音楽の喜び フルートとともに

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シリコンカバー

2008-06-03 23:02:31 | 楽器アクセサリー

朝起きると、やっぱり右手が痛い。
フルートを持ってみなくちゃ。

昨日は全体に痛くてわからなかったけれど、どうも、中指、薬指2本の関節は大丈夫みたい。
手の甲の3指の付け根の骨の靭帯と、小指の第2関節の靭帯を痛めたみたいです。
ということは、指の幅をこれ以上広げないようにテーピングの方法を変え、中指の付け根の関節が思ったより痛いので、中指を固定。images

これでフルートを持ってみる。大丈夫。どこも痛くない。吹いてみる・・左手を使う高音は大丈夫だけれど、低音域はだめ。幅を固定すると、小指を動かそうとすると、リングキーの穴が完全に塞げない。
CやE♭は全滅。テープを貼っているし。
「そうそう、シリコンカバーがどっかにあったはず
買ったときに一回つけたきり。無い方がなれるのが早いと思って使わなかった。「どこにいったんだろう?」

ぜんぜん思い出せない。家捜しをしていると、結婚、出産後フルートを再開したきっかけとなった、アラン・マリオン先生と一緒に映っている写真がでてきました。紛失したと思っていたのに。なんだかドキッ
そしてシリコンカバーがでてきました。右のキー3個のリングにはめて吹いてみると…吹ける、吹ける。images
向かって左端はカバー無し、右端2個はシリコンカバーを入れたところ。

なんとか行けそう。DCDCとか、低音のC#Cが頻繁に出てこなければ。

明日みんなで練習する曲をさらってみると、Cの出てくる「小舟にて」と意外なことに「カノン」のF#EDEがやりにくい。それ以外はなんとかなる。
よしこれで大丈夫。2週間も吹かないなんて考えられない。

しかし、マリオン先生の写真が出てくるなんて。私はいつも自分の人生の中のどの位置にフルートを持ってくるか悩みながら来ました。
子育て中は子どもたちが一番。それから、夫、フルートでした。
子どもが自立しつつある今また、どこに持ってくるか真剣に考えるときがやってきたのだと思います。
事故が起こってやっぱり私はフルートは捨てられない。どんな状態でも吹いていたい。そんなことが確認できました。先生の写真が見つかるなんて…お箸も、ペンも持てないのにフルートが持てるって言うのも、何かの恩寵かもしれない、そんなことも思います。とりあえず、明日みんなに迷惑をかけないですんだってことに安心