立山日和。

立山連峰の山々を眺め富山県内を徘徊する日々を綴ったフォト日記。2014.11.3.までは友人の中国旅を毎日掲載した。

素っ気ない駅 ・・・ JRよ、どこへ行く?

2007年04月01日 | Zenblog
 これは北陸線の水橋駅です。その外観は、実に素っ気ないというか、ぶっきらぼうな駅です。少し昔JRが国鉄と言われていた頃、地方線の小駅はどこもみなこのような駅でした。いや、地方線の駅には陸橋がなくホームから一旦線路に下りて線路を横切り向かいのホームに上がるようになっている駅が多かったです。地方線では大きな駅にしか陸橋はありませんでしたね。駅員さんはそんなに愛想良くなく、しかし時間の正確さや安全への執着、つまり「確実さ」へのこだわりはかなりのものだったと思います。今から思えば、これも職人というか、まさに「鉄道員」だったのですね。
 最近出来る駅は、地方の小駅でも小ジャレてチャラチャラして駅だか何だか分からないようだったり・・・、色目を使いすぎています。私にとってはキショク悪いだけです。それに反して、このぶっきらぼうさ、素っ気なさはかえって好感がもてます。色気たっぷりの悪趣味よりも、飾り気のないこのぶっきらぼうさの方を、私は取りたいです。
 民営化されて、あまりにも利益第一で媚びを売ることに走った結果起こったのが、あのJR福知山線脱線事故だったと思っています。107人が亡くなり、555人が負傷しました。利益のために見かけの良さを追求し、命と引き替えにするのはやめてほしい。

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立山の見え方は不思議

2007年04月01日 | Zenblog
 ここしばらく天気はよくありません。まだ本格的な春にはなっていません。
 天気はよくないけれど、立山が見えています。快晴でも、雲に隠れていたり霞んでしまって、見えないこともあります。逆に、雨が降りそうな曇りのときに、また雨が降っている最中でさえ、かえって姿を現すこともあります。
 朝起きると、晴れていても曇っていても、また雨が降っていても、立山が見えるかどうか必ず見てみます。団地の家が建ち並ぶ軒と軒のわずかな隙間からですけれど・・・。そして、見えるとホッとします。
 この写真も、もう雨が降りそうに空が暗くなってきていました。しかし、剱岳など、手前に大きく伸びる早月の尾根そして大きな切れ込みの三の窓・小窓・大窓と、不思議にはっきり見えています。右の方の立山の主峰は、残念ながら雲に隠れています。大きくて高い山と付き合うのは面白いです。

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