立山日和。

立山連峰の山々を眺め富山県内を徘徊する日々を綴ったフォト日記。2014.11.3.までは友人の中国旅を毎日掲載した。

富山の春はチューリップ(8)・・・「スプリングソング」

2007年04月21日 | Zenblog
 赤いチューリップの代表です。「スプリングソング」とは、もうそのものずばりで言うことはありません。本来チューリップというと、まず赤のイメージが湧いてくるぐらいで、赤色がなくてはチューリップ畑もさまになりません。最も重要な色ですね。

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富山の春はチューリップ(7)・・・「白雲」

2007年04月21日 | Zenblog
 白いチューリップの代表です。「白雲」の名のように、ふわっとした白い雲のような感触を与えてくれそうです。白い色もチューリップのなかでは、なかなか好まれる色のようです。
 今回発表された新品種「春天使」も、白色系で、短めの茎や丈夫な葉が特徴で、22年かけて開発されたものです。

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富山の春はチューリップ(6) ・・・ 「黄小町」

2007年04月21日 | Zenblog
 富山の黄色いチューリップの代表は「黄小町」です。この一年間チューリップのキャンペーンレディーになる女性が着るコスチュームも、この「黄小町」の黄色からとったものだそうです。
 今、花盛りのチューリップ畑も黄色がかなり多いですが、ほとんどはこの「黄小町」という代表的な品種です。鮮やかな黄色がすばらしい。

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富山の春はチューリップ(5)・・・水野豊造さんが風を吹かせた

2007年04月21日 | Zenblog
 Jing Shangさんがコメントに書いてくれた「ネットで得た情報に依れば、富山のチューリップの栽培は東砺波郡庄下村(現在の砺波市)の水野豊造(みずのぶんぞう1898~1968)さんたちが、大正7年(1918年)に始め、そこは冬は積雪のある寒冷地帯で水稲単作しか出来ず、水田を有効に活用して農業所得を確保できる作物としてチューリップの導入がトライされたのが始まりのようです。そして、それが成功する背景として富山県には、チューリップの生育に適した気温、日照時間、肥沃な土地、豊富で良質な水等の自然の恵みがあったようです。」が、富山におけるチューリップ栽培の由来です。ぶんぞうさんは、「米作り」と「出稼ぎ」の富山に新しい風を吹かせました。それが、今は「富山の風」です。
 約90年前、1918年といえば、水橋・魚津などから「米騒動」が始まり、全国に拡大した年です。シベリア出兵と不況のなか、農民も漁民も出稼ぎもしながら生活難にあえいでいました。ぶんぞうさんは、このころにチューリップ栽培を始めました。とくにアメリカへの輸出用の球根栽培です。
 第二次大戦中は壊滅状態となり、戦後再び生産復興にも、彼は力を注ぎました。品種改良と生産拡大、海外・国内市場の開拓と、発展を続けています。富山の球根は、富山で買ってもオランダ産より高いです。世界的に高い評価を得ているということです。たくさん植えたいときは、私はやむをえずオランダ産を買います。

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富山の春はチューリップ(4)・・・球根栽培のため花を摘む

2007年04月21日 | Zenblog
 最初、チューリップ畑を見に行ったときはびっくりしました。農家のおばさんが、チューリップの花を首のところでどんどん千切っていくではありませんか。聞けば、球根を育てるためにはこうしなければならないとのことで、やっと納得しました。
 花が開くと、じきに摘花機という大きなどんどん花を摘み取る機械が進んでいって、花があっという間になくなっていくのです。それでも残った花は、手で摘み取ること(「花こぎ」というそうです)になります。花の命の短さを思いますが、地中の球根を立派に育てるためには必要なことなのです。したがって、チューリップ畑の花の絨毯を見ようとしても、一瞬のタイミングを外してしまうと花のなくなった畑しか見られません。

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