2011/3/17 (木曜日) 晴れ
前まえから作ろうと思いながらなかなか手が出ず、試作で作ったボイラーを
ごまかしごまかし使ってきたが、今回改良型強力アルコールランプを使うに
あたって、新しいボイラーを作ってみた。
釜は前に作った炙り釜を流用した。
試作ボイラーはスチール空缶を釜にしたのでサイズが小さくて燃え芯が3つも
ある強力アルコールランプを燃やすと炉内に熱がこもって高温になってしまう。
アルミのフレームもかなりの高温になるのでうっかり手が触れると火傷をしそうである。
そこで、今回作成したボイラーは耐火ボードを使って炎の部分とアルミフレームの部分を
遮蔽して外部が高温になるのを防ぐようにしてみた。
更にフレームには大きな穴を開けて外気が入りやすいようにしてフレーム内の温度が
上がらないようにしてみた。
今日も北風が強く吹いて寒かったが、思いついたらすぐ実習して見ないと気が済まない
何でも実習生は朝早くから工作に取り掛かった。
おかげで治りかけていたアカギレがまたひどくなってしまった。
↓ 新しいボイラーのメインテーマ、耐火ボードを使って熱遮蔽する工作から始めた。
耐火ボードを扱うのは初めてだ。 軟らかいけど脆くて工作は難しかった。

↓ 仮に組み立てた耐火ボードの熱遮蔽枠。 この中で炎が燃えるのです。

↓ アルミフレームに冷却空気取り入れ用の穴を開けているところ。
大きな穴をたくさん開けるので、昔、真空管用ソケット取り付穴を開ける道具(シャーシーパンチ)を
使った。 何十年かぶりに使ったよ。

↓ 丸い刃のついたパンチでアルミ板を挟んでネジを回して(くさびの力の応用で)穴を開けるのだが、
結構力が要る。 力を入れたときアルミ板を曲げた尖った角に指先をぶつけてしまい、怪我を
してしまった。 かなり血が出てきたが、指を舐めなめ工作を続けた。

↓ 出来上がった部品。

↓ 組み立てたアルミフレーム。

↓ 耐火ボード製の熱遮蔽を取り付けたところ。 ランプの炎はここで燃える。

↓ 炙り釜を乗せてボイラーの完成だ。

↓ 試作ボイラーと並べてみた。 新ボイラーは大きくてがっちりしている。

↓ テスト開始

↓ 炉内の温度が気になる。 200℃まで計れる温度計をセットしておいた。

↓ 4、5分で蒸気が上がり、運転できるようになった。
2つのエンジンを並列運転してもかなり調子よく回転する。

↓ 10分以上運転しても炉内の温度は131℃ぐらいにしか上昇しない。 冷却空気がよく入るのかな?

耐火ボードの熱遮蔽はとてもうまくいった。
10分以上運転してもアルミフレームはちょっと熱いかな?という程度にしかならない。
手で触れても全然平気だ。
強力アルコールランプのガラス部分もあまり温度上昇はしない。 これなら安全だ。
さぁ、次はピストン(シリンダー)が二つあるエンジン(2気筒エンジン)の工作だ。
前まえから作ろうと思いながらなかなか手が出ず、試作で作ったボイラーを
ごまかしごまかし使ってきたが、今回改良型強力アルコールランプを使うに
あたって、新しいボイラーを作ってみた。
釜は前に作った炙り釜を流用した。
試作ボイラーはスチール空缶を釜にしたのでサイズが小さくて燃え芯が3つも
ある強力アルコールランプを燃やすと炉内に熱がこもって高温になってしまう。
アルミのフレームもかなりの高温になるのでうっかり手が触れると火傷をしそうである。
そこで、今回作成したボイラーは耐火ボードを使って炎の部分とアルミフレームの部分を
遮蔽して外部が高温になるのを防ぐようにしてみた。
更にフレームには大きな穴を開けて外気が入りやすいようにしてフレーム内の温度が
上がらないようにしてみた。
今日も北風が強く吹いて寒かったが、思いついたらすぐ実習して見ないと気が済まない
何でも実習生は朝早くから工作に取り掛かった。
おかげで治りかけていたアカギレがまたひどくなってしまった。
↓ 新しいボイラーのメインテーマ、耐火ボードを使って熱遮蔽する工作から始めた。
耐火ボードを扱うのは初めてだ。 軟らかいけど脆くて工作は難しかった。

↓ 仮に組み立てた耐火ボードの熱遮蔽枠。 この中で炎が燃えるのです。

↓ アルミフレームに冷却空気取り入れ用の穴を開けているところ。
大きな穴をたくさん開けるので、昔、真空管用ソケット取り付穴を開ける道具(シャーシーパンチ)を
使った。 何十年かぶりに使ったよ。

↓ 丸い刃のついたパンチでアルミ板を挟んでネジを回して(くさびの力の応用で)穴を開けるのだが、
結構力が要る。 力を入れたときアルミ板を曲げた尖った角に指先をぶつけてしまい、怪我を
してしまった。 かなり血が出てきたが、指を舐めなめ工作を続けた。

↓ 出来上がった部品。

↓ 組み立てたアルミフレーム。

↓ 耐火ボード製の熱遮蔽を取り付けたところ。 ランプの炎はここで燃える。

↓ 炙り釜を乗せてボイラーの完成だ。

↓ 試作ボイラーと並べてみた。 新ボイラーは大きくてがっちりしている。

↓ テスト開始

↓ 炉内の温度が気になる。 200℃まで計れる温度計をセットしておいた。

↓ 4、5分で蒸気が上がり、運転できるようになった。
2つのエンジンを並列運転してもかなり調子よく回転する。

↓ 10分以上運転しても炉内の温度は131℃ぐらいにしか上昇しない。 冷却空気がよく入るのかな?

耐火ボードの熱遮蔽はとてもうまくいった。
10分以上運転してもアルミフレームはちょっと熱いかな?という程度にしかならない。
手で触れても全然平気だ。
強力アルコールランプのガラス部分もあまり温度上昇はしない。 これなら安全だ。
さぁ、次はピストン(シリンダー)が二つあるエンジン(2気筒エンジン)の工作だ。