まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

風格ある桜

2015-04-04 08:56:37 | 植物

例によっての違う道曲がり道。
今までは坂道のてっぺん直進だが、右に曲がるとさらに交通量が少ないことが分かった。
その道を走らせていると、おおーっ!ほぼ1本桜。大好きな1本桜。
桜並木もいいけれど、孤高の1本桜贔屓。

満開にはあとちょい。
広場に威風堂々だから、枝を切り払われることもないだろう(希望)。

この幹回りを見ると年月を感じる。風格漂う。

 

佐渡の桜満開はまだだろうけれど。

母がいた施設の中庭には見事な桜が数本あった。
満開の頃になると、介護士さんたちが入所者をかわるがわる花見に連れ出してくれた。
1,2年、母も車椅子で桜を愛でることができた。
意識も何もなかったけれど、桜の下、陽を浴び目を開けていた母の顔を思い出す。

夫が佐渡で入院しているお母さんを見舞ったのは3月末、もう何年も前のこと。
自宅から駅への道は桜が咲いていた。
夫は落ちていた桜の花を包んで「母さんに見せる」と土産にした。
お母さんは5月に亡くなった。
印象的な出来事、私は覚えているけれどご当人は忘れている。

オヤジ同級生は、去年、入院先から妹さんの車で桜巡りをしたそうな。
「やっぱり真野の桜がいちばんだな」と言っていたそうだ。
桜観た後、彼は6月にあちらに逝ってしまった。

 

 

コメント
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