デジスコ撮影実習日誌

デジスコとデジカメで野鳥や草花を撮影するのが楽しくて実習に励んでいます。 最近では電子工作にはまっています。

バーサライタ時計工作を振り返ってみた 3号機工作

2022年10月16日 20時24分46秒 | 工作実習

2022/10/16(日曜日) 曇り

バーサライタ時計工作を振り返ってみると、時計1号を工作したのは2021年4月頃の
ことでした。
引き続き時計2号、時計3号工作と進んで行きましたがシフトレジスタを使ったバーサライタ
時計3号はなかなか完成しませんでした。
それはシフトレジスタの実験中に「時計ではない模様(パターン)」を表示することに
熱中したことと、庭に飛んでくるシジュウカラ(野鳥)の営巣を観察することに時間を取られて
電子工作が中断してしまったからでした。
でもシフトレジスタを使った時計のことはいつも気にかかっていました。
あれからもう1年半が過ぎて季節は秋の10月になってしまいましたが年内には時計3号を完成
させようと工作を再開しました。

2021年6月の初め頃、通販で注文した部品(シフトレジスタ等)が配達されてきました。
それからはしばらくの間、サイトにアップされた記事を参考にして使い方の勉強に明け暮れしました。

シフトレジスタの使用方法がだいたい理解できたので回路図をかいてみました。
シフトレジスタで制御するLEDは16個。
マイコンの端子で直接制御するLEDは3個で全部で19個のLEDです。
1つのLEDには赤、青、緑の3個のLEDが入っていますから、実際には
57個のLEDに相当します。



3号機のプロペラ(腕木)を工作しました。
シフトレジスタを6個搭載するのでマイコン部とレジスタ部で2階建て構造になりました。


プロペラに取り付けられたLEDとマイコンとの配線接続はとても大変で
根気のいる作業でした。 ・・・・・懐かしいな。
2021年の7月の初め頃のことでした。

2号機と比べてみると配線の多さがわかります。


シフトレジスタや配線数なども増えてプロペラの重さも増えてしまいました。
減速機からの回転軸支えが不十分でうまく回転させられなくなってしまいました。
そこで回転軸の先端にも軸受けを設けて対応しました。


 

しかし、それだけでは不十分でした。
プロペラの基板を支え、回転軸と結合するアルミ板が強度不足で回転数が上がると
撓んでしまい、取付台にぶつかってしまうという故障が発生しました。
アルミ板部分を強度のある構造に変更して対応しました。


あれこれ問題をクリアしてやっと機構部ができあがりました。


プロペラを回転させてLEDを点灯させてみました。
2021年の7月中頃のことでした。


使用しているLEDは直径5mmのちょっと大きめのものです。
一列に並べたLED同士の発光体との隙間が大きくて回転軌跡にも隙間が目立ちます。
光をぼかせば良いかな? というわけで薄いビニールシートをかぶせてみました。


少しは隙間が目立たなくはなりましたが、やっぱり輝線は目立ちます。
でもこれはしようがないので我慢することにしました。


時計プログラムの基本的な動作は2号機と変わりません。
ただシフトレジスタとのデーター転送が変わるだけです。
シフトレジスタ操作は結構面白いです。
そしてLEDの数も増えて3色制御もできるのでパターンを描くのが面白くなって
パターンを描くプログラミングにハマってしまいました。
そんんことに熱中しているうちに季節は秋から冬に、そして年をこして春になって
しまいました。
春にはまた野鳥の季節が訪れてきて工作はしばらくお休みになってしまいました。

月日の経つのは早いもの・・・今日は2022年の10月です。
早いとこバーサライタ時計3号機を完成させないとまた来年になってしまうかも・・・
そこで力(リキ)を入れてプログラムを完成させました。

やっと完成した3号機の画像です。
秒針は赤色、分針は白色、時針は黄色と色を変えてみました。


テストの様子を動画でご覧ください。

先ず通常の時計の動きです。
秒針は約1秒間隔で歩進しています。
60秒(一回り)で分針は1分(1/60)回転します。
分針が12分歩進で時針は1目盛(1/5時間)歩進します。

秒針の歩進を速めて分針の動きを確認しました。
秒針の速度を最高にしたので秒針は停止していますが分針、時針は歩進しています。

分針の歩進を速めて時針の動きを確認しました。
分針が12目盛(12分)進んで時針は1目盛(1/5時間)進みます。
分針が1周り(60分)で時針は5目盛(1時間)歩進します。


動画画面上に「黒い」筋が回転して見えますが、これは動画を撮影したカメラのシャッター速度と
点滅しながら回転するLEDの回転速度との差から生ずるイメージ画像だと思います。
肉眼で観察している場合には現れません。

バーサライタ時計の工作を始めてから足掛け2年。
何とか3号機を作ることができました。
これをもってこのシリーズを完了といたします。

長らくお付き合いださった皆様、誠にありがとうございました。
これからも応援のほど、よろしくお願いいたします。

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