暑いぐらいの快晴でした。M高校のグランドでは、県内のN高校との練習試合をやっていました。親たちも来ていて遅咲の桜のちかくで応援していました。打つ、投げる、走る姿を見ていると、そこには単純に高校野球に熱中できる気力・体力の充実が見えます。まぶしく、うらやましいです。
まるで違うことが頭に浮かびました。西武球団が高校生・大学生在学中から、有望選手に巨額の金を提供していたという話、また高校によっては特定生徒に金その他の特権を与えていたという話、これらは野球憲章に違反していたということです。
野球が「純粋」で「青少年に夢と希望を与える」そして「教育の一環」である、・・・などとエライ人たちはよく言いますね。全くこれは表向き・建前のことだということがよくわかりました。こういう実体を高野連などが知らなかったはずはないし、他のスポーツとは別扱いで新聞社が丸抱えしているから、記者も報道しなかったのでしょう。高野連はもちろん、多分高校生たちも先生や監督も、そういう事実はこれまでから知っていた、あるいは感じてきたでしょう。ここには大きな「ウソ」がありました。
急に変なことを考えてしまいました。高校生たちが「まっとうにものを考える」人間に育ってほしいと心から願っています。
追記 朝日新聞5月4日スポーツ欄の「野球特待生・・問題提起せず、報道も反省点」の記事を参照してください。(コメントに少し詳しく書きました。)
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まるで違うことが頭に浮かびました。西武球団が高校生・大学生在学中から、有望選手に巨額の金を提供していたという話、また高校によっては特定生徒に金その他の特権を与えていたという話、これらは野球憲章に違反していたということです。
野球が「純粋」で「青少年に夢と希望を与える」そして「教育の一環」である、・・・などとエライ人たちはよく言いますね。全くこれは表向き・建前のことだということがよくわかりました。こういう実体を高野連などが知らなかったはずはないし、他のスポーツとは別扱いで新聞社が丸抱えしているから、記者も報道しなかったのでしょう。高野連はもちろん、多分高校生たちも先生や監督も、そういう事実はこれまでから知っていた、あるいは感じてきたでしょう。ここには大きな「ウソ」がありました。
急に変なことを考えてしまいました。高校生たちが「まっとうにものを考える」人間に育ってほしいと心から願っています。
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