「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

まだ朝晩は少し寒いが日差しは明るいので、カリフォルニア的に(?)過ごしましょう@辻堂&七里ガ浜

2020-03-18 11:00:13 | あちこち見て歩く
春です。もう春ですよ。

ドガティ君は早朝からクルマにのせられてお出かけ。



ドガティ君は私や妻ととともに、暖かいところに移住したのだ。

なんてたってここはカリフォルニアなのだ。



私やその前後の年代以上の方にはなじみ深い音楽でしょう。

カリフォルニアの青い空♪をYouTubeでどうぞ!!!



アルバート・ハモンドの歌だよね。

英語の原題を厳密に訳すと「カリフォルニアの青い空」ではなく、「南カリフォルニアでは雨はめったに降らない」くらいか。

これがヒットした当時に中学生だった私は、原題とその和訳の差に悩んだもんだ。

そして半世紀ほど経って、今から3年前に生まれて初めてカリフォルニア州のサン・ディエゴ空港にトランジットのため立ち寄ったらこの曲が流れていて、「おぉ~カリフォルニアだな!」なんて思ったのでした。

でもここは神奈川県藤沢市の辻堂海浜公園。かなり違うよね。ikkoさんみたいに「まぼろしぃ~!」 あるいは嘘つき。

ドガティ君はさっそく絶好調で、宙を飛んでいる。



「おとーさん、おかーさん、それにしてもここは広いですね」



「どーして、我々は、ここに毎日来ないのですか?」



さて、ボール遊びの始まりだ。



「おかーさん、ボール遊び楽しい、また投げて」



「もっと遠くに投げてみてよ!」



おメメ、キラキラさ。

ボクのこと、かわいいと思ってるでしょ?

ぴょん・ぴょん・ぴょん



「ボクは走るよ。ボクって速いでしょ?」



「ボールの空中キャッチなんて得意中の得意なのさ」



「おかーさんといっしょに丘を上るぅ~♪」



「でも一気に下るぅ~♪」



「そしてまた宙を飛ぶぅ~♪」



「もっと遠くにボールを投げてよ!」



「遊ぼ・遊ぼ!」



ここはアメリカ西海岸、カリフォルニアなのさ♪



違うってば。

ここは神奈川県なのよ、でもって藤沢市(笑)。

「さぁ、二人とも、掛かって来い。ボクは負けないぞ」



「おとーさん、ボール投げてみなよ」



「とりゃーーーっ!」



「ヒャッホォ~♪」



鴨のみなさん、お散歩中。ドガティ君、鴨さんたちの邪魔しちゃダメよ。



満足しましたか?

ドガティ君は舌がベロリ。かなりお疲れのようです。



楽しかったね。

自宅に帰り、朝ごはん。

しっかり食べたよ。ミルクティも飲んだし、ビタミン、タンパク質、炭水化物、乳酸菌・・・。

そしてまた時間が経って昼ごはんの用意。

パシフィック・ベーカリーのバゲットもあるからね。



アリス・ウォータースさんのレシピ本。



これがなかなかいいのよ。



意外なレシピが多い。

でも申し訳ないが、そのままではちょっとおいしくないのもあるんだ。

勝手に一部捨象して、一部を付け加えるのでした。

鎌倉ハムのパストラミ。これさえ加えれば無敵の食べ物ができあがる。



パシフィック・ベーカリーのバゲットを切って、軽く焼こう。



ベビーリーフにバジル。



卵の黄身。



黄身にニンニクをすりつぶしたもの、そして水。



クレイジーソルトに酢をどぼどぼ。



これでドレッシングは出来上がりだ。

欧米人で不慣れな人はかなり生卵を嫌がるね。気持ちはわかる。しかし生卵はすき焼きに使うと、もうたまらないおいしさだ。生たまかけご飯なんて、もう死にそうなくらいにおいしい簡単激安めし。欧米人のみなさん、日本の生卵を食べよう、表面の殻の洗浄の問題だけだよ。日本の洗浄はかなりのレベルだから大丈夫。

ベビーリーフにトマトにバジル。そして胡椒の効いたパストラミ。



そこへドレッシングをかけてみる。



軽く焼いたバゲットもね。



なんてうまいの。

カリフォルニア的ランチなのでした。



これだけで腹がいっぱいになるな。



よく運動したし。

でもこれでまたしばらくしたら夕方で、ドガティ君の散歩の時間になる。。。
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七里ガ浜でうだうだ(2) 南信州の肉店スズキヤさんの鹿のしゃぶしゃぶ肉を、しゃぶしゃぶ以外の方法で堪能する@自宅厨房

2020-03-17 11:00:28 | 食べ物・飲み物
これは鹿のしゃぶしゃぶ肉。



おいしい部位を薄くスライスしたもので、しゃぶしゃぶしたらとてもおいしい。

しかしそれでは普通なので、しゃぶしゃぶ以外の方法で食べてみようと思う。

鹿肉に加え、小さなフライパンにバター。



予想通り、ドガティ君が寄ってくる。

それを加熱。



この美しい鹿肉のスライスを見よ。



それをバターの海の中で焼く。



醤油も垂らす。

うまそうだわぁ。バター醤油って最高。



七味もかけてサッと食べる。



そしてまた焼く。



しゃぶしゃぶ用のお肉の利点。

薄くスライスされているので、総重量はたいしたことないのに、お肉の表面積的にずいぶんたくさん楽しめるところ。

ここまでは前菜に過ぎない (笑)

*********************************************

次に行きましょう。

ごま油を使う。



スライス肉を切る。



ごま油でいためる。



タマネギも加えて炒める。



そこにめんつゆと砂糖と水を少量加えよう。



一挙に強火で加熱して煮る。



すでに十分炒めてあるので、煮るのはわずかな時間でいい。

火をとめる。そして卵を割り入れる。



どんぶりにごはんを入れ、その上にできたものをぶっかける。

ぶっかけてから卵の黄身を割る。



ネギや七味を載せる。



どや、うまそうやろぉ?

めんつゆ+砂糖の味は無敵。さらに卵が入ると、ちょうどすき焼きみたいな味だ。



あぁ~おいしかった。



しゃぶしゃぶ肉はハイレベルなお肉で、そのまましゃぶしゃぶでとてもおいしく食べられる。

しかし薄いスライスの肉は、バター醤油で焼く、あるいはすき焼き風に炒めて煮ることでも相当おいしくなる。

スズキヤさんの鹿肉は通販可能だ ⇒ http://www.jingisu.com/
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七里ガ浜でうだうだ(1) 三井住友銀行のATMにいろいろと思う

2020-03-16 11:00:45 | モノ・お金
「おとーさん、どこ行くの?」と玄関でドガティ君が問う。



西友七里ヶ浜店だよ。そこしか私には行くところがないの。

外を歩くとやがて見えてくる、我が街唯一のATMがこれ。



三井住友銀行のATMだ。同行藤沢支店の出張所という扱い。

変わらぬ景色。と思いきや何かが変化している。

ここ(↓)には何かがあった。



この看板だ。



しかしそれが今はない。



相変わらずのATMだが、かなり象徴的なできごとだ。



永遠のライバル三菱UFJ銀行と三井住友銀行は、電撃的にATMの共同開放を発表した。看板を取り外したことは、そのことに直結している。



どちらの顧客がどちらのATMを利用しても、余計な料金はかからない。便利になったーー♪と喜ぶべき変化だ。

しかしこの事実には、もっと意味深な何かがある。

ひとつは、それくらいしないと銀行経営が難しくなっているということだ。ATMをあちこちに設置して維持するのはカネがかかることだということなのだ。だからの共同開放。一旦合計数ではATMが増える。しかしやがてATMは減って行くというのがポイントだ。そうでないと銀行経営的には意味がない。

さらにもうひとつ。やがてATMすらなくなるデジタル時代がやってくる。電子マネー、デジタル通貨の時代が来るのだ。

デジタル化は単に便利ってことだけじゃない。ATMで現金を管理運営するってことやもっと言うと銀行の支店をあちこちに展開することは、環境的にもかなり無駄が多い。エコじゃないのだ。デジタル化はそれをすべて環境的負荷が軽い電子信号に置き換えてくれる。そんなことを感じるATMの変化だった。



暇なので、海方向に散歩。



この日は日差しがまぶしい日だった。



サクラのプロムナードのソメイヨシノは先週から一部は開花している。



再びATMだ。何度もお見せしちゃう。



パシフィックベーカリーでパンを買う。



さらに海側へ移動。



風が強いな。波もある。



あつてニッセイに勤務し、そこを辞めて独立して今は保険代理店を経営する後田亨氏の著書。12-13年ほど前に出た本だが。



ニッセイの社員が自ら入る生命保険商品はニッセイやその代理店が顧客に一生懸命薦める保険商品ではないということや、さらにニッセイの前世紀的体質まで暴露している。

例を挙げれば、社長が支社にやって来た時は支社の全員が拍手して社長を迎えるし、その拍手を事前に練習したということを後田氏はニッセイのある支社で経験したらしい。



保険って怖いよね。保険会社は「たくさんの契約者が払い込んだ保険料はプールされて、それが万が一の事態に陥った気の毒な契約者に保険金としてまとめて支払われる」と言う。しかし顧客が払い込んだ保険料の多くは、その前に、保険会社によって使われてしまっている。保険会社の経費率は驚くほど高い。

仕組み的には、日本宝くじ協会と似ている。

あるいは大手ハウスメーカーにも似ている。顧客が大手ハウスメーカーに払い込んだ大金の多くは、顧客に引き渡される家とはまったく無関係なところでかなりの部分が使われてしまっているからね。大手ハウスメーカーの巨大な本社ビルに行ってごらんなさい。あるいは全国にある営業所のビル。あるいは全国にある住宅展示場。その維持・管理費もすごいだろうし、そこで働いている人々は住宅建築そのものとは全く無関係な仕事をしている人々である。役員、経理、財務、総務、営業、法務・・・・。しかもそのような社員が何万人もいながら、建築現場で家をせっせと建てている人たちは、そのハウスメーカーの社員ではないのである。下請け工務店の大工さんや設備の職人さんたちだ。

【つづく】



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COVID-19! 世界の金融市場がますます悲惨な様相を呈した3月第2週を振り返る@鎌倉七里ガ浜

2020-03-15 00:00:58 | モノ・お金
3月の第2週、世界の株式市場は荒れに荒れた。

1週間前にご紹介したVIX指数のお話をもう一度しよう。恐怖指数とも言う。米国株式の代表的指数であるS&P500を将来売買する権利であるオプション取引の価格から割り出されるのがVIX指数だ。この指数が大きいほど、市場参加者が今後30日間に米国株式市場が大きく変動すると予想していることを示している。

3月6日(金)にその指数が40を超えたので、「それってこの10年でも稀なことだから、3月9日(月)の週は荒れるかもねぇ~」とこのブログで申し上げたわけだが、本当にそうなってしまった。米国株式市場は史上最大の変動を記録した。すごいよね。

下のグラフはVIX指数だ。日時終値ベースで、3月12日(木)にそれは80に迫り(右の黄色い丸)、リーマンショック時のピーク(左のオレンジの丸)にほぼ並んだ。

【VIX指数】


さて、3月16日(月)の週も、大荒れになるのだろうか?

トランプはFRB(米国中央銀行)が適切な金融政策をとっていないとパウエル議長をまたしても非難し、もっと金利を下げろと議長を恫喝している。しかし単純な金融緩和政策はCOVID-19に対して効果はなさそうだ。イタリアや中国のように国内の一部が封鎖されたり、欧州大陸から米国への入国が停止されるなど、実物(人やモノ)の動きが封じ込められてしまうことで将来の経済に不安が増しているので、そこにいくらカネを注入しても不安の解消にはならない。何かできるとしたら、もっと直接的な政策が必要なのだろう。

世の中では「史上最大の下げ幅」という言葉が繰り返されているが、幅自体はあまり重要ではないよね。より合理的には下げ幅ではなく、下げ率を見た方がいい。当たり前だけど・・・100円のものが50円下げる(50%の下げ)のと、500円のものが200円下げる(40%の下げ)なら、後者の方が下げ幅は大きいが、下げ率は小さい。S&P500なんて指数は長期的にはずっと上昇してきたし、わずか3週間ほど前までは史上最高値を更新していたのだから、過去の下落局面と同じ率で下げるだけで、史上最大の下げ幅ってことになってしまう。

米国株式指数(S&P500)で前回のリーマン・ショック(左の黄色の丸)と今回の下げ(右のオレンジの丸)をグラフで見よう。

【S&P500 ノーマル】


どちらも高値から底までで指数は800~900くらいは下げているのだから、今回の下げも12日(木)につけた水準で、下げとしてはもう十分だという人もいる。

しかしすでに書いたように下げ幅だけで議論はできない。下げ率で見たいところだ。それを見るなら、このグラフの縦軸を対数(log)で表せばいい。

みなさんのPCに入っているMS Excelで上のグラフを描いたら、軸のオプションをクリックして「対数」を選ぶだけで、上のグラフは下のグラフのように変わる。logは高校の数学で習ったでしょ。これなら100円の株式が10円下がるのも、1,000円の株式が100円下がるのも、同じ現象のように表現してくれる。

【S&P500 対数】


ご覧の通り縦軸を対数に変更すると、今回の下げはリーマン・ショックのそれに比較してまだ遥かに小さいことが、視覚的に鮮明になる。

しかも今回の下げは他と比較できないくらい、まだ期間が短い。今回の急落はCOVID-19という得体の知れないものがその主たる原因であり、それゆえ市場はそれによる市場への影響度合いが読み切れず、いつも以上に動揺している。

一方、リーマン・ショック時の下落の背景は、それ以前からはっきりしていた。米国では今世紀に入って大きな金融緩和があり、その後は一転引き締めがあり、そんな中で住宅ローンが貸し込まれていったが、住宅価格はやがて下げ始め、それでも住宅ローンは本来なら借りるべきでない人にまで貸し付けられるようになり、その後住宅ローンの債務不履行や返済延滞が大量発生する・・・といった流れがあった。米国の銀行は、住宅ローンをそのまま保有するなんてことはしない。その7~8割が証券化されモーゲージ債券と呼ばれるものになり、市場に売却される。その残高は国債市場と並ぶ大きさになっている。リーマン・ショックの時はそんな大きな市場がドカーーン!と爆発したような状態になった。その時悪玉として話題になったサブプライム・ローンって言葉を覚えていますか? 「なんだかよく知らないが、とにかく危なっかしいもの」と記憶している方も多いだろう。

ちょっと話がそれる。米国で住宅ローンを借りようとする人ならまず必要とされるFICOのテストで、660点以上をもらえる人々がプライム層とされ、それ未満の人々がサブプライム層とされる(この線引きは金融機関により異なる)。後者に貸し付けられたのがサブプライム・ローンである。



米国では個人の返済履歴、負債、資産、収入などを得点化し、それが表す個人の信用力によって、同じ銀行が貸しだす住宅ローンでも金利水準他の条件がまったく異なる。その判断に使われるのがFICOである。米国らしい公平さだねぇ。本当に米国らしいと思う。日本みたいに、ある銀行がどんな人にも同じような金利水準で貸していることが公平なのか? それとも米国みたいなやり方が公平なのか? おそらく米国式が本当の公平というものだろう。米国人から見たら、日本の信用力のある人はそうでない人の犠牲になり、不当に高い金利でローンを借りていることになるだろうね。私はこうした住宅ローンを証券化したモーゲージ債券をさらに加工したモーゲージ派生債券に投資するファンドを日本の機関投資家に購入してもらうということを何年も仕事にして来たので、米国の住宅市場やローン市場やその債券市場について、かなり詳しかった(過去)。

今回の下落のようにあまりに急に大幅に下げるという意味では、リーマン・ショックなんかより、ブラック・マンデーの方が近いだろう。1987年のことだ。FRBの総裁にグリーンスパンがなってまだわずかだった頃、やって来た激震。相場はその前からじわじわと弱くなり、やがてドスン!と下げて比較的短期間に高値(左のオレンジ色の丸)から底値(右のオレンジ色の丸)まで3割ほど下げた(下のグラフ)。しかしこのブラック・マンデーだって、その前にプラザ合意(1985年)があり、そこからいろいろ原因を重ねて、起こった出来事だ。ハッキリした下地があったのだ。

【ブラック・マンデー】


30年以上前のこと、まだ20代だった私は当時ロンドンで働いていて、ブラック・マンデーの当日、ロンドンの昼過ぎにニューヨークの朝が始まり、ロンドンの夜遅くになってニューヨークの市場が閉まるまで、ずっとオフィスでその動きを見ていた。「こんなことがありうるのか?」と、私は信じられない気分だった。ニューヨーク市場の株式市場、債券市場の日中の動きを覚えている。暴落した株式市場と暴騰した債券市場を見て、私は「世界は二度と元に戻れないのではないか?」とも思った。

でも、そんなことはないのだ。これだけひどく落ちても、2年後にはしっかり回復しているのが、上のグラフで見てとれるでしょ? 落ちた後に買った人は大儲けできたのだ。

今回もすでに一旦は3割くらい下げているから、そろそろ終わり?・・・いやぁ~、今回はそうは行かないと思う。今回の下げは訳がわからない。COVID-19って、我々がよく見知った経済現象とは別のものだから。加えて今回はあまりに急激に下落している。まだパニックみたいな状態で、何が何だかよくわからない。

でももしあなたに貯金があって、なにも買う予定がないなら、どこかでリスク資産(株式や低格付け債券や不動産や石油などの商品)を買うつもりで準備していましょう。10年に一度の大チャンスが今後どこかで現れそうだよ。いつも急激な下げが次のチャンスをもたらしてくれる。あまりに勢いのついた下落は、市場の株式や債券の価格を不合理な水準まで押し下げてしまう。仕組みが複雑だったり、信用度が低いものほどその傾向が強い。だからその後それらがリバウンドを開始した時は、回復速度がとっても早い。



リスク資産(株式や低格付け債券や不動産や石油などの商品)はこうした局面で一斉に下げるので、それを避けようと思った誰もが、逆の動きをするものや低相関・無相関なものを(異なる動きをするもの)に投資する。私もそうだ。そうしたことが理由で私が買ったグローバル・マクロ戦略ヘッジファンドの直近のパフォーマンスはどうなんだろう?

私のヘッジファンドは2月は株式で大やられして、債券で大勝ちして、若干のプラスに持ち込んだ。しかし今月はどうなってるんだろう?

直近の債券市場は不思議な動きをした。

米国国債の利回り、10年(青)、3カ月(オレンジ)単位は%


金融当局は金融緩和の姿勢を鮮明にしている。そうなると短期金利は低く推移する。オレンジ色の線がそれで、米国の国債3カ月物の利回りの推移だ。こちらはほぼ一貫して下げ。一方、面白いのは青の米国の長期国債(10年)の利回りだ。利回りが急スピードで下げたので、その低すぎる水準を見て修正されたのか、やがて上がり始めた。COVID-19を受けた米国中央銀行の金融緩和スタンスを反映した短期金利の単純な動きとは対照的に、長期債の利回りは明らかに異なる何かを反映している。こういうのがすっごく面白いねえ。

私の可愛いヘッジファンドは、この局面で、どんなポジションを取っているだろうか?




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江ノ電稲村ヶ崎駅前はぶか牛肉店でお買い物(4) 裏メニューと言うか残り物で、ミネストローネとバゲットで週末は終了

2020-03-14 00:07:13 | 食べ物・飲み物
まだ続くこのお話。

最初のお話で出て来たトリッパで使った材料のうち、ハチノス以外の材料の残りを利用して、軽く食べましょう。

● タマネギの残り
● ニンジンの残り
● セロリの残り
● パセリの残り
● ニンニクの残り



これで休日も終わりだ。

野菜をいっぱい飲み込めば、体の中もきれいになりますよ。

全部を刻む。



これで休日も終わった。

休日の終わりはいつもこんな調子。

軽く終わろうね。週末は昼間いつもいっぱい食べて飲んでだしねえ。

パセリもね。



新たに加える材料は、ベーコン。



卵を茹でる。これは明日の朝食用で、今回は関係ない。



我が家では、毎朝卵を食べている。

オリーブオイルを加熱し、ニンニクから始まって上記材料をみんな炒める。



茹で卵が出来上がった。おいしそう。



明日の朝食べましょうね。

ミネストローネの味付けはコンソメだけだ。あとで胡椒も使うけどね。



カットトマトのパックを使いましょう。



もうできたようなもの。



休日汚れたからだを内側から強い日本酒で清めましょう。



パシフィック・ベーカリーで買ったバゲットの残りも食べましょう。



今宵は残り物フェスティバル。

「残りものでいいから、そのパン、おくれぇなぁ」



できてきたよ。

しっかりしたミネストローネ。



「ボクも晩御飯」



おぉ~、最後の北雪。



うまいな、この酒。

ミネストローネもしっかりとできましたよ。



これ全部飲み込みましょう。たっぷりの野菜が体にしみこみます。
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江ノ電稲村ヶ崎駅前はぶか牛肉店でお買い物(3) 焼き豚を食べるが、それに加えて和風高菜炒飯にワンタンスープ

2020-03-13 00:00:52 | 食べ物・飲み物
はぶか牛肉店のお話のシリーズ3回目。

お天気が悪い。

そんな日は窓を閉め切って大音量で聴くと楽しい音楽を♪



サー・サイモン・ラトル指揮によるベルリンの演奏。

こちらはちょっと違って、ラトルのちょっと古い録音ですが、どうぞお楽しみくださいね。



ホルストの惑星(ジュピター)♪

大音量でどうぞ(笑)

はぶか牛肉店で購入した焼き豚はまだある。



うまそうなタレに使って、まだビニール袋の中にあるのだ。

朝からずっと雨。



惑星を感じる朝。

しかし太陽のありがたさはあまり感じられない雨天。

やまやの高菜漬け。



壮大なホルストの組曲を聴きながら、壮大な高菜漬けの世界の深さに浸ろう。

紀文のちくわもあるよ。



素晴らしい惑星のひとつに生まれたひとつの素晴らしい食べ物、ちくわ。

現れた食いしん坊犬。



本日必要なのはこのごま油。



我が家は本当にごま油をよく消費する家だ。

ごま油は壮大な宇宙を感じさせる和風高菜炒飯に必須の調味料。

あとはネギに卵。まるでどんぶりでも作るみたいだ。



でも違う。

「おとーさん、それ何や?」



これか? これはちくわや。あんたの食べるもんとちゃうで。



惑星聴いてんねん。邪魔せんといてや。

「それ、うまそやな。ボクにも一切れくれへんか?」



無理やわ。あかんわ。あんたにはあげられへんわ。

長ネギを刻む。



「ボクの視線、キツイやろぉ~。はよ何かくれへんと睨み殺したるでぇ~。どや?」



なんぼ睨んだかて、あかんて。あんたの視線なんてしれてるわ。

おとーさんを睨み倒してみいや。笑うわ、ほんまに。

どうだ、この整然と切られたちくわの眺め。



こちらは妻がつくったワンタン。スープとの相性がぴったり。



本日はこれらを合わせた食事になる。

スープの味付けは、オイスター・ソースに中華だし。そして醤油を少し。加えてごま油もね。



ごまも入れようね。黒ゴマは我らの和風炒飯へ。白ゴマはスープに使う。



スープはすぐできあがる。



蓮華も出してくる。



ニンニクをひとかけら確保。



あ、あああ。

ニンニクの横でも、私にスペシウム光線をあてて来る犬がいる。



「おとーさん、なんでもいいから、なんかくれーー」



妻がつくったワンタン(を冷凍したもの)。



それを加熱したスープに浸ける。



本日もお酒、北雪純米。おいち。



熱いごはんの表面を冷やす。



こちらがはぶかさんの焼き豚。うまそーー。



「それ、ちょっとでいいからおくれぇなぁ、ボクに。。。」



あかんがな、無理やわ。

ワンタンスープも出来上がってきた。



少量のごま油でちくわと高菜漬けを炒めている。



これだけでもおいしそうだ。



ここからは和風炒飯づくり。香味ペーストもちょっと使う。



ごはんにネギ。ごま油で炒めて、そこに先ほどのちくわと高菜漬けもね。



醤油でサッと香りづけ。



卵は先に少し加えて、最後に大量に入れる。



とりゃぁっ!と中華鍋を振り回したら出来上がり。

黒ゴマを振る。旨いぞぉ。



ワンタンスープも。向こうにははぶか牛肉店の焼き豚も。



いいだろぉ~。



和風炒飯もおいしいぞ。ごま油の香りがプン!とする。



おぉ~ワンタン、ワンタン。



サラサラ・パクパク。おいしいランチだ。



お手軽だね。でもおいしい。

「ボクも少しはほしい」



七味もかけましょうや。



「おい、ボクに何かちょっとはくれや!」



残念。

ランチは終了だ。



ドガティ君、残念でした。



稲村ケ崎駅前のはぶか牛肉店の製品でいろいろと楽しめた週末であった。

【つづく】
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江ノ電稲村ケ崎駅前はぶか牛肉店でお買い物(2) はぶか牛肉店の名品である焼き豚入り自作の広東麺風ラーメン

2020-03-12 00:00:57 | 食べ物・飲み物
前回の続きのお話だ。

江ノ電七里ヶ浜駅前のはぶか牛肉店で買ったのはハチノスだけじゃない。

麺に焼き豚。



麺は鎌倉市大町の邦栄堂製麺さんが作ったものだよ。

はぶかさんでその麺が買える。

はぶかさんの焼き豚は塩味でおいしい。人気の製品だ。



塩味の効いた焼き豚。

甘味の強い焼き豚とは異なり、これならば中華麺と一緒に使える。

中華料理で使う調味料たちも、これと併せて使っても味としては問題ない。

酒も飲もう。塩と胡椒も用意しておこう。



ニンニク(皮むき)をみじん切りし、油の中で加熱したあと、野菜を刻んだものをそこで炒めたら、塩と胡椒で軽く味付け。



オイスターソースに中華鶏ガラだしを入れ、水を入れて煮る。



麺をほぐす。



片栗粉もね。



とろみをつけて、広東麺風だ。



もうすぐだぞ。



ほら、できた。



自作、広東麺風ラーメン、はぶかスタイル。



おいしかったよ。

はぶかさんの焼き豚は最高だ。

【つづく】
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江ノ電稲村ケ崎駅前はぶか牛肉店でお買い物(1) またしてもトリッパ 、でも白ワイン煮であっさりと素材の風味を楽しむ

2020-03-11 00:00:41 | 食べ物・飲み物
私が仕事から帰って来た。

この日は江ノ電稲村ケ崎駅で下車。



駅前にはあのはぶか牛肉店がある。



私はそこでトリッパの材料、つまり牛の胃であるハチノスを購入した。

それ以外にもいくつか買ったものがある。

本日の音楽はYouTubeでBeatlesのDay Tripper♪



トリッパを作る時の私のテーマ曲だ。

「先日もトリッパ作ってなかった?」という疑問もございましょう。

たしかにそうです。でも伝統的トマト系トリッパよりも、白ワインや日本酒でサッと煮たトリッパは、トリッパ本来の香りも強く楽しめて私としては一層好きな味わいなのだ。



もう夜遅いから本日は調理しないが、下茹でだけはしておこう。

ハーブティを飲みながら下茹で。



熱湯に酢を入れて茹でる。



まさに地獄絵巻。ブツブツしたハチノスに熱湯。



「すごいニオイやわぁ~、おとーさん何してんのん?」とドガティ君が登場。



ドガティ君を無視してハチノスを洗う。



「それ、たまりませんやん。前に嗅いだことあるわ、このニオイ。それ何やねんな?」とドガティ君が問う。



これはハチノスって言いまんねん。牛の胃袋や。この前も教えたやろ。覚えときや。



「なんやねんな、きっつい言い方やな。愛する家族に対する気持ち感じ取れんモノ言いやな」とドガティ君。



新たな熱湯で二度目、三度目と洗って作業終了。



ラップでくるんで冷蔵庫へ。



また明日。ランチ前に調理しましょう。

********************************************

翌日の昼前。

西友から買ってきた野菜。各種香味野菜にシイタケ。



香味野菜を小さく四角く刻む。



ニンニクやみじん切り、シイタケは四分割。



ストウブの中でニンニクと唐辛子をオリーブオイルで加熱。



「またまたたまらんニオイやないかいな、おとーさん」と再びドガティ君が登場。



「ボクはここで粘るでぇ~」と籠城中。



香味野菜を炒める。



蓋を閉めてストウブ得意の蒸し煮。超弱火でいい。



10分ほどね。



冷蔵庫から前日茹でたハチノスを取り出し、切る。



こうなる。



「おぉ~、切ったら尚のこと香るな。おとーさん、それおくれぇなぁ」



あかんて、これは全部炒めるねん。犬が食べる分は無いねん。



「おとーさん、あんたケチかいな。呆れるわ。少しくらい可愛い犬にやったかてよろしのに」



これはな、しっかり煮ないとあかんねや。生煮えで食べたら、あんたおなか壊すで。



ブイヨンを入れる。



七里ガ浜東のパシフィック・ベーカリーで買ったばかりのバゲットもあるが、その前に食べないといけないカンパーニュもあるので、それから先に食べようね。



強い視線を感じて下を見たら、スペシューム光線を下から私に浴びせている犬が1匹。



かなりしつこいな。

ここでチリ産ワインが登場だ。



ただしちょっと変わっている。

ヴィオニエだよ。



このヴィオニエをドボドボと150ccくらい鍋に入れるのだ。

おいしいよね、ヴィオニエ。このワイナリーのワインでヴィオニエ種を飲むのは初めてだ。

そういえば私にとってはおなじみのヴィレッジセラーズからも春のワイン・カタログが来ていたね。



もう23年。少しずつ買い続けている。

さあ、だいたいできたかな。



そこでシイタケを入れる。



パセリも用意。



出来上がりさ。



タマネギやセロリがかなりの量で溶け込んでいる。



人参はおおよそそのままの形で残っているな。

野菜を大量に食べたなという気にもなる料理。

トマトを使ったトリッパもおいしい。

しかしトマトは使わず、白ワインで野菜と煮るだけのこのトリッパは、トリッパの素材そのものをより強く楽しむことができる。


コンチャ・イ・トロのヴィオニエもどんどん飲みましょう。



いやぁ~、これは美味い。



「ボクにもくれよぉ!」とテーブル下から出てくるドガティ君。



【つづく】







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フラワー・アレンジメント@鎌倉七里ガ浜

2020-03-10 00:00:41 | 内装・インテリア
毎度ご紹介しております妻の作品。

フラワー・アレンジメントです。



妻が言うには、まるでニコライ・バーグマンのアレンジ(↓ これ本物)!!



・・・うっそぉ~♪

まぼろしぃ~♪・・・はい、まぼろしです。

今回のテーマは春のモーブカラー(パープル系)を散らしたアレンジメント。

これはリースではなく、リング状の花器に入っているのです。



多肉植物と一緒にユニークさを出してアレンジせよと先生に言われて苦心して作ったそうです。



左端のスイートピー(↓)もユニークさの強調になっている(らしい)のですよ。



角度を低くしてみましょう。



中央の大きなナランキュラスは、そのポンポンマルヴァという種類で、最近流行最先端だそうです。

色とりどりです。



これだけの異なった質感、カラーの花を取りそろえた組み合わせは楽しいですね。
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最近読んだ面白い小説@鎌倉七里ガ浜

2020-03-08 18:24:27 | 本/音楽/映画
まだまだ寒い日が多い。

そんな日にはおでん。



美しいなぁ、おでん。

料理の撮影って、どの角度から撮るかでずいぶん違って見える。

左右水平に、また上下垂直に腕を動かして、どこから撮影しようかと悩む。

最近読んだ小説の中で、面白かったものをご紹介。

相場英雄のトップリーグ。



一流新聞社の政治部に所属するエリート記者が首相や官房長官を担当する。

日本の権力の中枢を垣間見ているような気分。とても華やかな世界だ。

テンポが速く、次々と予想外なことが起こるので、読んでいて飽きない。

次、袖月裕子の慈雨。



この慈雨は対照的に地味な小説だ。

駐在さんから始めた警察官が刑事になり、長年地味に捜査を続けてやがて退官する。

一方は華やかな小説で他方は地味な小説なんだが、二つの小説に共通するのは主人公が組織の論理に負けるところだ。

どんな組織も自己防衛に走る。

一方は新聞社で他方は警察という組織だが、どちらの組織にも本来背負っている重要な社会的使命がある。ところがこれらの小説ではそれら組織がその社会的使命を逸脱し、自己防衛のためにむしろその使命に背いて行動していることを、主人公は知るようになる。しかもそれに主人公自身が加担してしまう。それは自身が勤務する組織が、社会に対し悪影響を与えることにつながる。しかし主人公自身がその組織に所属し仕事して、それでお金をもらって生活するには、それを続けざるを得ない。

冷たい言い方をすると、これは組織内における主人公の自己防衛でもある。保身とも言える。やろうと思えば、主人公はそれを世に告発することもできるし、その組織をあっさり辞めることだって可能なのに、そうはしないわけだからやはり保身だ。そこに主人公の葛藤、悔しい思いがある。そしてどちらの小説も、やがて主人公がその無念を晴らす時が来る・・・。

ああ、面白い。

こんなことは民間企業でも役所でもたくさんあるだろうなあ。組織ってつらいなあ、と思いながら読んだ。

民間企業では企業組織全体 vs. 企業内の一部の葛藤なんて、きっといっぱいあるよね。上場された企業でも、そこで雇われた一部の人たちの利益のために、企業全体の利益が損なわれる(=株主も損している)状態が継続するなんてことは日常茶飯事でしょう。上場でも非上場でも、その企業の株主やその他大勢の社員が詳細を知ったら怒り心頭!なんて細かい事実が、その企業の内外でいきなり暴露されたりすることがある。カルロス・ゴーン氏の金の使い方が典型だ。あのゴーン氏が権勢を振るっていた時に日産自動車内では、公私混同の彼の金の使い方に反発を覚えながらも、彼の近くで自己保身のためそれに加担していた社員がたくさんいたはずだ。日産自動車は巨大企業だが、もっと小さなレベルでそんな話は日本中にあるだろう。

トップリーグ続編のトップリーグ2は、それに類似した保身に走った前作トップリーグの主人公が、数年経って無念を晴らすお話だ。



これがまた面白いのだ。大手新聞社のエリート記者という、誰もがうらやむ社会的ポジションを捨てる覚悟で、主人公は新聞社の膿や政治の暗部を抉り出すべく捨て身の行動に出る。

よくこんなストーリー展開を考えるよね。

このトップリーグ、トップリーグ2の著者である相場英雄さんの小説は他にもいくつかあるが、こんなのを買ってみた。

まだ読んでいない。

震える牛。



さらにガラパゴス上下巻。



どちらも事件や企業がからみ、社会性のある小説で楽しめそう。

実は面白そうと思って購入し、読んでみて途中で飽きてしまう小説も結構あるのだ。もったいないから最後まで読むけど、ちょっと苦痛。

小説って不思議だよね。わずかに書きぶりが違うだけで、面白くも退屈にもなる。

最後にまたまたおいしいおでん画像。



今度は最初のよりはもうちょっと上から。

おでん種を詳しく見ることが可能な角度だ。
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