立山日和。

立山連峰の山々を眺め富山県内を徘徊する日々を綴ったフォト日記。2014.11.3.までは友人の中国旅を毎日掲載した。

ハクモクレンが語りかける

2007年04月15日 | Zenblog
 こういう家は、土地と家をあわせていくらいくらで買つたというような家ではありません。
 むしろ、屋敷の守り神さんがおられて、長い間この家を守り続けてもうすでに何代も経ちました、といった風情があります。またこの家の脇の通路を通って何代もの人々が出入りし、ここでかつて生活した人々の喜びや悲しみがまだ余韻を残していそうなたたずまいです。今現にここに住む人は、何を思っているのでしょうか。
 大きなハクモクレンが咲いていて、そういうドラマを感じなさい、と言っているようでした。小説家だったら、物語の展開が何か見えてくるのかもしれませんね。

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信楽焼のたぬき君

2007年04月15日 | Zenblog
 もう長らく滋賀県の信楽(シガラキ)には行っていません。この狸君は、信楽と私を結ぶよすがです。ちょっと見ると雌のようにも見えますが、堂々たる雄たぬきです。酒を入れる徳利と通い帳をもっています。
 信楽は懐かしいところです。窯に火が入ると徹夜で火の番をします。その付き合いをさせてもらったこともあります。何人かが集まってきて、赤々というより白く輝く炎が窯の通気口から噴き出すのを眺めたのはまたとない経験でした。
 信楽焼の品物の多くは、店内に飾ってあるのではなく外に積み上げてあって、あちこち歩き回って物色するのです。そういう大きな焼き物が多いということです。古い友人の一人K君はもう高校生の頃から友だちを誘って、海外に輸出する大量の信楽焼をトラックに積み、学校をサボって名古屋港まで運び通関手続きまでしていました。彼は、今ではもう信楽焼産業の重要な担い手となっています。
 信楽焼の狸君は、ときとしていろいろな思い出話を私に語りかけてくれます。

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