ボンクラ中年の暴走日記

とあるオタク気質な中年男の日記

仮面ライダーオーズ/OOO 「第30話 王とパンダと炎の記憶」

2011-04-17 19:56:04 | 仮面ライダーシリーズ
映司はグリードからアンクを救出し、シャチ、ウナギ、バッタのメダルでオーズに変身し、その場を退却する。

鳥のグリードはヤミーを作る能力はあるが、記憶が無いようであり、僕はどことだけ言い、まるで母鳥を探す雛鳥のようである。

真木は知世子と共に自身の生家に行く。救急箱を取りに行った知世子は真木の姉が知世子に瓜二つであることに気付く。真木の姉は結婚式の前日に火事で亡くなったのだ。知世子の会ったせいでここに来たと真木は言う。

アンクはメダルを奪われたせいで弱っており、映司は伊達にセルメダルを分けて欲しいと言う。伊達はアンクに自身のこと、鳥のヤミー、オーズについて知っていることを全部話せと言う。アンクはお前達は知る必要はないと言うが、映司も知りたがっており、話すだけでセルメダルをもらえるなら得だと言う。

後藤は新規入社した社員のデータを入力しているように見せかけ、オーズやメダルのことについての資料を閲覧しようとしているものの不可能であり、鴻上に気付かれ資料室に案内され、メダルやオーズについて聞かされる。
グリード誕生のきっかけはとある王が世界を支配する力を欲したことによってであり、その王が800年前のオーズである。王は様々な生き物の力で作られたメダルを取り込むことで神に近い存在になろうとした。そしてそれを狙いオーズに味方した鳥のグリード・アンクがいた(ここまでが鴻上の説明)。(ここからアンク)だが王は欲望の塊でオーズの力を使いすぎて暴走、アンクは自分のコアメダルを取り戻そうとして右腕だけ封印された。アンクの意志は封印された方のコアにあった。そのためにアンクは残った体をメダルに分解したと思い込んでいた。(鴻上の説明に戻る)だがアンクの体は確固たる存在としてそのまま保管された。鴻上はそれをヨーロッパから持ち帰り、それは800年の間に育った自分を求める欲望の塊であり、それはコアメダルを抜いた途端に開放された。

カザリがグリードから人間に変身するのを見て、アンク(グリード)も少年の姿に変身する。

真木の人形は姉の形見なのだ。物語がエンドマークで完成するように、人間もまた死で完成するという言葉は真木が姉から聞いたものであった。真木は知世子のことを本当のの姉さんはこんな人じゃないと知世子を追い返す。

伊達はヤミーの気配を察知し、ヤミーの元に向かう。そして映司とアンクも後を追う。映司は肝心なことをまだ聞いてないと、アンクに、お前ともう1人のお前がひとつになったらどうなるのかと聞く。アンクは、弱いほうが消える、当然消える気はないと答える。

伊達はバースに変身し、ヤミーに立ち向かう。そこに映司達が駆けつけ、映司はオーズに変身し、バースを援護。オーズはタカ・クジャク・バッタのメダルで時間稼ぎをし、バースがブレストキャノンでヤミーにトドメを刺した。

真木はたった一人の話し相手であり、両親亡きあと親代わりだった姉が結婚して離れていくのが許せなく、結婚式前夜に姉が寝ている部屋に火をつけたのだった。真木の前にカザリとアンク少年態が現れ、カザリは僕と手を組むかどうかと聞く。真木は答えは最初から出ており、世界は早く終わらせなければならない、美しく、優しいうちに、いずれその人を醜く変える前に、と言うと研究所を爆破させる。そしてカンドロイドが一斉に研究所を脱出。

映司とアンクの前に真木、カザリ、アンク少年態が現れ、カザリはアンクに君がアンクでいられるのも長くないかもねと言った。


今回はアンクの謎が明かされましたが、思っていたよりも早く謎が明かされたような気がします。そして、今後は2人のアンクがどうなるのかというのがストーリー展開の重要事項になることは明らかですね。

そしてもう一方で真木の過去も明らかになり、真木が姉に対して抱いていた優しい姉のままで終わらせたいがために姉の部屋に火をつけたことが真木の口癖である良き終末というきっかけであることもわかりました。真木らしいという感じですね。

謎がいくつか片付き、今後の展開がどうなるか楽しみです。