ボンクラ中年の暴走日記

とあるオタク気質な中年男の日記

仮面ライダーディケイド 「第28話 アマゾン、トモダチ」

2009-08-11 23:08:17 | 仮面ライダーシリーズ
士達は次の世界に向かった。

その世界はでは士は野球のユニフォームを着ている。手にしたカードには、腕輪のようなものがぼかされて写っている。

道行く人々は、右手を上に上げ、「イーッ!」と挨拶を交わす。挨拶を交わさなかった士達は、大ショッカーではないのではと言われるが、ユウスケは、「大ショッカーはオレ達の敵だ」と言うと、士達の周りを人々が取り囲む。そこに目にアイシャドウが入り、黒い服を着て、大ショッカーのエンブレムがプリントされたカバンを背負った少年が現れ、少年は、大ショッカースクール4年2組のオカムラマサヒコだと名乗る。そして大ショッカーに入団していない者は粛清するとい言うと怪人達が出現。この世界は大ショッカーに占領されていたのだ。

そこに、野生児のようなスタイルをした男が現れ、

「アーーマーーゾーーン!!」

と叫ぶと仮面ライダーアマゾンに変身した。仮面ライダーアマゾンの世界だ。

アマゾンは怪人軍団に敢然と立ち向かう。士もディケイドに変身。アマゾンの助太刀をする。ディケイドはファイナルアタックライドを発動し、怪人一体を倒す。
すると、街の人々が駆けつけ、怪人の応援を始める。怪人が不利になると、人々は怪人を守るように囲み、ライダーの相手をしようとする。さすがに人間の相手をするわけにいかず、士達はアマゾンと共にその場を退却。

共に戦うライダーがいるとアマゾンは嬉しがる。そしてアマゾンは、「ディケイド、アマゾン、トモダチ。」と指で手話のように友達を表すポーズをつける。

士達が逃げた場所には海東が。海東によると、この世界は、十面鬼率いるゲドンが大ショッカーと手を組み、世界征服を企んでいるという。ゲドンは、ライダーが世界を破壊する悪であり、ゲドンが世界を救う正義であるとアマゾンが続ける。やがて人々は大ショッカーに入り、入らない者は追われる身となった、と海東が続けた。海東がこの世界で狙うのはガガの腕輪で、ガガの腕輪争奪のゲームを始めると言い出す。

マサヒコが通う大ショッカースクールでは、例の黒タイツのショッカー戦闘員司会のもと、反乱分子摘発の成績優秀者の表彰式が行われている。マサヒコが表彰。アポロガイストから幹部候補の座も近いと言われる。その様子を見た鳴滝は、「おのれ大ショッカー。このままでは世界が奴等のモノになってしまう。これも全てディケイドのせいだ。」と言う。

アマゾンに、彼のアジトに案内される。そこは光写真館だった。栄次郎が先にヒマワリの花を付けた付け鼻をつけてモグラ獣人のマネをしている。

夏海は、士がこの世界でするべきことはこの世界をアマゾンと共に救うことだと言う。

マサヒコは、十面鬼にアマゾンのアジトを突き止めるよう命令される。十面鬼は、アマゾンはトカゲのように警戒心が強いが、子供だと騙されやすいため、それを利用しろと言う。だが、マサヒコは騙すのは卑怯だと言うも、アポロガイストが、真の正義を貫くには己の手を汚すことも必要だと言う。

十面鬼は、アマゾンのギギの腕輪を奪い、自身のガガの腕輪と合わせれば超古代文明の力が無限に引き出せると言う。ゲドンのアジトに潜入していた海東は十面鬼がガガの腕輪を持っていることを知る。

士達は、大ショッカーの征服がどれだけ進んでいるかを確かめに調査に出た。士達の前で、スパイの疑いがある者がショッカーの兵士に取り押さえられ、兵士は人々に「反乱分子は内部にも潜んでおり、同士だからといって安心するな。まずは疑うことだ」と言う。この世界は人が人を疑う世界だ。士達は人々に見つかり、反乱分子として追われる身に。

士達はアマゾンに連れられ逃げる。その様子をマサヒコの姉・リツコがアマゾンを見つけたとマサヒコの携帯電話に連絡した。

アマゾン達は追っ手を巻く。アマゾンも士と同様に旅を続けている。アマゾンは安住の地を求めて世界中を旅したが、見つからず、日本に来た時にゲドンとの戦いに巻き込まれ、仮面ライダーアマゾンになったのだ。しかし、アマゾンはどの国にも馴染めず、全てが彼を拒絶していると言う。それは士も同様である。

そこにショッカー戦闘員に追われるマサヒコが。アマゾンとユウスケがマサヒコの救出に向かう。士が何故ショッカーに追われていたかと聞くと、マサヒコは大ショッカーをやめると言ったら始末すると襲ってきたと言う。何故辞めようと思ったかを士が尋ねると、マサヒコはアマゾンの方が信用できると言った。だが、士はマサヒコの事を信用できずにいる。だがアマゾンはマサヒコを信用すると言う。

アマゾンは、マサヒコは暖かいと言う。マサヒコは親父にも暖かいと言われていたことを思い出していた。マサヒコの親父は一年前に亡くなったのだ。

写真館でマサヒコの手当てをしようとしたが、マサヒコは姿を消す。マサヒコは携帯電話でアマゾンのアジトを連絡していたのだ。士は、マサヒコはやはりアマゾンのアジトを知らせるために近づいていたと気付くが、手遅れでアジトはショッカー本部に伝わってしまったのだ。

そこに十面鬼が現れ、ライダーを殲滅すると言う。十面鬼は怪人軍団を召喚。アポロガイストも現れ、マサヒコにライダーと共に名誉の死を遂げろと言う。アポロガイストは人間態から変身。アマゾン、士、ユウスケはそれぞれアマゾン、ディケイド、クウガに変身。ショッカー怪人軍団に立ち向かう。ディケイドはパーフェクターを破壊。そしてファイズに変身。怪人にアマゾンのジャガーショックと大切断が立て続けに炸裂。ゴルゴスが立ちはだかり、クウガが立ち向かうが、クウガ返しを受けてしまう。ファイズもファイズ返しを食らいディケイドに戻ってしまう。ディケイドの背後からアポロガイストがマグナムショットを発砲。ディケイドがかわすもマサヒコに当たりそうになり、アマゾンがマサヒコを庇い被弾してしまう。と同時に変身が解除。ディケイドはアポロガイストとゴルゴスの猛攻に絶体絶命に。アマゾンは倒れ、マサヒコにギギの腕輪を奪われてしまう・・・。

今回より仮面ライダーアマゾンの世界に。アマゾンの世界も劇場版とリンクしており、士達は大ショッカーに立ち向かいます。
アマゾンの、士と似たようなどの世界にも馴染めない孤独感はオリジナルの「仮面ライダーアマゾン」の初期話にもあり、今回もそれが描かれており、アマゾンでは外せない要素です。あと“トモダチ”を示すポーズもあり、オリジナルを尊重しているのが良かったです。

“夏の仮面ライダー祭”実施中。