音楽の喜び フルートとともに

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肩甲骨と骨盤

2009-07-29 22:08:33 | 音楽

心と体のワーク、今日で一区切り。
今日は立って出来る、肩甲骨、骨盤を意識する動きを学びました。
片方の肩甲骨を壁につけて時計の文字盤を描くように骨を中心に360度一センチくらいの円を描きます。

それを骨盤でも。

うまく回れなくても大丈夫。脳は賢いので、自覚がなくても、骨をちゃんと適正な位置に修正してくれるそうです。

帰って早速フルートを吹くと、良い感じです。壁を使ってできるので、寝てやっていた時より効率がいいです。
思いついて、吹きながら壁を使ってみました。すると、フルートは右方向に構えて持つので、普通に壁に平行に身体をして、背中をつけると、左の肩甲骨の端が壁につきません。それをつけたまま…つまり、肺を広げ効率的に息を使おうとすると、首を左45度に向けるとちょうど肩甲骨をつけたまま吹くことができます。

昔から、私達が学んできた基本の形は、肺を有効に使うために理にかなっていたことが身体でわかります。
そして、私が思っているよりも、少し左に向けたほうが、肺が広がって息を有効に使えることがわかってきました。息の余裕があると、音だけでなく、運指や、気持ちにも余裕が出来ます。

体と心は繋がっています。

今日は、昼から、Sさんと伴奏あわせをしました。前回あわせた時の録音を聴くと、音程が甘い。
前回から一週間、音程を中心に修正して、今度はなかなかばっちり。後は、忙しいところでも理性を失わなければ何とかなりそう・・・たぶん。
Sさんは今日も子育て相談電話を持ちながら、途中30分ほど中断。
子育て中のお母さんには命綱。私も時々相談しています。
本当にありがたい存在です。

その間に無伴奏のヒンデミットや、フォーレを録音して。音響が良い場所で時々は演奏してみないと、落ちこんでしまいます。
夜聞いてみると、音程はいいけれど、今度は、音響が良い場所で演奏するとスタッカートがところどころ繋がって聞こえてしまいます。これが次なる課題かぁ・・・終わりなき挑戦です。