夜、Sさんと音楽で遊ぼうの打ち合わせ。夏にふさわしい曲、野田暉行さん編曲の「浜辺の歌」を合わせてみるとやっぱり美しい。いろんな人が編曲しているけれど、野田さんの編曲をやってみると、もう他の編曲では物足りない。他の人もそのようで、この曲集は増刷を重ねています。
7月はこれで行こう!
otakaのコンチェルトを打合せが終わってから、最後に合わせて録音。
前回、ボイストレックのステレオマイクを忘れて、録音を決行したら、和音を弾いたら「ボッ」、単音「ポポン、ポポン」と鼓のような音。フルートは音がやせて情けない。
残響が少なく至近距離、家庭の防音室での録音にはマイクがないとだめ。ということがわかりました。
機械のことはよくわからないですが、ボイストレックで録音したらwma方式になり、Ituneに入れたら、変換されてmpeg4になります。すると、8MB位のが、27MB位のファイルになって、音質がとてもよくなります。
演奏した以上にはなりませんが。とっても不思議です。
otakaは聴いてみると、一楽章は私が慌てすぎてバタバタ。二楽章は落ち着いたものの、三楽章は8分の7拍子が甘い。リズム感が課題です。
よく見える鏡を覗くと、しみやしわが見えて嫌になりますが、夢や希望ではなく、今の等身大の自分を知ると背筋がピンと伸びるような気がします。録音を聴くことは鏡を覗くことと同じ。
音を客観的に聴いてみると、まずいところがいろいろあることがわかります。ぞっとするけれど、それも自分。ありがたいことに演奏は変えていくことができます。まずいところに向き合えば、必ず解決の糸口は見えてきます。音楽は生もの、取り組み続けること、前進し続けることこそが、音楽だと思うこの頃です。