不埒な天国 ~Il paradiso irragionevole

道理だけでは進めない世界で、じたばたした生き様を晒すのも一興

Pasqua e Castella

2005-03-28 19:00:00 | うんちく・小ネタ
先日友人からいただいた日本のお菓子。
亀田製菓の「つまみ種」。
小袋になっていてその袋の裏面に
「絵で見る世界食べある記」というミニコラムがついている。

復活祭の日につまんでいた小袋が
偶然にも(いや必然だ!)
「ポルトガルの昔お菓子」というタイトルで
隣国スペインがイスパニアといった昔、
ポルトガルにイスパニアから伝わった、
イースター(復活祭)につきものの菓子があった。
という書き出しで始まっていました。

それを読んでいて、
やおらカステラの起源に興味を持ったのです。
カステラがポルトガルからやってきたってこと
宣教師によって長崎にもたらされたということ、
カステラはおいしいということはよく知っているのですが、
それ以外はほとんど知らない。

なので探してみました。
詳しかったのはこちら
長崎カステラの公式サイトの中にある
「カステラ文化誌」。
とってもわかりやすく書かれているので
読んでもらえばいいのですが、
すっごく簡単にまとめると
「カステラ」という名前は
スペインの「カスティリア地方」に由来し
その製法などはスペインの「ビスコチョ」と
ポルトガルの「パンデロー」を元にしているということで。
元々は同じ文化圏ですから、発祥はあの辺なわけですね。
そしてどちらも昔は縁起のいい食べ物だったので
宗教祝日やお祝いの席で食べたらしい。

これを書いていて
カステラが食べたくなったのはもちろん、
ポルトガルの「パンデロー」が食べたくなりました。

余談ですが、私にとってカステラと言えば
どうしても
♪カステラ一番、でんわは二番、三時のおやつは♪の
文明堂なのですが
福砂屋もおいしいですよねぇ。




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Fioritura

2005-03-28 14:25:34 | 日記・エッセイ・コラム
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フィレンツェは京都と姉妹都市を結んでいるということもあって、
ちょっと街外れに「京都通り」という名の通りがあります。
そしてそこは桜並木で飾られています。
ちょっと遠いので、まだ今年は確認に行ってないのですが
そろそろ咲く頃かしら?

イタリアではこの時期には桜によく似た
白いアーモンドの花が咲きます。
この時期イタリアで
「桜?」と思ったらたいていはアーモンドです。
先日お散歩中に見かけたのはこちら。
アルノ川沿いで凛々しく咲く花。
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ということで
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