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ジュピターと呼ばれる交響曲

2024-02-27 21:00:00 | 古典
次男が入院して、明日手術です。
9:00に病院まで送って、説明を受けました。
手術の手順の説明ビデオ。
全身麻酔でするので、麻酔科医さんの説明、聞き取り。

病棟案内。説明。
…とあれ?
先生によれば2.3日から、1週間の入院といわれましたが、病棟看護師さんから早くても、3月12日まで入院。
リハビリを入れたら3月19日。
長い!
説明とは違うと言ったら、「どういう状態で退院したいかによりますね。」
ということでした。
「自宅2階に上がれるようになってから。」というと、
「先生に聞いておきますね。」
ということでした。
あれれ?どちらが本当かな?

明日は13:00〜4時間の手術だそうです。付き添いに行きますが、コロナ対策で病院にはいられないそうです。
初めに行って一旦帰って、また行くかな?

交響曲第41番 ハ長調 K. 551 は、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791年)
神聖ローマ帝国ザルツブルク㈹司教領ザルツブルク生まれ、神聖ローマ帝国オーストリア大公国ウィーン没
1789年モーツァルト
が1788年に作曲した交響曲で、最後の交響曲です。
『ジュピター』(Jupiter)の愛称で親しまれています。

1788年8月10日に完成し、同年に作曲された『第39番 変ホ長調』(K. 543、6月26日完成)、『第40番 ト短調』(K. 550、7月25日完成)とともに「3大交響曲」と呼ばれています。
他の2曲とともに作曲の目的や初演の日時は不明です。

モーツァルトを尊敬していたリヒャルト・シュトラウス


は、1878年1月26日にルートヴィヒ・トゥイレに宛てた手紙に「私が聴いた音楽の中で最も偉大なものである。終曲のフーガを聞いたとき、私は天国にいるかの思いがした」と称賛しています。また1926年には自身の指揮で録音も行なっています。

自筆稿は現在ベルリン国立図書館
にあります。

『ジュピター』(ドイツ語では『ユーピター』)という愛称はモーツァルト自身によるものではなく、本作のスケールの大きさ、輝かしく荘厳な曲想からローマ神話の最高神ユーピテル(ギリシア神話でいうゼウス)にちなんで付けられたもので、標題的な意味合いはありません。

これは同時代のヨハン・ペーター・ザーロモン(1745年 - 1815年)

ボン生まれのヴァイオリニスト
が名付けたとヴィンセント・ノヴェロ(1781年 - 1861年)の『モーツァルト巡礼』(1855年)に紹介されています。

またイギリスのタイムズ紙(1817年5月8日)

には、翌5月9日にハノーヴァー・スクエア・ルームズ

で開催される演奏会の広告に "Grand Sinfonie (Jupiter), Mozart" と記載されていることから、19世紀半ばにはすでに広く知れ渡っていたと考えられます。

また一説には、ヨハン・バプティスト・クラーマー(1771年 - 1858年)

が自ら設立した出版社「J・B・クラーマー& Co.」で楽譜を出版する際に付けたともいわれていて、伝えられるところによると、第1楽章冒頭の和音がクラーマーにユーピテルが落とす雷を連想させたからといわれています。

ユーピテル(ジュピター)・トナンス像
プラド美術館所蔵
『ジュピター』という愛称が定着するまでは、ドイツ語で「最終フーガを伴った交響曲」といった意味の "Sinfonie mit der Schlussfuge" という愛称でも呼ばれていました。こちらは現在では完全に廃れてしまっています(1937年に出版されたケッヘル目録の第3版では、副題として表記されています)。

また、日本ではごく稀に『木星』と訳している媒体もありますが、明らかな誤訳です。

第4楽章で使われる「ジュピター音型」と呼ばれる(C - D - F - E、ド・レ・ファ・ミの4音符)は、モーツァルトがたいへん好んだモチーフです。

これを使ったモーツァルトの曲は
『交響曲(第55番)変ロ長調』(K. 45b) - 第1楽章
『ミサ・プレヴィス ヘ長調』(K. 192) - 第3曲「クレド」
『ミサ曲 ハ長調《クレド・ミサ》』(K. 257) - 第4曲「サンクトゥス」
『交響曲第33番 変ロ長調』(K. 319) - 第1楽章
『3つのバセットホルンのための5つのディヴェルティメント』(K. 439b) - 第4番 第1楽章
『ヴァイオリンソナタ第24番(旧第33番) 変ホ長調』(K. 481) - 第1楽章
があります。