ボンクラ中年の暴走日記

とあるオタク気質な中年男の日記

「電人ザボーガー」が劇場映画で復活

2010-06-13 21:59:07 | 特撮その他
1974(昭和49)年4月~1975(昭和50)年6月にフジテレビ系にて放映されていた「電人ザボーガー」が来年劇場映画で復活するそうです。以前からウワサは聞いていましたが、本当だったようです。

ザボーガーは、主人公の秘密刑事・大門豊の怒りの電流によってオートバイからロボットに変形、大門のヘルメットのインカムから繰り出される指令で作動し、大門自身も戦闘力が高く、ザボーガーと共にΣ団に立ち向かいます。ラスト1クールには恐竜軍団が出現、松江健のマシーンバッハとザボーガーが合体し、ストロングザボーガーにパワーアップ。以前にも書きましたが、オートバイがロボットになるというのは、「仮面ライダー555」のオートバジンでもやっており、「仮面ライダーW」の仮面ライダーアクセルのバイクフォームの変身にも受け継がれています。主人公の大門豊を演じたのは、直前まで「仮面ライダーV3」でライダーマン=結城丈二を演じていた山口暁(後・山口豪久)氏で、大門のライバル・秋月玄は後に「ジャッカー電撃隊」でクローバーキング=大地文太を演じる風戸佑介氏が演じていました。
リアルタイム時は私はまだ生まれて間もない頃だったので、見たのは再放送でした。

主人公・大門豊の「青年期の章」、「熟年期の章」の2部構成となっており、青年期の大門は、「炎神戦隊ゴーオンジャー」でゴーオンレッド=江角走輔を演じた古原靖久氏、熟年期の大門は板尾創路氏が演ずるとの事。ザボーガーのデザイン、大門の衣装などほぼ当時のものに忠実なデザインとなっています。

マシーンホークやストロングザボーガー、ザボーガー基地(笑)などが出るのかどうか気になったりしますが、来年の公開が待ち遠しいですね。




天装戦隊ゴセイジャー 「epic18 地球を浄める宿命の騎士」

2010-06-13 17:25:43 | スーパー戦隊シリーズ
アラタ達5人は、マスターヘッドから、幽魔獣は1万年前地球を毒の星にしようとしたが、当時のゴセイジャーによってエルレイの箱に封印されたと聞かされる。5人は更にゴセイナイトのことをマスターヘッドに聞くが、ゴセイナイトという天使は存在せず、グランディオンヘッダーは確かに存在し、当時のゴセイジャーに使えて幽魔獣と戦っていたが、倒す最中に行方不明となり、何らかの力で超進化を遂げたと言う。

ニュースでは、湾岸工業地帯のベルビレッジ工業の工場に謎の怪人が現れ暴れているとほうじている。その怪人とはゴセイナイトだった・・・。

ゴセイナイトの前にゴセイジャーが立ちはだかり工場破壊を阻止しようとするが、ナイトはこの工場はこの星を汚す液体を垂れ流しているために破壊レベル8だと言う。

膜インと筋グゴンミイラのゼイ腐を蘇らせる。

敵もいないのに建物を破壊するゴセイナイトに対し何なんだお前はとハイドに聞かれると、ナイトは私はただのヘッダーではなく、地球に力を与えられて進化し、1万年前当時のゴセイジャーと共に幽魔獣と戦っていたが、気付くと戦いから遠ざかっており、分厚い氷の大地に眠り、その長い年月の中で地球は弱りつつあり、このまま汚染が続けば間違いなく滅ぶと感じており、それを食い止めるために地球は自らの力を与えてくれ、幽魔獣の復活をきっかけに目覚め、今のゴセイジャーがこれほど頼りにならないとは思わず、これからは一人で地球を守ると言い、グランディオンヘッダーになり、私は地球の浄化作用そのものだと言ってその場を去る。

その頃テレビ局にゼイ腐が現れる。テレビではチャンネルを変えてもUMAテレビショッピングを流しており、アイドルキャスターのトサカイオが全身に包帯を巻き、包帯の宣伝をしている。5人がそれを見ていると突然テレビ画面から包帯が飛び出し、イスに巻きつき、そのイスは粉々になってしまう。幽魔獣の新たな作戦である。データスが街で人々が包帯に巻かれるという情報を感知。5人は現場に急行。データスは発信源がテレビ局であることをキャッチ。ゼイ腐の包帯を電波に乗せて、何千万本に増やし、包帯で地球を巻き、ミイラ化して腐った住みやすい星にしようという幽魔獣の作戦なのだ。

ゴセイジャーがテレビ局に向かうと、かつてウォースターの幹部であったブレドランが姿を変え、チュパカブラの武レドランとしてウォースター戦闘員ビービを引きつれ立ちはだかる。ゴセイジャーはビービを蹴散らしているとグランディオンヘッダーが現れ、マシングランディオンとなりテレビ局を破壊しようとする。ゴセイジャーは阻止しようとするが、グランディオンは私はあくまでも守るのはこの星であり、破壊すれば片がつくと言う。ゴセイジャーはゼイ腐の結界を突破し、テレビ局に入り幽魔獣を倒すと言う。ゴセイナイトは5分だけ待つ、その間に倒せと言う。

5人はテレビ局に潜入。街では天知博士がワンセグテレビをつけたために人々が包帯巻きとなってしまう。

ゴセイナイトは、人間とは愚かな奴らであり、守護する価値があると考えている。

ゼイ腐が「ゼイ腐の部屋」という番組を収録中、レッド、ピンク、ブルーがゼイ腐を見つけ、ゼイ腐に立ち向かう。
「タイムリミット。ここからは私のターンだ!」
タイムリミットの5分が過ぎ、テレビ局を破壊しようとするとブラックが天装術で阻止しようとする。そしてゴセイナイトも同じ天装術を発動、ブラックに放つ。ブラックとイエローはゴセイナイトの圧倒的な強さに歯が立たない。レッド達はゼイ腐をテレビ局の外に弾き出す。そしてレッドはナイトにこいつが地球をミイラ化しようとしている奴だと言う。ゴセイナイトはそれを認識し、シーイックパワー、スカイックパワーを駆使する。ゴセイナイトは地球の力を全て持つのだ。ゴセイナイトはゼイ腐を倒した。人々は元に戻った。

ゼイ腐が巨大化。ゴセイナイトはその場を去ろうとするが、レッドはオレ達が何のために戦うか見てて欲しいと言う。5人がゴセイグレートに搭乗し、ゼイ腐に立ち向かう。アナザーシーイックグレート、アナザーランディックグレートと次々に変化、ハイパーグレートとなり、ハイパーヘッダーストライクでゼイ腐にトドメを刺した。

護星天使が守りたいものはみんなの笑顔なのだ。だがゴセイナイトには意味のないものである。
「ゴセイナイト・・・使えそうだな・・・。」
その様子をみていた武レドランがつぶやいた・・・。


ゴセイジャー達が地球の人々の笑顔を守るために戦うというのに対し、ゴセイナイトが守りたいのはあくまで地球そのものであり、そのためには人々が犠牲になってもかまわない、というより人間は守るに値しないという考えの持ち主で、利己的な部分は、かつての「星獣戦隊ギンガマン」の黒騎士ブルブラックを思い出しました。そういえば、この2人は騎士=ナイトつながりですね。とはいえ、いつかは互いに歩み寄り、認め合うのでしょうね。

人類を信じるという考えの持ち主と環境保全のために人類排除の対立というのは、何となく「大鉄人17」の17対ブレインの図式を想起させます。

ハイドがゴセイナイトに何なんだお前はといった辺りは何となくどこぞの通りすがりの仮面ライダーを思い出しました。