まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

『草食男子世代』平成男子図鑑 そういうことか

2009-12-27 10:22:28 | 


それにしてもMステのSMAP、半端じゃなくかっこよかったねえ。
アラフォーのアイドルだよ、いいのか!
ソフトバンクCMも遭遇するたびため息ついているし、HPまでお邪魔して退屈をしのいでいるし。

で、今をときめく嵐。
ああ、彼らが嵐かってわけで、5人揃って歌っているところを初鑑賞・・・ふうーん。

作者深澤さんは、文庫版加筆で、嵐が今年ブレークしたのは、彼らが5人揃って草食男子だからって分析。ジャニーズグループでは珍しいと。
SMAPの後は、か、つーんと言われていたけれど、彼らには肉食が混じっているんだって。平成女子は草食男子好きなんだと。
ふーーんそうなのか。と何となく納得。

とかくこの手の社会世相分析本は賞味期限が短いけれど、アラカンおばさんの私にはまだまだ十分期限内。
あはははっ、そうなのか、そういえばいるよなってサクサクっと読める。

団塊ジュニア世代の20代半ばから30代半ば、がつがつしない旧来の男らしさにこだわらない男を、「男子」と定義付け。
若者とか青年とかじゃなく「男子」ねえ。男子、ピッタリなネーミング。
いろいろな男子が登場しているけれど、私的にそういうことか度が高かった男子。

リスペクト男子 

地元大好き、家族大好き 友達大好き、自分が大好き 
青春アミーゴ、池袋ウエストゲートパーク、木更津、キャッツアイがヒットしたたのもすべてリスペクト男子に受けたって。
そういえば「池袋ウエストゲートパーク」なんて、すべてその要素が入っているもんね。
(池袋西口公園・マコトの母上・タカシ・ご本人マコトけっこうナルシスト。)
ほんとだ。

 
オカン男子 

オカンが好きでどこが悪いって感覚なんだそう 。
彼女が出来たって、就職したって、結婚したって、オカンと暮らしたいと思っている。
それのどこが行かないのかさっぱり分からない感覚。
代表がリリー・フランキー 「東京タワー オカンと、ボクと、時々オトン」
どうも読みたくない気持ちになったのはその感覚にあったのか、と納得。
樹木希林とオダギリジョーの雰囲気が拍車をかけたもんね。
でも、こんな男子いるなってすごーく納得。

ニュアンス男子  

男子の好きな俳優がオダギリジョー。
つかみづらい独特の感性の持ち主だって、うん分かる。
服装やヘアスタイルのスタイリングにこだわりがあるって、ほんと直してあげたくなる時があるもの。
来るもの拒まず去るもの追わずのスタンス。そこがいいんだ。ふんふん納得。


私はツンデレが全く分からなかったけれど。
ふだん人前ではツンツンつれない態度をとるのに、二人きりになると態度が変わってデレデレすることをいうんだって。そうなのか。ツンデレ男子もいるそう。

ま、そのほかいろいろな平成男子がいて。
深澤さんの目線があたたかかったから読んでいて気持ちよく面白かった。

彼らは、これからの時代をどう生きていくのかなとは思うけれど・・・  いっか。      

コメント (6)
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