デジスコ撮影実習日誌

デジスコとデジカメで野鳥や草花を撮影するのが楽しくて実習に励んでいます。 最近では電子工作にはまっています。

nゲージ鉄道模型工作 - 走行をプログラムで制御(4)ポイント切替を電動化する ー

2024年08月11日 20時41分21秒 | 工作実習

2024年8月11日(日曜日) 晴れ

 鉄道模型工作では「ポイント切替」が列車の走行に変化を与え
いろいろな走行パターンを組むことができます。
 オイらが入手した「ポイントセット」は「電動ポイント」という
ものでした。(何も分からずに購入していました。)
 このポイントはポイント・メカの中に「コイル」というものが
あって、ここに電流を流すことによってメカが動作して進路が
切り替わるようになっています。
 この電流の流れをマイコンで制御すれば列車の進路をプログラムで
変化させることができます。

 ウェブサイトを閲覧していたら「コンデンサの充電、放電電流」に
よってポイントを切り替えるという記事が目に留まりました。

「おーっ、うまいことを考える人がいるんだなぁ・・・」

 記事を読んで回路とその仕組みを勉強しました。
 これはスナップスイッチで充電、放電を切り替えてポイントを
切替ていました。
 「スナップスイッチ」を電子的なスイッチに置き換えればマイコン
で制御できるはずです。
 実験回路を組んで実験してみまたところうまく動作してくれました。
 そこで、今回はプリント基板上に2つのポイントを制御する回路を
組立てました。

 回路図はこんなものです。

 

 部品を集めて組立て始めました。

 

 

 テストのために手動で切替ができるように押し釦スイッチを追加しました。

 

 ポイント・コイルの代用に抵抗器(7.5Ω)を接続してテストしてみました。

 

 ボタンスイッチを押したり離したりするたびにコンデンサへの充電、放電の
電流波形が見られました。
 スイッチを操作した瞬間だけ電流が流れています。
 抵抗器(コイルの代り)には瞬間的な電流が流れるだけですから発熱などの
心配は無いでしょう。

 

 ポイントのコイルに接続して切替状況を確認しました。

 

 スイッチを操作してポイントの切り替わり状態を確認しました。
 スイッチを押したり離したりするたびに「ぱちッ、ぱちッ・・・」と
素早く切り替わります。

 もう一つのポイントも同時に素早く切り替わっています。
 これなら大丈夫だろう。

    そんなテストの様子を動画でご覧ください。

  

     列車が走行中にポイントを切り替えるのには「走行中の列車が現在、
どこに居るのか?」がわからなくてはなりません。
 例えばポイントの直前やポイント上を走行していたら切り替えるわけには
いきません。
 だから列車が線路上のどこに居るかを知るための手段が必要です。
 次はその方法を勉強します。 やれやれ・・・・・・

                       (続く) 

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