まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

「だめになってからでいいじゃない」

2015-07-28 07:28:57 | くらし

遅刻友とヨーコチャンが期せずして口をそろえて言った言葉。
もう、引っくり返ったね、目からうろこだわ。

遅刻友はさらに追い打ちかけるように、
「そんなの男の仕事だねか、だんなに任せておけばいいじゃないの」
はああ、そうか。そうすればいいのね。
ヨーコチャンと遅刻友はそうやって人生を送ってきたのね(ちと大げさ)。
そして、なんとなく、あの人には手助けしてやらんと、と思われる可愛い人になっていったのね。

 

いやいや何のことかというと、私が、
「我が家の洗濯機周りの床がべこべこして気になるのよ」
と愚痴ったときの返事お言葉。
「なに、床が抜け落ちたときに考えればいいってこと?」
と聞き返したら、
「そうや、そんときになってから考えればいいねかや。はやから考えてもどうにもなるもんでなし。
まだ抜けとらせんでしょ!?」
ああ、もう敵いません。こういう発想をする方たちがいるのね。
「壊れる前に何とかせねば」と気ばかり焦る私のようなタイプは疲れるのが当たり前だ、とすごく納得。

それからというもの、お二人の考え方を参考に、
『気にする、こだわる、焦る』なんて感情はできるだけ排除して、
「ダメになってから考えればいいじゃない」方式を実行してきたわ。私の我慢の範囲で。

  

だからね。
エアコンが壊れて1年以上たっても、
「いっか、別に。夏はいつか過ぎていくし、寒いときは丹前かぶれば暖かいし」
とやり過ごし、
ウォシュレットの水漏れも、
「いっか床が水浸しになるほどではないし、容器を置いてたまった水を捨てればいいんだから」
と半年もやり過ごし。
でもこれは我慢の範囲を超えているから、たまる量を計測し夫にそれとなくアピール。
テレビのリモコンが効かなくなっても、もう1台ので見りゃあいいんだ、と思えば気にもならない。

こうやって我慢比べをすると、夫の方が先に音を上げた。
今までなら、せっかちな私がその辺我慢ならないから全部交渉してきたが、
「男の仕事だ、だんなに任せておけばいいじゃないか」
の遅刻友の声が天から降ってきて、私は粘ることができたね。あんがと。
というわけでこの度は全部夫が交渉したわ、人に任せることの楽さを知って私は嬉しくなったわ。

  

昨日、エアコン購入、トイレ点検に来てもらい部品交換決定。
これで懸案事項解決。
ああああ、すっきり!って、思うこと自体、まだまだ二人には敵わないってことね。

コメント
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