の推薦した委員(中原 徹氏、西村 和雄氏) 、彼の公募に応じて教育委員となった大森不二雄氏が完全に主導権を握って議論が進められています。さながら橋下市長が「政治決断」を押しつける場となっているかのようでした。その結果、まとまったのが「素案」です。これまでの大阪市の教育を全面的に覆し、競争主義と成果主義、自己責任を子どもにも保護者にも、教職員にも押しつけるきわめて危険な内容です。

「素案」は、12月に市民からのパブリックコメントを行い、来年2月市議会で決定しようとしています。そして、市議会で予算化され、来年の4月から実行段階に移ります。
是非、この「素案」を読んでいただき、パブリックコメントが始まれば、さまざまな立場から問題点を指摘していただきたいと思っています。

■大阪市教育振興基本計画「素案」の原案(大阪市HPより)
http://www.city.osaka.lg.jp/kyoiku/page/0000191676.html

■ブログに、気がつく範囲で問題点を指摘しました。ほかにも問題点はいっぱいあると思いますので、是非、補強していただければと思っています。
http://blog.goo.ne.jp/osaka-edu/e/73a548dfdc14727072b208310f334176
コメント
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