まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

むだに疲れる

2013-06-05 12:48:49 | くらし

生活拠点が佐渡から本来の自宅に移ったので、持病通院先も元の大病院に移すことにした。
薬も切れそうなのでようよう決意して受診。3年間ほったらかしだったから初診扱い。
8時半受付。まごまごしていたら案内の方が丁寧に説明してくれて。

番号呼ばれる前、私のひとつ前の番号のご老人が受付で係りの説明を受けている。
耳が遠いので係り嬢声が大きい、私のところまではっきり聞こえる。
聞きながら、ああそんなに詳しく言わなくてもすぐに○○科に行ってこれを出してくださいとそれだけでいいのに、などと余計なことを考える。
私だって、そんなあれこれ説明されても混乱するような内容だもの。
後は、フロアにいる案内嬢が○○科に連れてってあげればいいのに、杖ついて難儀そうなのだから。
なんてすでに疲れ始める。

長い間ほったらかしだったから、エコーと血液検査に中央検査室に行ってくださいって。
検査室の呼び出しマイクの声やら受付の呼び出し声やらが入り混じって、しじゅういろいろな指示が飛び交っている。
自分の番かもしれないと思うからぼんやりしていられない。
しかも日頃の生活にない早口、立て続け、の重なり合う声。
脳内疲労がだんだん溜ってくる。

で、エコーの検査の時、ベッドに何の違和感なくうつ伏せに寝る。いつものマッサージの癖でうつ伏せ。
検査の方に「首ですから仰向けでお願いします」って。そっか。
このままずっと寝ていたかったけれど、そうもいかない。仕方ない。
血液も済ませたから、受診科の前に待機。
受付嬢に「78番てどのくらい待ちますか」と聞けども、表示板に出ますから、とそっけない。
後で分かったけれど、別に番号順に呼ばれるわけでもないのね。

さあ、そこからひたすら我慢、自分の番号が出る表示板とにらめっこ。長い長いにらめっこ。
少しも次の人の番号に移らない。まだかまだかと睨み付けるだけ無駄。
睨み付けているから目まで乾いてきたわ。
ひとつの番号なんて30分近くもそのまんま。
診察室に乗り込んで「もうそろそろいかがでしょう、引き上げていただけませんかね」と言いたくなったわ。
いや我慢我慢、自分が重大な病抱えていたら根掘り葉掘り問いただすだろ、と言い聞かせて我慢。
待機場所長椅子に寝そべりたくなってきた頃、待ちに待った我が愛しの番号が点滅。
やれやれ。

結局ね、8時に家を出て11時半近くに帰宅。
まだいいほうか、このくらいなら。このくらいでぐだぐだ言ってたら我儘だ、贅沢だ。などと反省。
でも、病院は疲れる、特に痛みがなくてもあの空間に身を置くだけで疲れる。
偶然、横浜友のご主人と同席で世間話して待っていても疲れる。
脳の芯から何とも言えない疲労感が体中に。ぐでっとくずおれて、はい!

コメント
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