ああ、飽きた飽きた、もう完璧飽きたね。
空から降ってくるものには、白だろうと透明だろうと飽きた!
そんなものはないと思っていた誰かれ構わず話しかけてしまうという得意技が身について。そんなとき決って聞かれる。
「あんた、どこのもんだや」って。
不思議なくらい決まって聞かれる。
日中ふらふらしている者はやはり変わりものなんでしょうね。
でも、君たちにはそんな好意はかけらもない!
もろ、警戒心剥きだし。
ちょっとでも近づこうもんなら、さっと逃げていく、もしくは不審げな様子、はたまた睨み付ける。
可愛くないなあ・・・
そんな君たちも、この寒さじゃあ炬燵で丸まっているしかないか。