まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

ミモザ剪定

2014-04-10 09:39:24 | 


(タイトルとは関係なく *ベニバナトキワマンサク)

雪と大風で無残にも枝が折れたミモザ。
毎日居間から不格好なその姿を見ていると、早く何とかしてやりたい気持ちが抑えきれず。
花が散り始めてご近所迷惑になろうとしていた先週、意を決してのこぎりを取り出して。
真ん中の太い枝を切り取って枝垂れミモザにしようとしたら、ベランダで洗濯物を取り込んでいたモリタサンと目が合った。

「切るの?」モリタサン、ゼスチャーで問いかけてくる。
私もゼスチャーで返す、が二人ともまどろっこしくなってきて辺り憚らず大声でやり取り。
モリタサン、我慢ならず
「家にいいのがあるわよ。そのくらいの枝なら簡単に切れるわよ、ちょっと待ってて」と。
あれ?なんか話が噛み合わないなと思いつつ、ご厚意に甘える。

「えっ?その枝切るの?ダメよ可哀そうよ。飛び出している枝をちょんちょん切れば大丈夫よ」
モリタサンは大真面目に大反対する。
挙句の果てに私が植木鉢をひっくり返して台にしようとしたら
「そんなのでやるの?家に小さい軽い脚立があるからそれ使ったら?80のばあさんが使っても怖くないから」
とまことに親切に運んで来てくれて。
それに乗って。
「ここの枝なんかどう?このくらいなら簡単でしょ」なんて実演してくれる。
おまけに下の道路に行ってミモザを見上げつつ、
「それよその枝、違うわその横よ」
「先に枯れ枝切ってしまうといいわよ」
「ほらよくなったでしょ、後、道路にはみ出ているのを切ったら」とまことに的確な指示。

その内はっと気が付いたらしく、
「あら嫌だ、よそのお宅のことまで言うことはないわね。終わったら返してくれればいいから」
とそそくさとお帰りになった。

    

(私ね、左写真、真ん中の太い枝から出ている下から2番目の枝のところで切るつもりだったのよ)

おかげでミモザは枝垂れにならず済んで、双方万々歳よ。モリタサンに感謝。
おまけに返しに行ったら「食べてくれる?」と自家栽培のサンチュとサニーレタスをいただいて。
どっちがお礼をしなければいけないのか、と恐縮の限り。柔らかくておいしくいただいたわ。

コメント
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