2024年11月30日(土曜日) 晴れ
模型機関車の走行や踏切遮断機の開閉を制御する回路はブレッドボードに組み立てていました。
ブレッドボードは回路の組立・変更が簡単に行えて便利ですが、設置面積が大きくなったり、
配線が乱雑になったり困ったこともあります。
そこでブレッドボードの回路をプリント基板(蛇の目ランドのフリー基板)に移植しました。
配線はすべて「ワイヤーのハンダ付け」です。 ONかOFFかの信号だけを扱うのですから
ノイズや歪などは気にしないで配線しました。
走行制御部の回路図です。
配線チェックのための確認マーク(鉛筆太線)で見づらいですけど・・・
踏切遮断機開閉と警報機点滅を制御する回路図です。
ランドとランド間はワイヤーをハンダ付けして接続します。
配線完了した基板です。
ブレッドボード組立回路とプリント基板組み立ての比較です。
プリント基板回路で機関車を走らせてみました。
テスト走行はうまくいきました。
しかし、新たな疑問が湧いてきました。
それはPWM(パルス幅制御)でモーターを回すときのことです。
レールに供給するPWM電圧はパルス状の電圧がかかりますが、片側がHIGHの時、
もう一方はLOWでこれでモーターに電圧が加わり、モーターは回転します。
パルスがLOWの時は両方のレールがLOWになり、モーターが短絡状態になります。
すると回転中のモーターには回転方向と逆向きの電流が流れて逆回転させようとする
力が働き、ブレーキがかかることになるのです。
ちょっと走ってはブレーキ、ちょっと走ってはブレーキ・・・を繰り返していたので
はないかということです。
今までずーっとこんな状態で機関車を走らせていたのですが、モーターの回転を制御
するICには出力端子間を「ハイ・インピーダンス」にするというモードがあります。
これを使って走らせる実験をしてみます。
(続く)
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