ボンクラ中年の暴走日記

とあるオタク気質な中年男の日記

仮面ライダーW 「第21話 還ってきたT/女には向かないメロディ」

2010-02-07 17:47:01 | 仮面ライダーシリーズ
照井と真倉は、警察の情報をガイアメモリの流通者に流す内通者・氷室を追い詰めた。

だが氷室は逃走・照井達をマスカレードドーパントが取り囲む。真倉がコケて気絶した瞬間、照井はアクセルに変身。マスカレードドーパントに立ち向かう。

逃走中の氷室は、口笛の音色と共に現れたドーパントを見て、溝口か、と聞き、お前は死んだはずじゃなかったのかと言う。

アクセルはマスカレードをなぎ倒す。ドーパントは氷室を消す。そこにアクセルが現れ、ドーパントに立ち向かうも逃げられてしまう。

残ったマスカレードが照井を狙撃しようとした瞬間、マスカレード目がけて拳銃の火が放たれた。

マスカレードを撃ったのは、風都署・超常犯罪捜査課に配属された九条綾だった。

鳴海探偵事務所に、真倉が訪れ、翔太郎に捜査協力を依頼。だが、翔太郎はハードボイルドは権力にはなびかないと言う。フィリップは、真倉が頭を下げて依頼するのだからよほどのことなのだろうと興味深いと言う。

トレーニング中、照井は綾から、ドーパントに殺された氷室は窓口に過ぎず、本当の内通者は他にいると言い、心当たりがあると聞かされる。照井はすぐ証拠を固め、そいつをあげると言う。

トレーニング中の照井と綾を見て、真倉は照井を出し抜き、綾にカッコイイところを見せたいだけだと亜樹子とフィリップに呆れられる。翔太郎は、照井に一度ガツンと思い知らせてやりたいと真倉に協力する。

翔太郎達は、ウォッチャマンから、阿久津という男が裏社会では有名な悪徳刑事で、その男の周りで、失業者が何人も行方不明になっているというウワサもあると聞く。翔太郎達は阿久津を尾行。阿久津はサンタちゃんを連れて行く。照井も阿久津をマークしていた。綾が照井と同行しているのを見た真倉は早速阿久津を逮捕しようと先走るが、阿久津はサンタちゃんを放り出し逃走。照井と綾は阿久津の後を追う。

照井は阿久津を追い詰める。そこに口笛の音色と共にドーパントが現れ、照井に襲い掛かる。そして、阿久津に襲い掛かり、溝口は死んだはずだと阿久津に言われると、ドーパントはお前達を迎えに地獄から戻ってきたと言う。そこに翔太郎が現れ、2人はWに変身。ドーパントに立ち向かう。その隙に阿久津は逃走。照井は阿久津が落としたキーホルダーを拾う。

Wはヒートメタルに変身。だがドーパントに逃げられてしまう。

綾はせっかく掴んだ敵組織に迫る糸口が、と言うも、まだ糸は繋がっていると、照井は阿久津が落としたキーホルダーを取り出す。それには“Catherine”と書いてある。

冴子はアクセルと“ダブリュー”のメモリを持つ男の間には妙な因縁があると言う。そこに阿久津から冴子に連絡が入り、命を狙われているため助けてくれと言う。

照井と共に探偵事務所を訪れた綾はフィリップに“Nice to meet you.”と挨拶する。フィリップは、綾に右足を怪我しているのかと聞く。だが亜樹子がフィリップは変わり者だとフォローする。

照井は一つ確かめたいことがあると言い、阿久津はあのドーパントを溝口と呼んだと言う。溝口は綾の同僚で風都署捜査一課の刑事だった。そして半年前に裏金を巡る汚職事件で懲戒免職になった。そして世間やマスコミに追い詰められ、崖から飛び降りて死亡したのだ。真倉が最低な男だと言うと、綾は溝口は優秀な刑事だったと言う。

なぜそんな立派な刑事が汚職なんて、と翔太郎が言うと、綾はそれは濡れ衣で、溝口は氷室と阿久津に消されたのだと言う。翔太郎は、つまり溝口は生きていて、自分を罠にはめた奴らに復讐を始めた、と言う。

照井は阿久津が落としたキーホルダーの検索をフィリップに依頼。

溝口と綾は恋人同士で、風都タワーを一緒に眺めている時、溝口はいつも口笛を吹いていた。照井は、自身に“ダブリュー”のメモリを持つ男という復讐相手がいるため、溝口の復讐の気持ちが分かると綾に言う。

検索結果、フィリップは阿久津の潜伏場所が分かったと言い、“キャサリン”というのは、阿久津の所有するクルーザーの名前だと言う。

翔太郎達は阿久津のクルーザーを発見。阿久津を追い詰めた照井は、連れ去った人達をどうしたのか聞き出すと、阿久津はガイアメモリの商品テストの実験台にされたらしいと言う。そして氷室を殺した後はオレを狙っていると言う。それを聞いた翔太郎が命は刑務所で守ってもらえと言うと、スミロドンドーパントが現れ、阿久津はオレの命を守るのはあいつだと言う。

翔太郎とフィリップはWに、照井はアクセルに変身、スミロドンに立ち向かう。その隙に阿久津は逃走、クルーザーを爆破。

ドーパントの正体は綾だった・・・。


今回は、裏金汚職事件の濡れ衣を着せられ、殺されたはずの溝口がドーパントとして濡れ衣を着せた氷室と阿久津に復讐を果たす・・・という内容でしたが、ドーパントの正体は溝口ではなく、その彼女の九条綾でした。そりゃ、自身が尊敬までしていた彼氏が罠にはめられ、挙句の果てに殺されてしまったのだから、ドーパントになってまでも復讐したがるってもんですね。だから照井も綾がドーパントだと知りながらも、溝口の復讐心を理解したのでしょうね。

綾を演じたのは、「特捜戦隊デカレンジャー」でデカイエロー=礼紋芙莉花(ジャスミン)を演じた木下あゆ美氏で、「デカレンジャー」から5年以上たっても相変わらずの美人で、真倉がホレテマウヤロー!!となってしまうのもわかりますね。

ちなみに、阿久津を演じた大高洋夫氏は、「轟轟戦隊ボウケンジャー」で大神官ガジャを演じていました。「W」は戦隊シリーズの出演者のゲストが多いですね。